2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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サモア>2010年06月06日(Sun)
★サトゥイアトゥア
:: 旅1123日め : 世界旅189ヶ国め : 和人239ヶ国め : あづさ201ヶ国め ::

■サモアの日曜日体験
素敵なビーチファレでは早朝から、波の音と鳥の声、そして木の実の落ちる音によって徐々に目が覚めていきました。こんな素敵な、まるでハネムーンコテージのようにところ、しかも自然の音と囀りが心地よい中に泊まっているのだから、もちろん連泊しますよー♪

今日は日曜日です。サモア人は敬虔なるキリスト教徒ですから、日曜日に教会に行くことは大変に大事な行いです。丁度宿の向かいに教会があるので、私たちは見学に行くことにしました。

うわびっくりだ。

何がびっくりって、すぐ近くの国であるトンガとの大きな違いです。トンガでは黒い服を着る人が多く、日曜日の教会参列者も黒装が多かったのに、ここでは全員が白い衣装を着ています。「一張羅で着飾る」のはトンガもサモアも同じですが、これだけ白黒分かれるとは驚きました。

でも子供たちが「カメラ好き」なのはどっちも同じね(*^.^*) 私たちのカメラを見つけるとみんなで寄ってきて、「裏ピース」(手の甲をカメラに向けるピース)をして撮影をせがみます。小さい子の中にはピースが出来なくて1本指を立てる子もいれば、人差し指と小指でピースをする子もいます。子供たちが(もちろん私たちも)飲んでいるのは「ココサモア」という、サモア独自の甘いカカオ飲料です。

日曜日の動き方は、早朝に「ウム」という地中料理を仕込み、午前中に教会に参列し、帰宅したらウムを取り出して昼食を食べる。大体はトンガと共通しているみたいです。

教会の見学が終わったあと、宿の近所をお散歩しました。ここサバイイSavai'i島には多くのサモア伝統住居 -柱と床と屋根だけで壁がない家- が多く残っていて、お散歩することを楽しみにしてきました。何軒かの家を見ながら散策していると、とある民家で昼食の同席に誘ってもらえ、3人の子供たちと一緒に、サモアの家庭料理を美味しくいただきました。

可愛いね♪ 全員裏ピース(笑)
和人は男の子の隣に、あづさは和人と手前の女の子の間に座って5人で車座でごはんを食べました。

サモア

こういう体験こそは旅の醍醐味ね。現地で人とふれあい食を味わうことは。サモア人のホスピタリティーが高いことは聞いていましたが、いざその場に自分が入り込んでも、本当にその通りだと思います。お父さんもお母さんも気軽にお替わりをくれるし、子供たちはココサモアを何度もカップに注いでくれます。

食後はきっとみんなお昼寝の時間。私たちも宿に帰ってお昼寝しましょう。「ファアフェタイ!」(ありがとう!)と言って、その家族とお別れしました。でも今いる宿と本当に近所なので、また会えるかもしれません。

ファレのベッドに蚊帳をかけて、2人でお昼寝。枕の向こうに美しい海が見え、さざ波の音を聞きながら、そよ風を受けながらのお昼寝は気持ちよかったです♪


夕方になると日射も弱まり、今度は目の前の海でシュノーケル開始! サバイイの海はとってもきれいで、驚くことに水深2mほどの深さにびっしりと生きた珊瑚がひしめいているんです。珊瑚が多ければもちろん魚も多い、そして水深2mくらいだと魚が深くへ逃げられないので大変間近に見られます。色鮮やかな熱帯魚は見ているだけできれいで楽しい。それだけでなく、時に魚の群れの中に自分が入ってしまうほどの醍醐味が味わえる、この海はシュノーケルが楽しいところでした。

朝食の残りの食パン(うっかりしているうちに蟻にたかられてしまったもの)を持って泳ぎ、魚がいっぱいいるところで食パンを播いたら、魚の見事な乱舞の連続が見られます。

この宿は宿泊料金に朝食と夕食がついていて、夕食はリストの中から好きなものをオーダーできる仕組みになっています。もちろんあづさは2夜連続の「サモアン料理」を注文し、今日は美味しいお魚料理を堪能しました♪
本日の旅
行動 :サトゥイアトゥア観光
朝食 :シリアル2種、ミルク、オレンジ、リンゴ、コーヒー、トースト/宿
昼食 :koko Samoa(ココサモア、サモア産カカオをローストして砕いて砂糖を混ぜたものをお湯に溶かしたもの)、Pua'a(プアア、角切り豚肉ソテー、脂が多く出るので脂煮状態)、talo(ゆでタロイモ)、ピーピー(七面鳥の水煮に小麦粉と塩を加えてホワイトシチューになったもの)/サトゥイアトゥアの民家
夕食 :Suai'a popo(スアイアポポ、サバのような魚をココナッツクリーム水玉ねぎの中で煮たもの、煮汁がナイスなスープとなって添えて出される)、Talo(ゆでタロイモ)、Palusami(パルサミ、タロイモの葉にココナッツミルクと玉ねぎを入れて包んでアルミでくるんで蒸し焼きにしたもの)、spicy fish(スパイシーフィッシュ、カジキのような魚ソテーに少しスパーシーなトマトソースがけ)、ライス、きゅうりレタストマトのサラダ、ビール/宿
宿泊 :サトゥイアトゥアビーチリゾートSatuiatua Beach Resort
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旅情報
1タラ=38.3円

*サバイイ島のビーチファレ
美しい海に面した伝統造りのコテージは、サバイイ島お勧めの滞在の仕方です。サモア観光局はその時点における営業ビーチファレリストを管理しており、問い合わせにより宿泊のアドバイスをもらえます。
info@samoa.travel

サモア観光局を通さなくても、およそ10のビーチファレは電話やメールで直接予約等のコンタクトを取ることができます。連絡先はツーリストインフォメーションや空港インフォメーションでもらえるサモアガイド小冊子に記載されています。