2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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チリ>2010年02月26日(Fri)
プエルトナタレス→プンタアレーナス
:: 旅1023日め : 世界旅180ヶ国め : 和人235ヶ国め : あづさ192ヶ国め ::

■南米大陸最南端の町へ
「パタゴニアといえば風」とは、誰の言葉だったかしら?
今朝はその言葉がぴったりなほどの強風です。屋内にいても、付近の電信柱が揺れているのが分かります。

今日はやっとプンタアレーナスPunta Arenasへ移動します。「プンタPunta」が「先端」とか「尖った」、「アレナArena」が「砂」という意味で、砂地の続く大地の先端、という意味でしょうか。ともあれ南米大陸最南端の町が、プンタアレーナス、南緯53°なのです。アフリカの最南部都市ケープタウンCape townだってたったの南緯33°ですから、南の町と言ってもかなり違うものですね。

プンタアレーナスはここプエルトナタレスPuerto Natalesからはたったの3時間。今日は、イヴァンとカロリーナという若いチリ人夫妻の家に滞在します。イヴァンとカロリーナは私たちの到着後の夜 -といっても夕方の明るさ- 、私たちをマゼラン海峡までドライブに連れて行ってくれました。夏のパタゴニアは日が長く、夜8時くらいではなかなか暗くならないのです。

チリ

おおー! これがかのマゼラン海峡か!!

マゼラン海峡はスペイン語ではエストレーチョデマガジャネスEstrecho de Magallanesと呼ばれ、南米大陸の最南端と、それより南の島群との間にあります。よく南米と南極の間の海峡と間違われるのですが、それはドレーク海峡と呼ばれ、マゼラン海峡ではありません。マゼラン海峡はパナマ運河が出来るまでは大西洋と太平洋をつなぐ唯一の航路で、パナマ運河が出来た今も重要航路の1つです(パナマ運河は狭く、通れないサイズの船はここを通るしかないため)。ただ浅いところが多くその航海は容易ではないのだとか。ともあれそんな有名な場所を見ることができて、すごく嬉しかったことには間違いありません。

本当ならもう少し早くプンタアレーナスに着いている計画だったのに、途中満席でバスが取れない区間があって(アルゼンチン人の休暇シーズンにまんまとやられたって感じです)、ここの到着がフォークランドFalklandへ飛ぶ前日となってしまって、イヴァンやカロリーナと一緒にいる時間が少なくなってしまったのが残念です。

ともあれ、明日は、フォークランドへ行きますよ!!
本日の旅
行動 :プエルトナタレスからプンタアレーナスへ移動
朝食 :パン、コーヒー、いちごヨーグルト、キウイヨーグルト/宿
昼食 :コカ茶、パン/宿
夕食 :パン、チーズ、ハム、マンハール(アルゼンチンのドゥルセデレチェと同じ)、コーヒー、紅茶、アルファフォル(マンハルを挟んだチョコレート菓子、チリワイン、チリビール/イヴァンとカロリーナの家
宿泊 :イヴァンとカロリーナの家
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旅情報
1チリペソ=0.18円

*オンセというチリの食事スタイル
スペイン語で「11」という意味ですが、チリの、遅い時間の軽い夕食を指します。まるで朝ごはんみたいにトーストとジャムとか食べたりします。