2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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ケニア>2008年12月13日(Sat)
★ロキチョキオ
:: 旅583日め : 世界旅85ヶ国め : 和人217ヶ国め : あづさ106ヶ国め ::

■ケニアの北西端、トゥルカナ族の町
昨日到着したロキチョキオLokichoggioは、驚くほどたくさんのトゥルカナ族がいて、女性の、大量の首飾りに目を奪われます。

スーダン南部の旅が、予想通りハードだったので、疲れを取らなければなりません。次なるエチオピアへの未知なる道へ行くためにも。

ロキチョキオの町には電気の供給が完全ではないようです。各宿が小型発電機(ガソリンや灯油を燃料にしてモーターを回して発電するもの)を持っています。あまりに暑いので、「電気がほしい」と宿の人に言ってみたら、昼間なのに発電機を回してくれたので、今日は室内、天井ファンの下で過ごしました。おかげで夕方には体力が戻ってきた、というか、体が普通になった感じがしました(ゲンキンなので気のせいかもしれません、笑)。

夕方、町を歩きました。トゥルカナ族の女性が路上で木炭を売って生計を立てている様子が見られました。

その木炭売りの場所から、細い路地に入るところがあったので、入ってみました。英語が話せる女性(Tシャツを着る普通の格好の人)が、いかにもトゥルカナ族という感じの、首まわりにビーズアクセサリーをたっぷりつけた女性を指して嫌そうに「この人連れてってよ」なんてあづさに言うんです。だから「文化的な住人と伝統的民族は仲良くできないのね」などと思ってしまいました。

ほんの少しですが、路地を一緒に歩きました。そうしたら、Tシャツの女性が自宅敷地内に入っていきます。彼女から声をかけてくれたこともあり、あづさはTシャツの女性に声をかけやすかった。ちらっと見えたのが、天然の草で作ったドーム状の伝統的な家だったので、「家見せてくださーい」って、ちょっと頑張ってお願いしてみました。

「家見るのー?」と不思議そうでしたが、あづさが写真を撮りたそうにしているのが伝わったようです。Tシャツの女性は、屋外キッチンも見せてくれました。石と薪しかないシンプルなものでした。さて折角の伝統住居を撮るのだからTシャツおねーさんも一緒に・・・と思っていたら、彼女はさきほどの「この人連れてってよ」のトゥルカナ族姿の女性を、家の前に立たせるんです。

「私の妹だからじゃんじゃん写真撮っていいわよ」ってな感じで(笑)。

彼女と家の写真は、写真館のページにありますので、そちらでお楽しみください。ここでは「あまりにビーズが多くて、まるであなたは首長族!」と嬉しくなる、美しい背中姿を1枚^^

トゥルカナ族

先ほどの「仲良くできないのね」の言葉も撤回です! 2人はとっても仲良し姉妹だったのですから!

今日の体験からも、トゥルカナ族の美しさが一層理解できました。スーダンでのトポサ族との出会いに続き、ここでのトゥルカナ族との出会いもわくわくしっぱなしで、最近コトに旅が楽しいのはあづさの嗜好ならではですね。

古代民族にわくわくしっぱなし、写真を撮ってはニコニコ、写真を見直してはうっとりのあづさを見て、和人は、「族好きあづさ」なんて言葉を作ってしまいました。

  ゾクズキ ・)v
           v(・ ソレガナニカ?
本日の旅
行動 :ロキチョキオ観光
朝食 :チャイ(甘いミルクティー)、チャパティ(薄いアラブパン)/ロキチョキオの食堂、マジワ(トゥルカナ族の発酵ヨーグルト/ロキチョキオの路上
昼食 :マトゥンボ(内臓のトマト煮)、ウガリ(とうもろこし粉を炊いたもの)、ワリ(ごはん)、ニャマ(肉のトマト煮)/ロキチョキオの食堂
夕食 :なし(昼が遅かった)
宿泊 :ワナンチホテルWananchi Hotel

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旅情報
1シリング=1.2円

*ロキチョキオのインターネット
「Cyber」等の看板は幾つかあるが、訪問時町中のインターネットカフェはどれも使用不可(マシンでの文字入力やプリントアウト等の使用のみだった)で、すべての店で薦められたのが「ケッツコム」だった。メインロードにあるミニバス乗り場のある三叉路を北に曲がる(東のロドワー方面を向いて左折)と、300mくらい先の左手。私たちが行ったときはクローズしていたが・・・。