2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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中国>2011年04月08日(Fri)
前日★広州
翌日★東莞→広州
★広州→東莞
:: 旅1429日め : 世界旅220ヶ国め : 和人245ヶ国め : あづさ226ヶ国め ::

■結婚記念日の1日
租界地「沙面(シャーメン)」へ行きました。租界地というのは、外国人が開発した街という説明で良いでしょうか。ガイドブックによると、ここはイギリス人とフランス人が居住していた、珠江沿いの埋立地だそうです。

英国風かフランス風か、ともあれ、しっかりとした堅固な建物がならび、西洋風のお洒落スポットとなっています。記念写真を撮る人の多さ、グラビア撮影隊の多さに驚きました。

中国

でもここは素敵なところですね。今日は人通りも多くないので、瀟洒な雰囲気を満喫できました。

岡田さん宅でおすすめしてもらったレストランで昼食をとりました。河沿いの緑の下の、オープンエアのレストランです。雲が出ている天気だったので、オープンエアレストランの滞在は快適です。緑の葉のざわめきを聞き、流れる大河を眺め、そよ風の中いただく食事は、幸せな気分を分けてくれたかのよう。食事は控えめにして、中国茶を、何度もお替りして楽しみました。

夕方、仕事帰りの岡田さんと待ち合わせをして、3人で向かったのは東莞(とんがん)という街。観光名所ではなく、産業都市で、日系企業も多く日本人の駐在の方が多いというところです。「観光地になるほどその土地の姿が薄れる」と思うあづさは、観光地ではない中国の街の姿が見られて嬉しかった。

美味しいイタリア料理のお店「ボノ」(中国名「波诺」)で、冷え心地完璧の赤ワインでの乾杯☆ から始まり、岡田さん友人(日本語が上手な中国人の方)も交えて、美味しいお料理とお酒で実に楽しい時間を過ごしました。

4月7日は私たちの結婚記念日です。日付上は昨日ですけれど、アフリカ→アジアの大移動の直後の時差ぼけグロッキーな体でのお祝いはやめ、「2人きりに戻った元気なときに、どこかでお祝い」と思っていました。でも不意に今日が、記念日のお祝いにふさわしい素敵なレストランでの会食になり、岡田さんや友人の方との出会いも素晴らしく、これは結婚5年目の良いスタートであると確信しました。嬉しくてお酒もたくさん進んでしまったようです。

食事のシメは、イタリア料理店のすぐ近くにある酒処「まる」を紹介してくれました。日本人の民(たみ)さんというお方が料理長を努める居酒屋です。九州出身者が作るトンコツラーメンが最高でした!



4年前の4月7日が、結婚式でした。4年間のこと、互いに感謝。
とっても素敵な4年だったよね。きっと、とても濃い4年だったと思います。

結婚して5年目です。
いよいよ日本。本当の新しい暮らしが待っている、楽しみです。
これからも、宜しくね♪
本日の旅
行動 :広州観光、広州から东莞へ移動、东莞観光
朝食 :痩肉米粉(ショーローミーフン、豚肉細切れとねぎあえ米麺)/岡田さん宅
昼食 :虾头油炒饭(シャートウユーチャオファン、エビ入りチャーハン)、皮蛋拍青瓜(ピータンパイチングア、ピータンときゅうりの黒酢がけ)、普洱茶(プーエルチャ、プーアール茶)/広州のレストラン
夕食 :赤ワイン、カルアミルク、ブランデー、ミニパン、サラミチーズ乗せ生サラダ、野菜スティック、アラビアータ、ペペロンチーノ、ピザ、ミックスソーセージ、イカリングフライ、ウィスキー、シュニッツェル(トンカツ)/东莞のレストラン、とんこつラーメン、日本酒、緑茶/东莞の居酒屋
宿泊 :九天商务酒店(ジュウテンシャングウジュウテン)
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旅情報
1元=13円

*中国茶
中国の店で、ポット入りの中国茶を注文した場合、お湯のおかわりは無料でもらえる。「开水(カイシュイ)」と注文しよう。また、白茶や黄茶は抽出回数が少なく、緑茶や青茶もまあまあ。黒茶はかなりの回数お湯をさしても茶が出るので、日記本文のようにレストランなどで長居を楽しむときには黒茶はうってつけです。
前日★広州
翌日★東莞→広州