2人の世界旅 日々の記録

■台湾を知りたくて
今、台湾に来ています。今日はのんびり過ごしました。中国大陸に戻る前に、２日連続の自転車の旅の疲れもちゃんと取っておかなくちゃ。

ところで台湾には親日家が多いです。旅をしていて、それを本当に良く感じます。中華人民共和国は反日意識を表に出しますが、台湾はそれがありません。テレビをつけたら日本の人気ドラマや人気芸能人をいっぱい見ることができます。会話した台湾人に出身を訊かれて「日本」と答えると、「わ～日本！？」とにこっとしてくれて、嬉しいんですね。


国際情勢やその他情報が潤沢に得られる時代になって、多方面から得た情報の統合の実践がしやすい時代になってきました。「日本政府が認めていないから台湾は国じゃない」と安易に思うのは好ましくない。台湾ほど国家たる要件を「すべて」満たしながら独立国として認められていないところはありません。各人がそれぞれに情報を把握・統合する能力を身につけて、「国家とは何か」を考え、位置的に極めて身近な国である台湾、中華民国、中華人民共和国といった国を理解していく。そういう社会になっていく傾向が、望ましい。

このサイトでは、便宜上、中華人民共和国が実効支配する地域（主に大陸側）を「中国」とし、台湾島や金門島などの中華民国が現行で実効支配できている地域を「台湾」としました。



金門島は戦乱の地。砲弾やミサイル（写真奥にいろいろ見える）から、金門の人々はこうして包丁を作っています。軍事最前線として踏ん張ってきた、金門らしい名産品です。