2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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中国>2011年07月29日(Fri)
★达州行き夜行列車→达州
:: 旅1539日め : 世界旅229ヶ国め : 和人245ヶ国め : あづさ234ヶ国め ::

■帰国まで、あと9日
-私は、四川で、夢を見る-

7/23 (パキスタン)カリマバード→ススト
7/24 ススト→中パ国境越え→塔什库尔干(タシュクルガン、中国)→ランクルで夜行移動
7/25 喀什(カシュガル)で早朝下車、列車で烏魯木斉へ向けて夜行移動
7/26 烏魯木斉(ウルムチ)着、烏魯木斉発、西安へ向けて夜行移動
7/27 一日列車の中、夜行移動
7/28 西安到着、西安観光後、そのまままた夜行列車で移動

あまりに長かった、まともに体を横にすらできない、移動、移動、また移動の日々でした。
そして、本日7月29日、朝5時半に、四川省の达州(タージョウ、達州)に到着したのです。やっと憧れの四川省です。朝が早すぎてまだ周囲は暗いのですが、駅前の広場の地べたに座り込んで電光掲示板を眺めていたら・・・、なんと硬臥のチケットがまだ取れる!! 硬臥とは安い寝台のこと。それでも横になれるということは、硬い椅子に座りっぱなしの硬座とは全然違うでしょう。「ここまできたら全行程硬座で乗り切ってしまおうか」とも考えていたけれど、ここは嬉しさに従ってすぐに硬臥の切符を購入しました。

次の行き先は?
この中国旅行の「ミッション」として最大に優先させているものは、「中国八大料理の探求」です。ここまでうち6つを既に体験しています。7つめとなる四川料理を今日から堪能しまくることに決めており、最後の8つめとなるものが、湖南料理です。そう、次の行き先はその湖南省。湖南省では桃源郷とも謳われた常德(チャンドゥー、常徳)という街を選んでいます。

さあ、ともあれ無事に四川省に到着しましたよ!

駅前より6番バスに乗って中心部へ行き、宿を決めました。
もう一週間くらいシャワーを浴びていなかったので、真っ先にシャワーとお洗濯! 中国はそこそこの値段(それでも日本の宿より格段に安い)のところだとお湯もじゃんじゃん出ますから、パキスタン以来のシャワーが、本当に気持ちよかった♪

午前中のうちに、おでかけを開始しました。活気ある市場を見つけました。和人が「やっと中国の市場に出会った」と、ほかの省の市場にも行っているのにそう発した言葉。あづさも同感。中国ならではの硬い豆腐がたくさん並べられて売られている光景、カゴに入る生き生きとした青菜の山、バケツの中には何やらお漬物? ともあれ、活気も匂いも売られているものも中国らしさでいっぱいで、懐かしさがこみ上げたのでしょうか。辛い料理で知られる四川省なだけに、調味料や油も素晴らしく美味しそう。「こういう街なら住めるねぇ!」なんて言いながら歩く市場は本当に楽しかったです。

路上の朝市風景も、まさに中国らしい光景!

中国

昼食、夕食、共に、口に含むたびに「うまーい!」を連発する四川料理も素晴らしい。当時の食メモにはこう書いてありますよ。

  「うまい。これこそ中華だと実感する。」


ここまで休まず頑張ってきたのだもの。
もちろん四川省では、美食のために、連泊しますよ~。
本日の旅
行動 :达州下車、达州観光
朝食 :なし(移動してきた)
昼食 :鱼香茄子(ユーシャンチエズ、ナスとトマトネギの甘酸っぱい煮絡め)、苕粉回锅肉(サオフンフイグオロウ、さつまいも粉固めとピーマンねぎ豚薄切り肉のカリカリ炒め)、毛血旺(マオシュエワン、鴨の血のプリンとハムもやしきのこホルモン入り赤い油鍋)、米饭(ミーファン、ごはん)/达州の食堂
夕食 :梅菜扣肉(メイツァイコウロウ、青菜漬物に豚の三枚肉醤油煮スライスを重ねて蒸したもの)、麻辣豆腐干(マーラートーフガン)、干して薄くなった豆腐に辛味)、啤酒(ピージウ、ビール)/宿
宿泊 :鑫丽都商务酒店(シンリードゥサンウーチューティエン)
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*達州市
http://ja.wikipedia.org/wiki/達州市