:: 旅1472日め : 世界旅224ヶ国め : 和人245ヶ国め : あづさ229ヶ国め ::
■内蒙古を堪能
泊まった宿の名前、「草原宾館(草原賓館)」。
食事をとった食堂の名前、「草原飯店」。
いいですねーーーー!! いかにも「モンゴル」っていう感じの、草原度いっぱいの名前。
モンゴルに行く前にも内蒙古自治区で「モンゴル飯」を食べましたが、それまでに中国八大料理の探求と称して美味美食を続けていたその時点では、「モンゴル飯」は、「味付けも凝ってなくて、シンプルで、ほっとする」という印象の料理でした。不味くはないけれど、その他の中国地域から来ると別段美味しくもない、みたいな。
しかーし。
食文化の乏しいモンゴル国から帰ってくると、その内蒙古料理が、めちゃくちゃ美味しい。モンゴル国と中国内蒙古自治区はソ連時代に分割されて以来別の国になってしまいましたが、もともと同じ国。でも、「内蒙古は流石中国になっただけのことはある!!飯が旨い!!」と、今ならありありとそのモンゴル国料理との違いが認識できるのです。
やんぽんぐ~(*^0^*)
「羊棒骨」(ヤンポングー)と言う料理。骨ごと炙り焼きにした羊肉を、がぶっと食べるのです。これがまた旨いっ。
午後2時すぎに駅へ行き、夜行列車に乗りました。内蒙古自治区の次は、寧夏回族自治区の町、中卫(中衛)へ向かいます。
本日の旅
行動 :呼和浩特観光、中卫行き夜行列車に乗る
朝食 :奶茶(ナイチャー、塩入りミルクティー)、包子(パオズー、羊肉とねぎの肉まん)/呼和浩特の食堂
昼食 :羊棒骨(ヤンポングー、骨付き羊肉の炙り焼き)、酸辣汤(サンラータン、豆腐きゅうりトマト入り酢唐辛子花山椒スープ)、米饭(ミーファン、ごはん)/呼和浩特の食堂
夕食 :カップラーメン/列車内
宿泊 :中卫行き夜行列車
旅情報
1元=13円
*モンゴル料理店の探し方
内蒙古自治区はもともとモンゴル人の住む地域でも、現在は漢民族(中国主要民族)が人口の9割を占める。よって、町に溢れる食堂は、漢民族の料理店も非常に多い。また漢化したモンゴル人が普通の中国料理を提供することもある。せっかく内蒙古に来たのならモンゴル・内蒙古料理を食べたい!という場合は、まず食堂の看板の絵を見る。モンゴルらしい、草原やパオ(円形の移動式住居)が描かれていれば大丈夫。食堂の看板が文字だけの場合、「旗」の文字を探す。「旗」は内蒙古省の地域表示用語(日本でいえば、○○町、みたいな)なので、その店ならモンゴル料理/内蒙古料理を提供している。