2人の世界旅 日々の記録

■１００ヶ国めの旅路
「セイシェル」って、とても響きがきれいな国ね。世界屈指の美しい海をもち、訪問をとても楽しみにしていた楽園の１つです。

そしてこの国に立つことで、あづさの旅は１００ヶ国めを迎えます。旅をしている間は国数を数えることはしていなくて、むしろ、誰かに聞かれて「あれいくつだっけ？」と戸惑ってばかり、これホントです。２人の世界旅としてはまだまだ訪問国も少ないのですが、これからも、旅なりにしろ旅でないなりにしろ、いろいろなことに頑張っていこうと思います。

ところで、国際標準化機構ISO3166-1にて国コードが規定されている２４４ヶ国リストには、南極が含まれています。あづさは南極大陸へも訪れているので、ここを加えると、現時点での訪問国数は１０１になります。でもな～、南極はな～、国としての機能をもたないし～、と、いまのところ私たちは国としてカウントしていません。セイシェルで１００ヶ国めということで、まぁいいかなっと思うわけです（*^-^*）　でもそのうち都合よく南極も加味して数えていたりして、笑。

■インド洋の旅の始まり
さあ！　今日から、インド洋の旅が始まりますよっ！

エアチケットも確定しています。しかもそのチケットが、ベリーナイス！

「ケニア→モーリシャス→ケニア」という単純往復に、途中降機（いわゆるストップオーバー）を何箇所も組み込んで、「ケニア→セイシェル（４日）→モーリシャス（４日）→レユニオン（４日）→マダガスカル（２２日）→マイヨット（１１日）→ケニア」という往復チケットを取ることができたのです。これだけいっぱい立ち寄れて、先述の単純往復チケットと航空運賃があまり変わらないは、めっちゃお得でしょ！
（※フライト数が増えるのでサーチャージ料金は増えます）

この行程だと旅日数の合計が４５日となります。旅計画の段階ではもっと長い旅日数を組んでいたのですが、４５日間で往復を完了するとエアチケットが更に安くなることが分かり、最終的にこのプランとなりました。

国が広いマダガスカルに日数を割くのは当然ですが、小さなマイヨットに１１日間も当てた理由は、コモロ訪問をマイヨットから船で往復するためです。フライトにコモロを組み込むと２人で１０００ＵＳドル以上も高くなるので、コモロへは飛行機ではなく船と、決めたのです。

９：２０、ナイロビ発ＫＱ４５０便は、３時間半のフライトを経て、ハネムーナー憧れのセイシェルに到着しました。

手荷物に入れていたカラのペットボトルが潰れました。標高１７００ｍのナイロビNairobiから海抜０ｍの空港に来たためです。そして、それだけの標高差があれば当然気温も急上昇です。湿度も高く、じっとりとした暑さを感じ、汗がたらたらと落ちてきます。

セイシェルの楽しみの１つが、ホームステイ先のルイスおばさんちでの滞在です。この旅で、ホームステイを組み込むのは初めてのこと。ルイスおばさんの家はビスタドマールVista de Marという、セイシェル主島（マヘ島）の北西部にあります。空港で無料でもらえる観光冊子を見ると、ここはシュノーケルに適したきれいな海があることが分かりました。楽しみが一層増えました！

市バスに乗っておばさんの家へ向かいましたが、下車する地点があまりよく分からず、２つのヒッチハイクを経て、夕方ようやくルイスおばさんの家に到着しました。

そのおうちがね、とっても素敵な豪邸なんです！　シンプルでモダン、開放感いっぱいのインテリアに思わず「わー！」って言ってしまうような。



ルイスおばさんは超美人の長女アレクサンドラ（１９歳）と、気立ての良い長男ジェレミー（１４歳）との３人暮らしです。

ルイスおばさんとはもちろん会うのは初めてです。でも驚くべき共通点があって、おばさんは、日本で生まれ、１２歳まで神戸で過ごしました。ルイスおばさんは日本語をほとんど忘れてしまっているので、私たちの会話は英語となりますが（おばさんファミリーは日常会話が英語です）、神戸は和人が育った明石とは兵庫県内でも大変に近く、２人の会話には、地元民ならではのローカルな地名、ローカルな駅名などがいっぱい登場するのです。小さな同窓会のような今日の邂逅が、あづさは横から見ていてとても嬉しかった。

ちなみにあづさは、旅立ち前の１ヶ月を明石で暮らしただけで、人生のほとんどが関東地方暮らしです。だから、兵庫や大阪などのローカルな地名は、分かりません！　ごめん！　帰国したら勉強するからねっ！！m(_ _)m