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■スリランカ最終日そして
ハプタレーHaputaleから、コロンボColomboへ。そして空港へ。今日はバスに乗ってばかり。でも、昨日のハプタレーの茶畑観光が最高で、すがすがしくスリランカの旅が終わります。
「とうとうこの情勢の中、ドバイDubaiに行ってしまうのか」
あづさの旅メモ用紙には、こう記されています。
行き先はアラブ首長国連邦の、ドバイ。2年前もこの世界旅の中で訪問している都市です。
今、イスラム教を主体とする諸国の情勢が甚大な転機を迎えています。
まずチュニジアでデモが始まり、血を見る惨事の末に政権転覆。
エジプトに引火し、こちらも国民の命が犠牲になった上でムバラク政権崩壊。
何気に、チュニジアとエジプトで、「暴動を起こせば政治転覆だ」という図式が成功してしまったために、その他のイスラム教を主体とする諸国でも安易な呼びかけに安易に人が集まり、騒ぎを起こし、人命も失いながら政治への不満をぶつけています。
エジプトやチュニジアはやや鎮火。
しかし、イランやバーレーンなど、今まさに発火中の国もある。
・・・とりあえず恐ろしい様子を書いてみましたが、鎮火して元の平穏に戻る国もありますから、良いことも悪いことも含めて、これからの情報収集は欠かせません。私たちに残された国は、北アフリカや中央アジア(どちらもイスラム教主体)なので、どちらに進むにしても、交通の要所であるドバイは、その渡航の中継点として重要な位置なのです。
ちなみに、アラブ首長国連邦自体には、今のところ反政府運動の火はあがっていません。
大丈夫。
今ドバイに行っても大丈夫だという、自分たちの情報収集能力を信じてる。
次の道を決めるために私たちはドバイに行き、やれることをやれるだけやってきます。
本日の旅
行動 :ハプタレーからカトゥナヤクへ移動、ドバイ行き飛行機に乗る
朝食 :エラワルロティ(野菜炒めを小麦粉の皮で三角包みにして焼いたもの)、ビッタラ(卵野菜炒めを小麦粉の皮で三角包みにして揚げたもの)/バス車内
昼食 :キリッテ(ミルクティー)、ホッパー(お椀型クレープ風)、エッグホッパー(卵おとしホッパー)、ルヌミリス(唐辛子ピューレ)、ホディ(カレー汁)/コロンボの食堂
夕食 :レッドライス、フィッシュカレー、チキンカレー、きゅうり玉ねぎトマトサラダ、野菜カレー、オレンジムース/空港のレストラン
宿泊 :ドバイ行き飛行機
旅情報
1ルピー=0.76円
*ハプタレーからコロンボへの移動
ハプタレーのメインロードをコロンボ行きのバスが頻繁に走るのでそれに途中乗車する。1人275ルピー、所要6時間。