2人の世界旅 日々の記録

■晴れのフンザ
やったー！　フンザに来て今日が一番雲がない！！　雪山の山頂も麗しく輝き、素晴らしい朝を迎えています。和人は早速山を見るために、丘の上のほうへ散策に出かけていきました。あづさは足の傷口を治したいので、ちょっと路上を歩いて、民家の屋根に上らせてもらった地点から写真を撮りました。２人とも大満足の光景を眼中に収められて、朝からご機嫌です。



今日も基本的にはゆっくりと先のことを考える１日としました。

食事の時にはバザール街を歩きますので、そのときはパキスタン料理の研究をしています。

もうね、「カレーって何だ？」「コルマって何だ？」から「チャパティーって何だ？」「ナンって何だ？」から、機会あらば様々な人に質問を繰り返す。何故ならば、話す人によって説明が違う・・・「違う」どころか「食い違う」ので、こういうときは標本数を多く集めないと母体が理解できなくなります。だから、料理人を中心に、たくさんの人に聞きます。哲ちゃんには「人によって言うことが違うんじゃない？」と言われるし、あづさも「確かにそうだ」と思うけれど、たくさんの人に聞くほど「基本の柱」が見えてくる。

聞いて聞いて、そこに住む人々の心に根付く「カレー」や「ナン」の定義を理解していきたい。そして実食して、一層きちんとその柱をつかむ。それがあづさのパキスタンでの大きな目的です。