2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
 旅して » 2人の世界旅 »旅日記 » サントメプリンシペ »
 旅して » 旅紀行 »旅日記 » 世界旅» サントメプリンシペ »
サントメプリンシペ>2008年05月06日(Tue)
サントメ
:: 旅362日め : 世界旅61ヶ国め : 和人214ヶ国め : あづさ82ヶ国め ::

■4度目のアンゴラ大使館
ここサントメSao Tomeでアンゴラ大使館に行くのは、もう4度目になります。

でも、今日は、やっとビザ申請書が受理されました。先週の話ではビザを作るのに2日かかるという説明でしたが、今日の話では1日になっていて、有難いです。

あづさはカメルーンで申請した赤道ギニアビザを申請した翌日にお金ごと突き返されている体験もしているから、もちろん、本物を見るまでは楽観はできません。でも、最悪の事態(門前払い)を迎えなくて、本当に安堵感でいっぱいです。

実はアンゴラは、あづさがアフリカ旅の中で訪れたかった国の筆頭なんです。かつて和人に、「アフリカでどこ行きたいの?」と最初に聞かれたときに、最初に答えたのが「クネネ」(アンゴラ南部の地名)であったほど。

5日間限定のトランジットビザしか申請できませんでしたが、世界各地で取れないアンゴラビザを、ここで取れそうなのって、本当に本当に嬉しい。弱小チームが決勝戦に進出できたくらい、すごいことだし、嬉しいことです。

大使館訪問の後、遅くなったけれどもメルカド(市場)で朝食を食べました。コンゴ共和でダメだったアンゴラビザのこと、ガボンでダメだったアンゴラビザのことを考えると、ここでもダメなのかと泣きそうなこともありましたが、サントメでビザが申請でき、何と言うのかな、心のつっかえが取れた感じ。朝ごはんなのに、冷たいビールで、乾杯したいなって思ったほど、朗らかな気分です。

午後は旅準備と旅計画。

夜は、ママに教わったイカ料理を再現したかったのですが、今日も市場にイカやタコがないので、貝を買って帰り、ママに下ごしらえの方法を教わって、作り慣れてきたサントメ流トマト&油煮込みを作りました。写真は(今日のではないのですが)、サントメの典型的な料理法である「魚介のトマト&油煮込み」です。本当に本当に、本当に美味しい。ちなみにここはポルトガル植民地だった名残りで、売られているワインはポルトガル産です。

サントメ料理

流石島国サントメプリンシペ! 魚介類は、どれも外さず美味しいです。
本日の旅
行動 :アンゴラビザ申請→受理、旅計画、民家泊体験
朝食 :アロース(トマト炊き込みごはん)、ペイシ(素揚げ魚と野菜のトマト油煮)、ビール/サントメの市場
昼食 :なし(朝食がアンゴラ大使館の後で遅かった)
夕食 :赤バナナ、ボンス(貝)の塩レモン和え、ボンスのにんにくマラゲッタ(唐辛子風)ペースト和え、ボンスのトマト野菜油煮、ごはん/ウイソンさんち
宿泊 :ウイソンさんち

関連ページ
行程 行程  お金 お金  写真 写真  お宿 お宿  ご飯 ご飯  ≫2人の世界旅トップ

旅情報
1サントメプリンシペドブラ=0.007円

*サントメプリンシペで取るアンゴラビザ
私たちのときは、居住者以外のビザ取得は困難な状況だった。ポルトガル語で会話できるデンマーク人旅行者が助けてくれたことで、申請は何段階かに渡り進んだが、それでも取得には10日かかった。
申請に必要なものは、申請用紙(1枚3000ドブラで購入、用紙が無料じゃないなんてこんな国初めて)、黒ボールペン(アフリカで最も汎用される青ボールペンはダメ、なんじゃそりゃ)、写真1枚(白黒可)、パスポートコピー1枚、航空券コピー、カルタ(大使館宛の手紙、つまりそれを書くための白い紙が必要)、申請日から2ヶ月有効の5日間有効トランジットビザ、延長不可能、1人30USドル、申請受理の翌日受領。

ここでやっかいなのが、カルタ。以下を手紙風に書く(手書き可)。
『A EMBAIXADA DA REPUBLICA DE ANGOLA NA REPUBLICA DEMOCRATICA DE SAO TOME E PRINCIPE

Nome[氏名], Estado civil[既婚ならcasado、未婚ならsolteiro], natural de JAPAO de nacionalidade JAPONESE, portadora do Passaporte Ordinario N゜[パスポート番号], residente JAPAO, tendo o termo de responsabilidade, vem mui respeitosamente solocitar a essa Embaixada, a concessao de um visto de transito na Republica de Angola para vem periodo de 5 dias.
Sao Tome e Principe, aos[日]de[月]de[西暦]
   [男性ならO、女性ならA] Requerente [署名]』

文字によってはiの・がノになったりaに~が乗ったりするので、大使館の掲示板に張ってあるように書く。

また、申請用紙はポルトガル語のみで英語サポートがなく、大使館内では英語が通じない。記載事項は上から順に以下の通り。
ビザの種類は該当する四角の中に×を記載(○とかレではない)。
NOMEは、MATSUMOTO,AZUSAのように、氏名の間をカンマ区切り。
ESTADO CIVILは、独身ならS、既婚ならCを記入。性別は男性ならM、女性ならFを記入。
誕生日、誕生地、誕生国。→日本ならJAPAO(Aの上に~をつける)。
出生時国籍、現在国籍。→日本ならJAPONESE。
パスポート番号、発行地、発行日、有効期限。
職業(ポルトガル語のスペルを調べていくこと!!!)
その仕事をしていた場所
居住する州と国(私たちは、KINKI、JAPA~Oと記載)、市町村、以下住所、郵便番号
ファックス番号、Eメールアドレス、電話番号
父母それぞれの氏名(カンマ区切り)とその国籍
アンゴラ内滞在地と宿名、宿住所
数行あけたところに入国地(私たちはルアンダの空港名を書いた)
更に数行あけたところに、入国日と出国日。
2ページめに署名。