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■薔薇色の湖、ラックローズへ
あづさが今回のセネガルの旅で、絶対に行きたかったところが、ラックローズLac Roseです♪ ラック=lake(湖)のフランス語、そしてローズは薔薇。湖面が薔薇色、ピンク色になることで有名な、女の子好み(?)の観光地です。
行き方は結構複雑なのですが、事前旅情報よりもうまく移動手段に乗り継げたのか、クールマッサKeur Massalで1度乗り継ぐだけ、つまり2本のバスだけで行くことができました。
しっかりはっきりと湖面のピンク色を見ることができて、もう、大感激です。
ちなみに、ピンク色になる理由は、日本沿海でも見られる赤潮と同様、赤いプランクトンによるものなのだそう。この湖は閉鎖性水域で著しい富栄養化現象が起こっている、ということになります。
またこの湖の塩分濃度は約30%と、イスラエルとヨルダンにまたがる死海に匹敵するもので、もちろんこれほどの塩分濃度だと人体もプカプカと浮きます。私たちはホテルのプライベートビーチでワンドリンクを注文し、水着に着替えて、さあ湖の中へレッツゴー(^o^)
まずあづさが薔薇色の湖面に浮きました。そして、次に和人も。
そうそう、湖のほとりで休んでいた白人のおねーさんに、撮影も頼んじゃいました♪
ところで、何故、塩分が濃い水では、人体が浮くか、説明できます? 浮力が強いとか、そういったこと -つまり、人体が浮く視点- を思い出しがちではないですか?(私も含めて、です)。あづさが昔読んだ、“ブラックジャック”(手塚治虫作)で、ピノコちゃんが濃い塩水に浮いているシーンがあるのですが、そこでブラックジャックが言っていたセリフに、その昔感動したものでした。「これほど塩が濃いと、塩水はお前の体よりも重いんだ、だからお前は浮く」・・・確かこのようなセリフだったと記憶しています。そう、“塩水が重い”という観点で説明する、その視点に、子供心に感動したのです。
塩水にプカプカと浮きながら和人に同じ質問をしました。
A「ねえ、なんで、塩分濃度が高いと、浮くの?」
K「だって、塩が多くなるほど真水よりも遥かに重くなるし、人体はほとんど水でしょ?」
こういった会話に、当時の感激を、再び思い出しちゃった。なんかうれしいな(^^*
・・・今日は憧れの土地ラックローズで、素敵な体験ができ、素敵な写真も残せ、大満足な1日を終えました。
さあ明日はいよいよ世界旅42ヶ国め、大西洋に浮かぶ孤島の国、カーボベルデへと移動します。
太平洋に国はいっぱいあるけれど、大西洋に浮かぶ国に行くことって、あまりないじゃない? だからとってもとっても楽しみなのです。
アトランティックカーボベルデ、待っててねー♪
本日の旅
行動 :ラックローズ観光
朝食 :昨日の夜と同じ(多かったので冷蔵庫に残しておいた)/宿
昼食 :なし(ラックローズでうきうきしていた)
夕食 :スパゲティー(セネガル式?あまり短くないパスタをゆでてバター絡めにし、塩とマスタードをふって食べる)/ニャガの食堂
宿泊 :シェヴィエイラChez Vieira
旅情報
1セーファーフラン=0.25円
*ラックローズへの行き方
ダカール市内から市バス(DDD)11番または16番で、クールマッサへ(200セーファーフラン)。そこから中型バスで、ニャガへ(125セーファーフラン)。ニャガからは通常、乗り合いタクシー、ミニバス、徒歩(4kmくらい)のいずれか。
私たちの場合、クールマッサからラックローズ直行のミニバスがあったので、ダカール市内から2本のバスだけで行くことができた(200セーファーフラン)。