2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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バングラデシュ>2010年12月05日(Sun)
クアラルンプール行き夜行バス→クアラルンプール→ダッカ
:: 旅1305日め : 世界旅212ヶ国め : 和人245ヶ国め : あづさ219ヶ国め ::

■世界旅212ヶ国目、バングラデシュ
今日はなかなかのロングフライトです。昼過ぎのフライトでクアラルンプールKuara Lumpurを出た飛行機はミャンマーを越えてバングラデシュへと降り立ちました。一昨日シンガポールの最終日も旅準備で忙しく、昨夜も空港の床で寝たので、実はほぼ2泊完徹に近い状態です。

ダッカDhakaに着いたらもう夕暮れ。どんどんあたりが暗くなっていきます。空港のATMでタカ(現地通貨)を引き出したら全部500タカ札、高額紙幣ばかり。あちゃーこれじゃ何も出来ないじゃん・・・と、空港前のスナックで軽食を2つ買って小銭を作りました。


「世界で人口密度が高い国」と言われれば、台湾もそうですけれど、やはりバングラデシュを挙げない訳にはいかないでしょう。そして人口自体が多い。2009年推定人口が1億6000万人、世界第7位。そういう予備知識と共に来てしまったので、空港前の道からして交通量の多さに、「ああやっぱりね」と思うものがあります。しかしその車がオンボロ車が多いあたりが、途上国ゆえ。新車だらけのシンガポールから来ると違いが一層はっきり認識できます。


空港前の道で人に聞いても、ダウンタウンまで行くバスがつかまえにくい。もう周りは真っ暗で、ガイドブックも持っていないので、頼れるのは地元の人だけ。聞いて聞いて聞きまくる。果たして私たちが行こうとしている宿へはどう行ったらいいのか。

そこで声をかけたうちの1人である、体格の良い男性「アシフおじさん」は大変に親切な人でした。私たちが行こうとしている場所を伝えると一緒にタクシーに乗ってくれ、タクシーが目的の宿に到着するまで付き添ってくれたのです! すごく有難かった。すごく嬉しかった・・・。おじさん自宅が私たちの宿の近く、つまり私たちが行こうとしているあたりの地理に詳しいのが偶然でしたがラッキーでした。


ここはバングラデシュ。ここはムスリム(イスラム教徒)が集まって(集めさせられて)できた国。イスラム圏は「女は家にいる」のが美徳とされ、その美徳がここでは敬虔に守られているのでしょうか、遅い時間だから余計に、外を歩いている女性は見かけません。確かに人が多すぎて街中がゴミだらけで異臭ある首都ダッカで(男性の皆さん立ちショ○や野グ○をされるので・・・)、そんな道でも、多くの人が屋台で食べるものや飲み物を売っています。

写真は、路地のひとこま。

バングラデシュ

今日は、アシフおじさんの厚情のおかげで、右も左も分からないダッカで、とりあえず無事に宿へ入ることができました。すごく疲れていたのと極度の寝不足で、着ていたものの洗濯だけは頑張って、あとは2人でベッドに倒れるように寝てしまいました。
本日の旅
行動 :クアラルンプールからダッカへ移動、マレーシア出国、バングラデシュ入国
朝食 :ナシ(ごはん)、イカンゴレン(揚げ魚)、アヤンゴレン(フライドチキン)、ゆでゴーヤ、サンバルテルル(ゆで卵の辛いペースト和え)、カンコン(空心菜炒め)、フルーツミックスジュース/クアラルンプール国際空港
昼食 :なし(朝昼合同)
夕食 :カッシ(マトンとゆで卵のカレー)、バット(ごはん)、ムルグ(チキンカレー)、ルティ(薄いパン)、サラッ(きゅうり青とうがらしのサラダ)/ダッカのレストラン
宿泊 :ホテルアルラジャックHotel Al-Razzaque
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旅情報
1マレーシアリンギット=28.2円
1バングラデシュタカ=1.23円

*バングラデシュアライバルビザ廃止?
私たちが訪問したのは2010年12月だが、その少し前に空港アライバルビザの発給が停止されたとのことです。事前に大使館でビザを取得していく必要があります。私たちはマレーシアのクアラルンプールで取得。