2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
 旅して » 2人の世界旅 »旅日記 » チェコ »
 旅して » 旅紀行 »旅日記 » 世界旅» チェコ »
チェコ>2009年05月21日(Thu)
プラハ
:: 旅742日め : 世界旅120ヶ国め : 和人218ヶ国め : あづさ139ヶ国め ::

■プラハ滞在
昨日の日記にも書きましたが、この素敵豪華宿には、
1)もともと2泊の予定でご招待されていた
2)2泊めの日、もう1泊を提案された

そして、今日は更に奇跡が続き、更にもう1泊いかがという嬉しい提案をもらったのです!

唐突ですが、ヨーロッパや北米カリブの旅は難しい。
「アフリカバックパッカー」って、無理そうとか難しそうとかいう理由で敬遠する人は多いと思うけれど、今いざヨーロッパに来ていると、アフリカの旅は何て楽だったんだ!? って思います。もちろん紛争地帯などもあるけれど、何というか、とてもシンプルに旅ができるのです。でも先進国では料金体系も複雑すぎ。ノーマル料金だけでなく、割引だとか格安だとかプロモ価格だとかが存在するので、まさかノーマル料金で旅を続けるわけにはいきません。情報を持たずに下手に動くと巨額の移動費がかかっていきますから、無駄な出費を抑えながら長旅を続けるには、インターネットで最新の料金や、航空会社やバス会社のプロモーションフェア、オンライン割引、事前予約割引などを使っていったほうがいいわけです。

今入る部屋は、ありがたいことに室内PCとネットがあり、使うと本当なら1日2000円くらい徴収されるところ、支配人が無料で良いと言ってくれています。

昨日和人は、イタリアの列車の事前予約をオンラインでとってくれました。例えば片道100ユーロの路線が、事前オンライン予約をすると、平気で価格1/5になったりするので、ホント、行き当たりばったりで旅行するのが、馬鹿らしくなってきます。1/5って、ひどすぎー。英語が苦手だとこういう予約もできないし、こういうプランをWEBで探すこともできないから、私たちのように、英語が母国語ではない人にとっては、本当にヨーロッパの旅は無駄な出費を強いられがちなんです。更にヨーロッパは格安航空会社が発達していて、たとえばチェコとハンガリー(結構近い)を列車で移動して55ユーロなのに、その何倍もの距離を移動する飛行機はときにその半額で収まったりしちゃうんです。

ヨーロッパの旅を上手く動かすには、とにかく、相当の事前からの、ネットチェック&ネットチェック&ネットチェックが必要。今はそういう旅をする時代だということですね。

だから、ネットつなぎたい放題の部屋に、無料で泊めさせていただけることは、感謝感謝の嵐です!

今日は主に部屋で過ごし、ヨーロッパ内鉄道&バスの価格から、カリブ海、南米諸国移動、英国内の宿泊と移動など、とにかく安くいい旅をするための調べ物に徹する1日となりました。



これは、泊まった宿のすぐ近くにある世界遺産ヴィシェフラッドVysehrad。7世紀に王妃が住んでいたヴィシェフラド城の跡地で、2本の尖塔をもつ荘厳な聖ペテロ聖パウロ教会(写真)がかっこいい。ここは、毎正時(正午を除く)には、スメタナ作曲の「モルダウの流れ」の音色を鐘で鳴らすんです。

http://www.youtube.com/watch?v=dTp0mZUigPY

特に夕方、美しい夕陽の光と共に窓から差し込む、「モルダウの流れ」の鐘のメロディが、すごく心に染みました。
本日の旅
行動 :旅準備、旅計画
朝食 :コーヒー、オレンジジュース、ミルク、トースト、ハム2種、チーズ2種、ソーセージ、目玉焼き、ベーコン、緑ピーマン、トマト、マンゴーヨーグルト、フルーツカクテル/宿
昼食 :昨日のスープを漉した残り、ビール、昨日のチキンライスの余り/宿
夕食 :Pecene kure(ペチェネークジェ、ローストチキン)、酢じめ魚のオニオンマヨサラダ、Bohemia sekt(ボヘミアゼクト、スパークリングワイン)、クネドリキ(白い蒸しパン)/宿
宿泊 :キングチャールズブティックレジデンスKing Charles Boutique Residence

関連ページ
行程 行程  お金 お金  写真 写真  お宿 お宿  ご飯 ご飯  ≫2人の世界旅トップ

旅情報
1コルナ=5円

*ボヘミアで「モルダウの流れ」を聞こう
「ボヘミアの川よ モルダウよ 過ぎし日のごと 今もなお」から始まる名曲「モルダウの流れ」。
http://www.youtube.com/watch?v=dTp0mZUigPY
プラハ市内、世界遺産ヴィシェフラッド城(もしくはその近くの建物?)から、毎時0分に、鐘の音が綴るこの名曲が聞こえてくる。ボヘミアの都プラハらしい風情満点なので、是非耳にしてみてください。