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■レンタカー2日目
昨夜は奇跡的にここセスリエムSesriemに宿泊することができました。朝5時半に、ナミブ砂漠の砂丘群へ入るためのゲートが開きました。まだ日の出前の暗い時間、約50分間の走行で、お目当ての大砂丘、デューンDune45に到着しました。砂漠内の走行とはいえ、道は舗装されていたので、楽でした。
デューン45は日本でもよく知られるナミブ砂漠の美しさの代名詞で、しばしば「アプリコット色の大砂丘」と謳われます。このあたりは砂がオレンジ~赤みがかっていて、更に砂の結晶面が太陽光をよく反射するので(凝視するとピカピカ光っています)、赤い輝きが殊に美しいのです。
私たちも、砂丘に登りました。砂丘の尾根で見るサンライズは、砂丘を美しい深いオレンジ色に染め上げました。周りの風景もどんどんと美しい色合いを増していきました。
砂丘の尾根の上で、簡単な朝食を摂りましょう♪ パンとチーズとオレンジですけど、なんたってナミブ砂漠♪ 素晴らしい景色の中で食べるものは、質素だってとっても美味しいですよね。
いっぱい写真を撮って、デューン45から降り、次は車で奥へと向かいました。
デューン45から砂漠内部の駐車場までは20分ほどで到着しますが、ここから先、メインの見所であるソーサスフレイSossusvleiまでの約5kmは4WDの車しか入れないので、4WDを持たない私たちは、内部シャトルバスに乗るか、歩くかのどちらかとなります。結構シャトルバスが高いのと(1人片道50ドル)、折角の大砂漠の観光なのだから、是非歩きたいと思ったのとで、様々な砂漠の風景をカメラに収めながら、歩きました。でも砂地で歩きにくく、途中で休んでいたら、乗せてくれる車が通ったので最後は歩いていません(^^ゞ
砂漠奥地の見所は、乗せてくれた車のドライバーが「You MUST go」(絶対行きなさいよ)と強く言ってくれたデッドフレイDeadvlei、そして広大な砂漠が見渡せるソーサスフレイです。それらを歩いて見て周り、また、砂丘の上に腰を下ろして青空と砂丘を見渡す時間を過ごしたりなど、まだまだ見ていたい気持ちもあるけれど、それでもめいっぱいに充実した砂漠訪問ができたと思います。
再びキャンプサイトまで戻り、給油をして、ダートな道を走って移動を再開しました。海岸の街ウォルビスベイWalvis Bayに到着したのが夜9時ですから、今日の午後はいっぱい走ったね。宿探しは苦労しましたが、地元の人の協力で、良い宿に安く泊まれることができ、本日無事終了です。
・・・レンタカー2日目(5日中)、本日の総走行距離453km、走行時間8時間45分。
本日の旅
行動 :レンタカー2日目、ナミブ砂漠観光、セスリエムからウォルビスベイまで移動、
朝食 :パン、チーズ、みかん/ナミブ砂漠デューン45の上
昼食 :ソーセージ&チップス(チップスはフライドポテトのこと)、ビール、ファンタオレンジ/セスリエムキャンプサイト
夕食 :パップ(とうもろこし粉を炊いたもの)にミートボール入りシチューをかけたもの、スモークマケレル(サバスモーク)、ワイン、コーヒー/宿
宿泊 :コートヤードホテルペンションThe Courtyard Hotel Pension
旅情報
1ドル=14円
*ナミブ砂漠内観光
簡単に略図にすると以下の通り。
A--B-[すぐ]-C-[すぐ]-D-[約50km]-E-[約15km]-F-[約5km]-G
(A:外、B:パークのゲート、C:宿泊所(キャンプor高級ロッジ)、D:砂漠のゲート、E:砂丘群(デューン45など)、F:内部駐車場、G:砂丘群(デッドフレイやソーサスフレイなど)
Bは日の出と共にゲートが開き、Dは日の出数十分前にゲートが開く。つまり、前日の日没までにBを越えてCに宿泊しないと砂漠のサンライズは見られない。また、FG間は2輪駆動車は通行できないため、4駆がない場合はGでのサンライズ鑑賞も不可能。
2輪駆動車で観光する場合、Cに宿泊して、Eでサンライズ鑑賞、その後Fに移動して、FG間はパーク内シャトルバスに乗るか(片道50ドル)、歩くか、ヒッチハイクをするかのどれかになる。