:: 旅607日め : 世界旅88ヶ国め : 和人217ヶ国め : あづさ108ヶ国め ::
■次の旅路を見つけたい
ジブチから陸路エリトリアへの移動がふさがれています。戦闘の影響による国境封鎖。
それでも次の旅路を見つけなければなりませんから、落ち込んではいても何かしらの行動を起こさなければ。
昨夜の作戦では、
あづさ→イエメニア航空へ行き、空路エリトリアまたはイエメンへ行くチケットを探す
和人→港に行きイエメン行きの船を探す
という相談をしていましたが、今朝になって作戦変更。諸々を考慮して2人で港へ行くことにしました。2人で行っておけば急な展開が待っていたとき即座に相談できるから、という和人の意見によります。
港では、船会社に行くもオフィスは閉まっていて、かなりの時間待ちぼうけ。でも、港の別の船会社オフィスで尋ねたところ、ジブチからエリトリアへ行く船はないと言われたため、私たちは中東イエメンを目指す気持ちが、少しずつ強まってきました。ここジブチからエリトリアへいく飛行機の直行便もないためです。
そして2人の意見一致で、あづさがイエメン大使館へ行きました。
そこからは2人で別行動となりました。あづさがイエメンビザを取り、帰り道には教会を訪ねたり(教会は宿泊施設を併せもつことがしばしばあるからです)しました。和人はその後も港で待ったあと、イエメニア航空へ行きました。イエメンならびにエリトリア行きの片道のチケットは決して売ってもらえないことが分かりました。
この時点で、私たちの旅は、「船でイエメンへ」という道がほぼ確定したように思います。
そうなれば、明日からも毎日港に通って、逃さずイエメン行きの船をつかまえる。
私たちにできることは、もうそれしかないのだろうと思います。
写真は、昨日の写真とは一転して、アラブ漂うジブチシティー。
本日の旅
行動 :旅計画、旅準備、イエメンビザ申請&受領
朝食 :ルペンまたはフォル(バゲットパン)、ベールまたはフォア(じゃがいも玉ねぎトマトの入ったレバーソテー)/ジブチシティーの食堂
昼食 :バリース(半リゾット風ごはん)、豆ピューレがけ、ホダラ(レタスのサラダ)、マラック(じゃがいもキャベツにんじんが入ったスープ)/ジブチシティーの食堂
夕食 :Fatir(ファティール、薄い春巻きのような皮生地を焼き薄焼き卵に重ねて叩き切り、トマト玉ねぎししとうひき肉ソテーと混ぜる)/ジブチシティーの食堂
宿泊 :オテルオッセHotel Horssed
旅情報
1フラン=0.55円
*ジブチシティーで取るイエメンビザ
イエメン大使館は、鉄道駅を出てすぐの幹線道路に立ち左を向くと道が鋭角に分岐しているので、分岐の右にあたる道を進む(ミニバスも走っている)。そうすると右手に広く円形に空き地になっているところに出る。円形空き地の反対側に、赤白黒の国旗が見えるところがイエメン大使館である。1ヶ月シングルビザ(1回入国用)が7000ジブチフランまたは40US$での支払い。トランジットビザは発給していない(トランジットビザを作ったとしても同料金がかかるとのこと)。写真1枚、パスポートコピー1枚必要。午前中の申請で午後の受け取りとなるが、大使館内の椅子に座ってしょぼんと待っていたら20分くらいでビザを作ってくれ午前中に受領できた。