2人の世界旅 日々の記録

■クルーズ船・４日目
今日はいろいろしなければ。

午前中下船説明会があり、船から出す荷物の置き場所等について説明がなされます。その後イミグレーション関連の諸説明がありました。下船時には、イミグレ官にビジターズパス代（ランディングフィー、つまり上陸代とも言う）を１人１２ポンド支払うのだそうです。１２ポンドといえばざっと２５００円。高いなーと思うけれど、よく考えてみたら、どこぞの国のビザ代（カメルーンやシエラレオネの１００ＵＳドル、つまり１１０００円、赤道ギニアやコンゴ共和の５００００セーファーフラン、つまり１２５００円）なんかよりも、ダンゼン安く、そう考えると、西アフリカや中央アフリカ諸国の、限定された一部の不可解な国に、改めて不可解さが増したりも（苦笑）

それはそうと、明日はセントヘレナ上陸ですから、今日はやることがいっぱいあります。
１）持っていく荷物と、船に置いていく荷物の分別。帰りも同じ船に乗るので、現地で使わないもの（例えばテントなど）は置いていこうということになりました。
２）置いていく荷物の箱詰め。船内で、丁度よい大きさのダンボールを探すことから時間がかかっちゃった。
３）持って行く荷物の荷造り。南アフリカで食糧買出しをしているので、それらをつぶさず、島の宿までちゃんと運ばなくてはなりません。
４）お金整理。手元にある南アフリカランドやＵＳドルなどはしまい、英国ポンドをお財布に入れます。また、今の段階で、ザンビアクワッチャやモザンビークメティカシュなども余っているので、それらの残金をチェックして、しまいこみます。

１２時、いつも豪華ながらの正餐です。今日も美味しくいただけました。これでこの船のコース料理は皆勤・・・、明らかに太ってやばい２人、ということは内緒。

それでもまだ食べるか！？　実は、昼食は、コース料理のほかに、サンラウンジ（眺めの良いデッキ目の前のラウンジ）で、サラダいろいろ、各種ハム類、チーズ類など、自由に取れるビュッフェ形式の食事が用意されています。コース料理が重過ぎる人にはラウンジ食でよいでしょうし、コース料理では足りなかった人にも追加でどうぞ、という仕組みです。

今日は船が揺れていない、つまり、胃の調子がとてもよいことから、デッキにおかずを運んで、さらに持ち込みワインを登場させて、乾杯しようと思いました。



海がすごくきれい！！！　今まで、こんなに青くて、こんなにきれいな海を、見たことがないくらい。

船は揺れないのがいいですね。うん。

１６時のアフタヌーンティーも今日で連日参加となり、皆勤！　です。

その後ジムで、今まで以上に走りこみ、汗をすごーく流しました。シャワーも浴びて、気分すっきり。

今日は上陸前の最終ディナーということで、１９：３０より、デッキで海風にあたりながらのバーベキューディナーが催されました。シャワルマ風に、大きな肉の塊を周囲からそぎ落としていく肉、タレが濃厚で美味しいリブロース、照り焼き風の美味しいチキン料理など、肉料理だけでもいろいろあります。これに、フルーツいろいろ、サラダいろいろ、ケーキいろいろ・・・。ああ、これらが全部美味しく食べられてしまう今の胃袋は、怪獣なのかしらん？　嫌だわ。

英語での会話は流暢ではありませんが、それでも、船内乗客の多くの人と交流が持てました。折角仲良くなったのに、明日下船というのが、ちょっと寂しいですよね。

さて、今夜時計が１時間遅れます。いよいよセントヘレナ現地と同じ時刻になります。

明日は、大西洋の孤島に、ようやく到着となります。