2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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シンガポール>2010年11月28日(Sun)
★シンガポール島
:: 旅1298日め : 世界旅211ヶ国め : 和人245ヶ国め : あづさ218ヶ国め ::

■観光めぐりのサイクルツアーへ
昨日は夜行列車で移動してそのままシンガポールの観光も盛りだくさん!
一昨日は夕方フライトで移動してそのまま国際空港の床で野宿!

実に体は疲れています、け・れ・ど、

昨日ウェーチェンが紹介してくれたバックパッカーホステルのオーナートニー氏が主催する、「シンガポールの見所を自転車でまわろうサイクルツアー」に招待していただけたのです! 疲れたなんて言っている場合じゃないですよね。シンガポール生まれシンガポール育ちでシンガポールをこよなく愛し、シンガポールに来る旅人にシンガポールを見せたい人が案内してくれるツアーは良いものに決まっている! 今日も元気を出して頑張ってこようと思います♪(^o^)

9時半ホステル集合、10時半スタート。

きれいな街並み、整備された海岸「イーストコーストパーク」には公営のレジャー施設。テントを張るのもバーベキューをするのもきれいな公衆トイレも全部無料の様子。今日は日曜日で海水浴を楽しむ人がたくさんいました。シンガポールは小さな都市国家ですが、国民にレジャー娯楽をも供給している政府の努力も感じます。あまりに皆が楽しそうで、あづさは「こういう国なら、私も住めそうだなー、住みたいなー!」と思いました。世界旅211ヶ国目にして初めて抱いた感情です! それまで多くの国を旅しても「自分が住む国はやっぱり日本」と思ってきたのを僅かな時間で打ち砕くシンガポール、本当に良いところなのです。

遺跡を見て、高級マンション街や貯水池周辺も走り、おそらくは今日のメインの観光ポイントの1つである、上下水施設へ。

この20年で、シンガポールは発展途上国から一気に世界有数の先進国へと駆け上がってきました。その歴史は常に「水の歴史」と連動しています。シンガポールには山がなく、すなわち山から下りる川がなく、つまり、人口550万人の生活用水を確保することが常に課題だったのでしょう。一応2061年まではお隣マレーシアから水を輸入する協定ができていますが、シンガポールは「お前のところにいるなんて嫌やねん!」とマレーシアという連邦国家を脱退して独立した背景もあり(※注:英語歴史書を読むとマレーシアにキックバック「された」という表現も出てくることもあるので本当はどっちなのでしょう?)、マレーシアからは水料金跳ね上げの脅しにかけられたりと、安定した水供給システムが作られていないのが現状です。

現在進行形のプロジェクトは、下水を上水に変えるというもの。分かりやすく言うと「おトイレの排水であろうと飲み水にする」という、一見すごいことなのです。(一応環境衛生学の先生やってました立場で言ってみると→)塩分の多すぎる海水を淡水化から上水化するよりは、下水をもとに配給水を作るほうが確かに楽&低コストであり、それゆえ海水の淡水化ではなく下水の上水かという方法を選択したのだろうと思います。実際にその水をペットボトル商品化したものを飲ませていただいたのですが、実に優秀なミネラルウォーターの味でした。美味しいです。すごい、すごいね!! シンガポール!(元の技術開発をした日本もすごいんですけどね!)

なお、ツアーではいたるところでトニーの説明が入ります(英語)。中国の寺を見たり、ホーカーズ(屋台料理の集結に端を発するシンガポール特有の食堂街)でランチをとったり、英領だった頃の名残ある建造物群を見たり、名物観覧車「シンガポールフライヤー」、シンガポールリバー、その他いろいろ。リクエストで、シンガポールのミーハー観光(笑)には決して欠かせない「マーライオン」像にも案内してもらえました(*^-^*)

最も印象に残ったのは、「マリーナバラッジ」でした。例の水問題の解消へ向けて、海にダムが作られました。

シンガポール

ダムの右側が海水、左側が淡水。そのダムが出来たことで、シンガポールはどう変わっていくのかな。そこに隣接して建てられているギャラリーは、環境問題を国民に知ってもらうための様々な展示があり、たくさんの親子連れが興味深々その展示を見ていました。どこまで上り詰めても、極小国家シンガポールは、環境問題と戦っていくのだろうとさえ思いました。

きれいな夜景を見て、トニーのホステルに戻ったら夜9時でした。今日1日で63kmも走ったそうです。すごーい。ちなみに参加者6名のうち女性はあづさだけでした。道がフラットで自転車の整備状態が良いので、苦痛はありませんでした。

宿でお酒を出してもらえ、美味しい夕食をごちそうしてもらえ、何から何までトニーにお世話になりっぱなしの、シンガポール大観光を1日で終えてしまう脅威の1日。本当にありがとうございました。何よりも、どんな優秀なガイドブックにも教えてもらえないシンガポールの文化、環境問題と水問題など、今日は私たちにとって大きなエデュケーションとなった1日で、本当に満足しています。
本日の旅
行動 :1日サイクルツアー
朝食 :Mee Rebus(ミールプス、小麦麺にえびだしじゃがいもとろみ汁がけ目玉焼き乗せ)/セントラルシンガポールの食堂
昼食 :経済米粉面(ごはん、キャベツのトムヤム、チキンスパイシー煮、八宝菜、酢豚)/セントラルシンガポールの食堂
夕食 :面粉[米果](左右に並べて一文字)(ミエンフンクワ、米粉で作ったすいとんのラーメン)、[虫毛]煎(ハウティエン、牡蠣と小麦粉入り卵焼き)、咖啡排骨(カーフェーパイクー、豚リブフライのコーヒー入り甘辛ダレ絡め)、BBQ Stingray(バーベキュースティングレイ、エイの切り身に辛タレやライム汁を乗せてベイクしたもの)、牛肉河粉(ニューローハーフン、米平麺をトウチ入り牛肉グレービー汁で食べる)、中国茶/セントラルシンガポールの食堂
宿泊 :ウェーチェンのマンション
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旅情報
1ドル=70.2円

*Betel Box Backpackers Hostel
このシンガポールの旅では実にお世話になりっぱなしのトニー氏の宿。ジョーチャット地区にあります。至れり尽くせり、ツアーも満載、人もいい。自腹で泊まってもいいなあ(軽く宣伝、笑)。サイクルツアーは外部者80ドル、宿泊客10ドルです。
http://www.betelbox.com/