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■古都チェンマイの史跡めぐり
朝8時にチェンマイChiang Maiに到着しました! 到着したバスターミナルは中心部から1km離れていますので、もうひとふんばり、中心部まで移動して、宿を決めました。
古都チェンマイ。地図をみるだけでも非常に端正な町です。一辺1km強の正方形の区画に城壁があり、お堀がある。私たちは城壁東側ターペー門から中に入ってすぐのあたりに宿を取っています。なんだか、特別な敷地内にステイできる感覚が嬉しいです。
さて300以上もの寺院を要するチェンマイですからここでやることは寺院めぐりになります。まずはガイドブックを見て、脳内に地図をインプットして、観光をスタートしました。順を考えて歩いたので楽しかったです。
観光の最初はそのターペー門。そしてワットドッカム、人々が祈りを続けていたワットドッユアン、象の像がたくさんあるワットラムチャン、世にも珍しい紫水晶でできた「お宝仏陀」が拝められるワットチャンマン、お坊さんが門を作っていたワットフワクワン、電子おみくじ(笑)設置のワットトゥンユー、木造屋根の梁が見事なワットシーケット、そして、観光の主要度ナンバーワン、チェンマイの中心的寺院、ランナー王朝時代の建築様式が随所に輝くワットプラーシンへ。
昼食を食べたあとも観光を続けて、地震で廃墟になったワットチェディルアンなどなど、1km四方の中にある様々なお寺を観光したのです。名称全てにワットがつきますが、ワットとはお寺のことです。
タイという国はユニークな歴史を持っていまして、周辺の国がイギリスやフランスの植民地化されていく中で、タイはヨーロッパ諸国の植民地になったことはありません。「おおーそんなに強い国だったのか!」と思うのは間違いで、中世東南アジアの強国といえば、ダンゼン、西隣のミャンマー(ビルマ)と東隣のカンボジアでした。タイは強国に挟まれたか細い弱い国だったのです。弱いゆえ、ビルマに入られカンボジアに侵攻され・・・を繰り返され、今いるチェンマイはビルマに近い側にあるので、それゆえこれら寺院の建築様式などにも大いにビルマの影響を残しているとのことです。
ミャンマー(ビルマ)は次に訪問する国で、その訪問を終えたとき、今日の経験とミャンマーで見たものの、つながりが感じられたらいいなと思います。
夜はチェンマイ名物のナイトバザールへ行き、屋台をはしごして夕食を楽しみました。
本日の旅
行動 :チェンマイ到着、チェンマイ観光
朝食 :なし(移動していた)
昼食 :パッシーユー(米平麺の醤油炒め)/チェンマイの路上ごはん屋
夕食 :クイッティオセンドレックナーム(細い米麺の汁そば)、バミーナーム(黄色小麦麺の汁そば)、ポーピヤ(揚げ春巻き)、ゲヨワンカイ(タイグリーンカレー)、クンガイカイ(鶏砂肝の炒め物)、ごはん/チェンマイの屋台
宿泊 :ヴィーアイピーハウスV.I.P. HOUSE
旅情報
1バーツ=2.82円
*チェンマイのバスターミナルから中心への移動
バンコクから来たバスは、チェンマイの中心より1km東にあるアーケードバスターミナルに到着する。ターペー門(東門)へはソンテウ(小型改造トラック)で20バーツで移動できる(ぼったくり価格を頻繁に言われるので注意)。