2人の世界旅 日々の記録

■カオラクでのひととき
かなりきついバス移動は続きます。意外なことに、マリ側よりもセネガル側のほうが悪路で、ガタガタ揺れて振動で体のあちこちが痛い・・・。

セネガルのカオラクKaolackには朝８時に到着しました。集会所のようなところでトイレを借りたら、・・・よく見ると、なんだかうきうきする雰囲気でいっぱいなのです。

女性達はドラム缶のように大きな容器でシチューを作っています。
男性達は何かの登場を待つかのように椅子にすわっています。
また、傍らではヤギが一頭さばかれています。

規模の大きさに、荘厳な感じすら受けます。料理作りも大規模で、すごいねっ(*^o^*)



「食事、一緒に食べないか」と私たちを手招きしてくれるおじさんの好意に甘え、おじさんたちと車座となって美味しいセネガル料理をいただきました。

はなしを聞くと、今日は村の大おばあさんの息子さんのアニバーサリー（記念日）なんですって。村の人が総出でお祝いをするのでしょうか。なるほど、さきほどのヤギはお祝い用なのですね。きついバス旅ばかり続いたので、このときのひとときは、大変に心が休まるものでした。

■セネガル到着
セネガルには昼すぎに到着しました。

・・・あれ？　なんでお店しまってるの？　今日は水曜日なのに、商店は軒並み閉まり、街は軍隊であふれ、デモでも起こるのではないかという物々しい様相です。炎上している交差点も多いし、どうしたのでしょう？

宿に着いたら、和人とあづさで別行動をすることにしました。和人は航空会社のオフィスをまわり、次の訪問国カーボベルデへのエアチケット探しをし、帰り際にワインを買ってきてくれました。

あづさは日本大使館に行き、領事さんと面会、そして今後のビザ取得の相談をしました。医務官の先生とは、健康相談や予防接種相談などもできました。領事さんに今日の物々しい街の様子のことを伺ったところ、政府が路上物売り禁止令（？）のようなものを出したとのことで、路上物売りがそれに反抗しているために今日のような事態になっているのだそうです。

宿に戻り、互いに報告しあいました。そしてメールチェックをすると、和人の友人から１通のメールが。『ダカールの日本大使館の医務官、私の知り合いです、行くことがあれば是非よろしく』といった内容の文面に非常にウケてしまいました。

メールを読んでから日本大使館に行っていれば、医務官のおにーさんとも話が弾んで良かったのになー(^o^)