2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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中国>2011年05月04日(Wed)
杨州
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■中国を見て、食べて、駆ける!-9/15[現在地:江蘇省]
今いるところは、長江(揚子江)の雄大な流れに恵みを育まれた江蘇省。その中の大都市である杨州(楊州、ヤンジョウ)です。

鑑真和上。中学校のときに習いました。日本に渡ってきた偉大な僧侶。その鑑真が住職を勤めていた寺が、ここにある「大明寺」です。

遣唐使(留学僧)として中国に渡った日本人の要請で、日本に渡ることを決意した高僧かつ医学家の和上。でも5度失敗して6度目に来日に成功しましたが、日本に到来したときには失明していたそうです。その後奈良の東大寺などで、日本に仏教が根付く諸種の功績を残しました。1200年以上も前のこの僧侶の功績が、21世紀を生きる私たち日本人の暮らしにも、大いに影響を与えているのです。

更に、今日大明寺に観光やお参りに来ている人々は全員中国人の様子。彼らも、鑑真の像の前に手を合わせて膝をついて、熱心にお祈りをしています。彼は中国でも尊敬される偉大な僧侶だったのだということが強く伝わります。

そんな大明寺は、広い寺。九重の高い塔もあり、鑑真の資料展示室もあり、十分に楽しめました。周辺の史跡も歩いて周り、今日はまるまる一日を費やした楊州の観光日でした。

中国

日本に仏教が伝来されて、本当に良かったと思ってる。日本が平和である基盤の1つは、仏教が根付いていることにあると思っているから。

遥か昔の日本伝来。
目も見えず、苦しい中、本当に本当にありがとうございました。
本日の旅
行動 :楊州観光
朝食 :鸭血粉丝(ヤーシュエフンスー、あひるの血のプリンと野菜の春雨鍋)、肥肠砂煲(フェイチャンサーグオ、モツ醤油煮と野菜入り春雨鍋)/揚州の食堂
昼食 :なし(朝昼合同)
夕食 :红烧鸡块(ホンサオチークアイ、鶏骨ごとぶつ切り肉の海鮮醤油炒め)、韭菜炒蛋(チュウツァイチャオタン、ニラタマ)、扬州煮干丝(ヤンズーツーガンスー、豆腐を麺に見立てた丼そば)/揚州の食堂
宿泊 :舜天大酒店(シュンティエンターチューティエン)
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旅情報
1元=13円

*大明寺公式サイト
http://www.damingsi.com/
中国語サイトですが、周辺を含めた地図、中の遊覧地図などがあります。日本語ページにもジャンプできます。

*大明寺
住所:扬州市维扬区平山堂东路8号(上のサイトに地図あり)
入場料:45元