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■サントメの土曜日
そうだ、最初にこれを書いておかなくちゃ!
この日記では「サントメプリンシペSao Tome & Principe」と「サントメSao Tome」が両方出てきますが、「サントメプリンシペ」は国名で、その首都が「サントメ」として一応使い分けています。今後どうぞ宜しくお願いいたします(^^*
昨夜、私たちは貨物船でサントメ港に到着しました。そしてやっと今朝になり、入国手続き所がオープンしたので、朝一番から入国手続きをしました。そして市内散策がてら街を歩き、メルカド(市場)に行って人ごみの中で食事を摂りました。
次にすることは、宿さがしです。サントメプリンシペはポルトガルの植民地であった名残りが強く、今でもポルトガル系の人々のリゾート地的な、アフリカの海に浮かぶ小国です。リゾート地としての要素があるためか、宿代がとても高いのです。安宿でさえ、1泊35ユーロ(5000円以上)とかしちゃうんですよ。今までのアフリカの旅だったら、1000円以下の宿などたくさんあったのにね。
私たちは、幾つかの安宿をめぐりました。そして1泊20ユーロで交渉も成立し、とりあえずは我慢できる価格の宿を見つけることができました。
街をお散歩すると、パステル調のカラフルな街並みが、青空にとっても似合っていることに気付きます。こういうカラフルさは、同じポルトガル支配を受けていたカーボベルデと共通しているのです。島国という共通点もあり、市場に並ぶ鮮魚類の豊富さも、アフリカ大陸本土とは違う豊かさを感じます。海際を歩くのも、なかなか気持ち良いな♪
今日は土曜日、明日は日曜日。
明後日の月曜日からは、強敵アンゴラビザの取得へ向けて精一杯頑張るので、明日は憂鬱なビザ取りのことを忘れて、名物カニが美味しい村に行ってみようと思います。
そして、フランス語圏の旅がガボンでひとまず終わったので、今日からはポルトガル語で会話できるように、地元の人との交流も頑張ろうと思います。
本日の旅
行動 :サントメプリンシペ入国、サントメ観光
朝食 :アロース(トマト少し入ったマギー味の赤豆炊き込みごはん)とバナナ(甘くない加熱用バナナの塩ゆで)にペイシ(素揚げ赤魚トマト玉ねぎにんじん油ピーマンの胡椒味煮)を添えていただく/サントメの市場
昼食 :アロース(白いごはん)、カリルー(茎のしっかりした葉を茎ごとみじん切りにして玉ねぎトマト白身魚の身入りとろみスープ)/サントメの市場
夕食 :Frango Inteiro(フランゴインテーロ、若鶏の丸ごとロースト)、ビール/宿併設バー
宿泊 :レジデンシアルアベニーダジョバンニResidencial Avenida Geovany
旅情報
1サントメプリンシペドブラ=0.007円
1ユーロ=168円
*サントメでの両替
サントメにはATM設置銀行がなく、外貨からの両替が主たる現金獲得の手段となる。私たちが旅した時点では、米ドルやユーロから両替する両替商が、街の中心部付近にたくさんいた。