2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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中国>2011年05月05日(Thu)
杨州→镇江→济南行き夜行列車
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■中国を見て、食べて、駆ける!-10/15[現在地:江蘇省]
中国ノービザ滞在制限15日間のうち、今日が10日目。
今いる杨州(楊州、ヤンジョウ)から、更に北上して、どんどんモンゴルへ向かっていきます。今日の移動第一弾は、まず镇江(鎮江、ジェンジャン)へ行くこと。次の山東省の主要都市の1つである济南(済南、ジーナン)へ行く列車は镇江から出発するからです。

杨州から镇江までバスで1時間足らず。そして到着してすぐに、今夜の济南行き夜行列車のチケットを買いました。

チケットを買い終わって、荷物を駅に預けて、午後2時。列車は夜12時(0時)の出発。午後はまるまる観光の時間があります。早速駅から歩き始めました。

镇江は長江(揚子江)のほとりにある都市です。大河の街というのは昔から繁栄するもので、三国時代には呉の孫権が都を置いたらしい。英国の租界地であり、南京が省都になる前はここが江蘇省政府所在地で、ともあれ、歴史や文化が終結した場所なのです。

歩ける範囲に、様々な見所がありました。
老人の娯楽(ゲームや屋外卓球)で賑わう緑豊かな伯先公園から始まり、古い家並みの残る保存地区、繁華街、路地、そして雄大な長江のほとり。石畳の道には、路上にショーケースがかぶせてあって、中では、歩道が少しずつ深くなるように段階的に掘られているんですね。この層は清の時代に舗装、この層は明、この層は宗・・・という具合に、少しずつ彫るほどに、古い路上表面が露呈していくのです。これぞこの街に、長い歴史がある証拠です。

中国

夜歩きはせず、ちゃんと明るい時間に観光を終えて駅前に帰りました。そして駅前のマクドナルドで時間を潰してから、夜0時発の夜行列車に乗りました。
本日の旅
行動 :杨州から镇江へ移動、镇江観光、济南行き夜行列車に乗る
朝食 :カップラーメン/宿
昼食 :鸡丁烧卖(チーディンシャオマイ、鶏肉ともち米のシュウマイ)、新鲜肉包(シンシェンロウボウ、発酵した皮の肉まん蒸し)、萝ト丝包(ローポースーボウ、切り干し大根煮で肉まんのようなものを作る)、汤包(タンバオ、中からつゆがたくさん出てくる小さな蒸し餃子)/镇江の食堂
夕食 :青菜豆腐汤(チンツァイトウフータン、ほうれんそうと豆腐ときくらげの薄味スープ)、水晶肴肉(シュイチンヤオルー、豚肉の煮こごりハム)、西兰花(シーランホワ、ブロッコリーとにんじんのしょうが塩炒め)、米饭(ミーファン、ごはん)/镇江の食堂
宿泊 :济南行き夜行列車
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旅情報
1元=13円

*荷物預かり所
中国では荷物預かり所を「寄存(ジーツン)」と言います。駅の中や、駅の周辺の商店などでよくこの文字が掲げられています。値段は一律だったり、大小で違ったりします。