2人の世界旅 日々の記録

■クルーズ船戻り・３日目
今日も船は揺れています。朝食や昼食の際に部屋から出るだけで、今日はずっと部屋にいます。怠惰だなーとこの日記を書いていても思いますが、普通の旅の普通の宿と違って、おでかけするような「外」もないし、体が立位になると船酔いしそうだし、いいの、いいの。

昼食を食べる量を控えめにしたら、今日は１６時のアフタヌーンティーもやっと行けるようになりました。

２１：３０　「FROG RACING」（かえるレース）というのが催されるそうで、会場のメインラウンジへ行ってみると、あら可愛い！　まるで幼稚園のお遊戯場のように、かえるさんが描かれた板が用意されていました。

ルールは簡単です。かえるが描かれた板には穴が１つ開いていて、ひもが通っています。選手はひもの端をもち（Ａ点）、もう片方の端は５ｍ離れたところ（Ｂ点）で固定されています。カエルのスタート地点はＢ点。選手はＡ点でひもをぐいぐい動かしてかえるを手前に転倒させ、転倒から再び起こしてかえるの位置を前進させるのです。そしてカエルをＢからＡに最も早く移動させた者が勝つ、というルールです。

私たちは、他の客がかえるレースで楽しむ様子を見ていました。

で、司会者。

　　　「次は、インターナショナルレース、行ってみよう！」e(^o^)9

　　　　　　　（ここで２秒）

　　　　　　（さあ郷ひろみ風に）

　　　「ジャ パ ーーン ！」e(^o^)9　←司会者も楽しそうだ。



・・・思わずあづさ、フレディマーキュリーポーズで起立しちゃいましたね（実話、笑）


このクルーズの客は、フランス人や英国人、南アフリカ人が多いのですが、少数派もいます。その少数派のレースとして、日本人、それからあとはセントヘレナ現地の人、東チモール人など５人がエントリーされて、かえるレースをすることになったのです。

すぐさま和人は、「あづさなら勝てる」と言って（嬉しいねぇ、えへへｖ）、部屋に賭け金を取りに帰りました。あづさは、練習時間で、ひもの張力と床との摩擦力を確かめています。

このレースは、１回２０ペンス（４５円）の賭け金を置き、勝者を当てた者に配当金が戻ってくることになっています。

で、嬉しいことにこのインターナショナル戦ではあづさが１位！　なおかつあづさ優勝を当てる人がほとんどいなかったから、配当は高倍率！だったんです。

ウィナーズレース（勝者のみが対戦する、いわゆる決勝レース）では２位、つまり準優勝で終わっちゃいましたが、それでも準優勝！　嬉しいじゃない！！



手持ちポンドが増え、最終日に船内バーでワインを飲むお金となりました(^_^)V