2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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ナミビア>2008年05月30日(Fri)
★キートマンズホープ行き夜行列車→グルノー→カラスバーグ
:: 旅386日め : 世界旅63ヶ国め : 和人214ヶ国め : あづさ84ヶ国め ::

■ヒッチハイクの連続
朝8時、夜行列車はキートマンズホープKeetmanshoopに到着しました。

ナミビア北部オシャカティOshakatiやオプウォOpuwo、中部ウィントフックWindhoekやスワコプムントSwakopmundなどを見てきて、いよいよ今日からナミビア南部の旅が始まります。この辺はツーリストがあまり来ない場所なので、駅前もガラーン、町もガラーンといった印象です。でもね、あづさは、“ツーリストがあまり来ない場所”が理由もなく嬉しいの。何故だろう、きっと、人も素朴で町も素朴で、そういったことに旅心がめいっぱい喜ぶからだと思うのです。

ここは町が整備されています。建物もきれいで、時折みかける路上ごはん屋のおばちゃんも元気。そうそう、町を歩いていると、今までよりも一層アフリカーンス率が高いことを感じます。
(※アフリカーンス:オランダ語をもとに発展したアフリカ南部で話される言語)

さて、ここから南アフリカのケープタウンCape Townへ移動しなければなりません。私たちは大型トラックのヒッチポイントへ行きましたが、それでも上手くいかず、もっともっと歩いてヒッチハイク。それでも上手くいかず、もっともっと歩いて幹線道路のケープタウンへの分岐点にまで行き、ヒッチハイクを試みました。

正午近くに、止まってくれる車がありました!!

最初は「ケープタウンに向かっている」と伝えると、おじさんは「私はカラスバーグKarasburgに住んでいる」と言います。それでもいい、カラスバーグからでもケープタウンへの道はつなげるわけですから、私たちは喜んで、止まってくれた親切なおじさんの車に乗りました。

途中、車はグルノーGrunauという小さな町で、黒人地区にあるローカルな酒場(おじさんの友人宅)に寄りました。そこでは私たちも美味しいビールを飲みながら、楽しい時間を過ごしました。

グルノーの酒場

そして、目的地カラスバーグには夕方到着しました。

■カラスバーグの日本人
ウィントフックの宿で、ボランティアでナミビアに来ている日本人の方と知り合いました。名前はキノピーと言います(ホントの愛称です)。簡単におしゃべりをしただけで、ただ“カラスバーグ在住”ということしか個人的なことは知らないけれど、大変に気さくな方でした。

「どこで降りる?」とヒッチハイクしたドライバーのおじさんに尋ねられ、回答したのが「この町に日本人の友人がいます」ということ。で、降ろしてもらったところが、なんとキノピーのお住まいの前だったのです。

カラスバーグは、行程地図を見てもらえれば分かりますが、ナミビアのなかでは辺鄙な場所にあります。辺鄙だからこそ、南ナミビアの素朴な良さを、感じる良いところです。

キノピーさんちでは、ボランティア同僚の方と交えて歓談に花を咲かせました。4人で夕食を食べに出たり、その後は部屋で日本酒(!)で乾杯など、いろいろと良くしてもらえ、感謝の気持ちでいっぱいです。

キノピーのサイトはこちら。
Namibian Teacher

私たちとの歓談の様子はこちらです。
1週間分-Namibian Teacher

ほんと、ありがとう♪

ナミビアでのこれからの活躍を、祈念します。

※最初、キノピーのお名前は仮称で掲載していましたが、ご本人様の了解のもと、キノピーに変更いたしました。
本日の旅
行動 :キートマンズホープ観光、キートマンズホープからカラスバーグへ移動、カラスバーグ観光
朝食 :Rooster Brood(ルースターブルード、小さな丸パン)、Vleis(フレイス、羊肉ステーキ)/キートマンズホープの路上ごはん屋
昼食 :パン、ビール、カールのようなスナック菓子/グルノーのローカルバー
夕食 :Hake & Chips(ヘイクアンドチップス、タラのフライとフライドポテト)、トマトレタスアボカドのサラダ、Schnitzel(シュニッツェル、ドイツ風薄いカツレツ)、ビーツサラダ、さつまいもきんとん、Lamb Chops(ラムチョップ)、ビール/カラスバーグのレストラン、日本酒大関、スナック菓子/キノピー宅
宿泊 :キノピー宅

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旅情報
1ドル=14円

*キートマンズホープからカラスバーグへの移動
土曜日と水曜日なら列車がある(所要6時間弱)。列車でなければキートマンズホープから乗り合いバスに乗るか、ヒッチハイクとなる。