2人の世界旅 日々の記録

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トリニダード・トバゴ>2009年11月23日(Mon)
グラフトン→スカボロー→ポートオブスペイン→マラバル→チャガラマス→ポートオブスペイン→マラバル→ポートオブスペイン→マラバル
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■トリニダード島へ
今日は、いよいよカリブ海の最後の「島」、トリニダード島へ移動します。
先日チケットを買っておいたので、今日は早朝の乗り合いタクシーをつかまえて港へ行くところから始まります。朝5時台には港に行かなくちゃいけない早朝便なのにものすごい人で込み合っていてびっくりしました。

昨夜も遅くまで旅計画で詰めていたので、寝不足です。

トリニダード島ではポートオブスペインPort of Spainに到着。今日からショートホームステイでお世話になるオルソンおじさんが車で迎えに来てくれていました。

昼間のうちは家で少し休ませてもらって(でもネット使って旅計画詰めていきますけど)、少し離れたところにあるチャガラマスChaguaramasの港に行ってベネズエラ行きのフェリーチケットについて問い合わせたりしました。

夜、おじさんは、「音楽の催しがあるよ」と誘ってくれました。カリブ海の音楽は「スチールパン」という、金属を叩いて音を出す、いわゆる「カリプソ」と呼ばれるものが主流です。かつて大量の奴隷がアフリカから連れてこられたけれど、部族の違う者どうしでは会話も通じない。そういう背景で、言語ツールとしてカリプソは発達し、そのリズムと音階で意思を伝え合っていたのだそうです。カリプソは今では演奏楽器としてカリブ諸国に広まっていますが、ここトリニダード・トバゴが本家本元なのです。

金属板を見ると、微妙にボコボコしているでしょ? 叩く場所によって音階が違うのですが、ドレミファ・・・と並んでいないので、鍵盤とは全く叩く感覚が違います。

トリニダード・トバゴ

で、なんとこの写真には、実はオルソンおじさんもいるんですよ~(^^ゞ
誘ってくれたときは自分が奏者だなんて一言も言っていなかったのに、びっくり!

シャンソンやフォルクローレ、京劇やベリーダンス、手拍子と歌声だけの土着的なもの、ともあれ、その土地に根付く文化鑑賞をすることは、旅の醍醐味の1つです。だから、このトリニダード・トバゴならではの素晴らしいカリプソを目の前で見て聴く機会をいただけたことは、本当におじさんに感謝しています。

スチールパンの音はこれまでも耳にしてきましたが、今日のは格別です! プロ級のミュージシャン達が叩きあげるスチールパンの音色は、これからも絶対忘れないと思います。
本日の旅
行動 :グラフトンからマラバルへ移動、トリニダード島観光
朝食 :サラミとサラダ(トマトレタスきゅうり)のバーガー、ソルトフィッシュとサラダのバーガー、ラム酒/船の中
昼食 :Roti Shrimp(ロティシュリンプ、小麦粉の皮の層に豆の粉が入ったふわふわの皮にエビのカレーゆでじゃがいもヒヨコマメスピナッチかぼちゃなどを入れてくるんだもの)、グレープフルーツジュース/ポートオブスペインのロティ屋
夕食 :Corn Soup(生コーンとコーン輪切りダンプリング(すいとんのようなもの)プロビション(イモ類バナナ類)入りコーンスープ)/カリプソ演奏会場
宿泊 :オルソンおじさんち
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旅情報
1トリニダードトバゴドル=14.7円

*ポートオブスペインで美味しいロティ屋
生まれも育ちもトリニダードというおじさんが連れて行ってくれたロティ屋です。すごくゴージャスでデリシャスでした♪カリブ海ロティのルーツはトリニダードにあるので、是非堪能して下さい♪
「Patraj Roti Shop」
住所:161 Tragarete Road, Port-of-Spain, Trinidad and Tobago