:: 旅315日め : 世界旅57ヶ国め : 和人214ヶ国め : あづさ78ヶ国め ::
■今日も賄賂要求地獄の道を行く
朝6時に、乗り合いバスはブアーBouarを出発しました。昨日、ぼったくりバスの騒動を聞き、助けてくれた人の1人が今日のスタッフなので、とてもほっとしました。
私たちは今日は助手席2人がけに座らせてもらえ、快適に移動をしていきます。特に印象深かったのは、アスファルトの両サイドに並べられる一面の白・・・マニオク(芋の一種)を砕いて乾燥させている光景でした。
あづさ「乾燥してから運んだほうが、軽くて良いよね」
和人「アスファルトの上なら、集めるとき砂が入らないよね」
同じ光景を見ていても発想が違うから、なんだか楽しいな(^^*
いっとき、ポリスコントロール(検問)での賄賂要求が軽かったときもあったのですが、キツイところでは本当にキツイ。「金出さないなら、荷物降ろしてここで下車しろ」という命令も出されたりと、私たちから移動手段も奪おうとするのです。でも、あづさなりに、和人なりに頑張り、お金は一切払わずに乗り切りました。この様子は、写真になんて残せないシーンなので、そのうち「たびさきえにっき」などで紹介しますね。
お昼時になっても移動を続けるので、お腹がとてもすきます。途中の村で買ったシロアリの空炒りが美味しくて、小腹がすいたときに、シロアリばかり食べていました(^^;;
さて、首都バンギBanguiに到着したのは夜6時です。安宿がないことで知られるバンギ、でも何とかタクシーや他ホテルの協力を得て、バンギでは掘り出し物的な安宿を見つけることができました。
でも治安が悪いだろうバンギの夜では、宿の外に出ることもできませんから、今日の晩ごはんは、宿のバーでビールを注文して、シロアリを食べていました・・・(苦笑)
本日の旅
行動 :ブアーからバンギへ移動
朝食 :ブブ(体長1cmを超えるシロアリを空炒りしたもの)、ブイ(とうもろこし粉をお湯で溶いてダマダマにしたもの)/バオロの路上ごはん屋
昼食 :ティラピア(炭火焼きの大きな川魚に、トマト辛ピーマン角切りとオニオンスライス、塩油レモン汁砕きコンソメを混ぜたサラダをかけたもの)、シクワング(マニオクのもち状のものを葉に包んだもの)/ボアリの路上ごはん屋、ゴゾ(周辺国のガリと同じ、マニオクの粉をお湯でつないで練ったもの)、ゴンボ(内臓入りオクラとろとろソース)/別の路上ごはん屋
夕食 :ブブ、グレープフルーツジュース、ビール/宿のバー
宿泊 :モーテルタポンジュMotel Tapondjou
旅情報
1セーファーフラン=0.25円
*ブアーからバンギの移動
ミニバスは朝6時発。バンギまで12時間かかった。ガルワブレ→ブアーのほうがポリスコントロールの金クレ攻撃がひどかった気がするが、今日の移動も、かなりハードな金クレ攻撃に遭う。片道8500セーファーフラン。バンギでは中心部から離れたところで下車する。私たちは暗い時刻に下車したので、市内までタクシー(チャーター)で移動した。こちらは2000セーファーフラン。市内に行く前に、下車したところで入国スタンプをもらうこと。