2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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中国>2007年05月14日(Mon)
★北京
:: 旅4日め : 世界旅1ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ23ヶ国め ::

■ビザ、チケット、両替
今日は中国の次の訪問国である、カザフスタンの入国査証を取得することから行動開始です。友人の住む宿舎のある朝来農芸園Chaolai Hongyiyuanを早朝に出て、バスに乗りました。在北京カザフスタン大使館の場所は、住所から和人が事前に見つけていてくれたので、バスに乗りながら地図をたどり、その場所に近いところに来たら下車します。

9時オープンのカザフスタン大使館には8時半に到着しました。周辺を散歩して9時に戻ってきたら大使館前は人でいっぱい! 順番待ちは約80人ほどということで・・・とりあえず待ちましょう。あづさが大使館前で待つ間、和人は鉄道駅へのバス路線などを調べに出ました。

でも、30分以上すぎてもまだ受付が済んだのは1人だけだったんです。英語が出来る人に話を聞いてみると、大体1日の受付人数は20人ほどということで、なおかつ今日の順番待ちリストは今日のみ有効。こんなんじゃあ、普通にどうやって来ても、ここじゃカザフビザを取れないじゃないかと思いますよね。申請が月水金のみと限られていることもあり、結局私たちは、人口の多い北京でのビザ取得を取りやめ、ウルムチで取得するよう方針を変えました。

大使館街の近くからバスに乗り、延々と北京西駅に向かいます。ずっと立ちっぱなしでした。北京西駅についたら、銀行でTC両替、安飯(刀削麺、坦坦麺)で昼食、そしてビザ取得の方針転換に伴う、今後の移動作戦会議。・・・ウルムチ→アルマトイ(カザフスタン旧首都)への国際列車運行スケジュールと、ウルムチビザ取得のための営業日情報などを考慮し、ウルムチよりやや北京寄りにあるトルファンで列車を下車し、観光することにしました。その後北京→トルファンの寝台列車(硬臥)チケットを購入しました。

はあっ・・・これで午前の旅作業おっしまい(**)デモツカレター

■世界遺産、頤和園
北京の世界遺産、頤和園(イワエン、Summer Palace)に行くことにしました。北京西駅から直行のバスに乗り延々と移動しますが、今度は座れたのでちょっとラクチンです。

頤和園は、18世紀に建築開始され、19世紀より西太后様ご愛用の地となった場所です。広大な湖と様々な建築物が美しい、人気の景勝地でもあります。私たちは、時折アイスクリームを食べながら、湖の縁に沿うようにお散歩し、時に建築物の壁画を見たり、休憩しながら美しい湖面を見て、美しい頤和園観光を楽しみました。長廊には何千枚もの絵画があり、その素晴らしさは次々と見入ってしまうほどでした。

頤和園の長廊

■中国人と今日も手作り晩ごはん
頤和園を出て、バス、地下鉄、バスと乗り継ぎ、友人宅に戻りました。

今日の晩ごはんは大ご馳走! 私たちが2人とも大好きな手作り餃子と排骨(パークー)スープです。餃子はもちろん皮から手作り。包み方はあづさが日本で作ってきた方法と違い、独特で難しかったけれど、教わりながら見よう見真似を繰り返しながら、数こなせば形になってきたかな。排骨スープは、餃子仕込み中からずっと強火でぐつぐつと煮込まれていて、骨付き豚肉が、骨まで食べられるほどやわらかくなり、絶品中の美味! 加える調味料、調理のコツなどを教わりながら、これぞ中国の家庭料理! とも言えるアツアツの水餃子をほおばりながら、今日も4人で、言葉は不自由ですが、心をこめて会話に花を咲かせました。
本日の旅
行動 :カザフビザ取得トライ、両替、寝台列車チケット購入、頤和園観光、中国人友人宅で一緒に料理を作る
朝食 :なし(大使館、駅、銀行に行ったら昼になってしまった)
昼食 :刀削麺、坦坦麺
夕食 :手作り水餃子、排骨と冬瓜のスープ、いちご、もも、メロン
宿泊 :朝来農芸園Chaolai Hongyiyuan

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旅情報
1元=16.0円

*北京で取るカザフスタンビザ
ビザ営業日は月水金。業務時間内に受付を済ませられるのは約20人とのことだが、オープン時間にはすでに80人もの受付予約があった。受付予約は当日限り有効なので、よほど早朝に行って受付名簿に名前を書かないと、ここでのビザ取得は難しいと思われる。

*北京→ウルムチの寝台列車は2泊3日の大移動。座席は普通座席から柔らかいベッド車両まであるが、私たちは硬いベッド車両(硬臥)を選んだ。3段ベッドの中段と上段を予約。