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ブータン>2010年12月10日(Fri)
★ダッカ→パロ→ティンプー
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■天空の、幸せの国へ
バングラデシュのダッカDhakaを9時半に離陸。時差はなく、11時前に「ヒマラヤの山岳空港」に着陸。

ここはブータン、天空の国、幸せの国。

青い空が澄んでいて、日差しの強さからも標高が高いということが一目で分かります。ここはヒマラヤの裾野にある山岳国家なのです。まるで、アンデスに抱えられたボリビアのよう?

飛行機を降りて目に入る白亜の建物 -空港のビルディング- からして、もう、衝撃の光景でした。随所にちりばめられたブータン建築様式の数々が目に入り、その毅然とした白眉の美しさにただただ見とれてしまいます。世界に、これほど美しい空港はない・・・。

ブータン


ブータンの「特殊な旅」について少し書いておきましょう。
鎖国に近い政策をとり続けてきたブータンでは、外国人の入国と入国後の行動を規制する目的もあり、「1人1日約200USドル(※)の徴収&単独行動不可」という規制を設けています。
(※人数や時期により料金が違ってくる)

1USドルをざっと100円として、2人で10日間ブータンを旅するのならば、200ドル×2人×10日=40万円! 往復航空券とビザ代(1人20USドル)を抜きにしてこれだけの費用がかかるわけ。1日200ドルはフルパッケージ(宿代やガイド代、移動費、食費など、基本的には旅のすべてがまかなえる)ですが、それにしても高いですね。5人家族で10日間の家族旅行をしようもんなら100万円かかるってなわけで・・・。長旅ゆえ旅の出費は抑えたいバックパッカーの進入を阻む最大の要因となっています。

私たちは、大変に幸せなことに、現地在住の方からの招待という形でブータンに入国することができます。青田さん、本当にお世話になります、ありがとうございます。在住者なら招待し放題という訳は決してなく、回数にも制限がありますし規約はもちろん厳しい。もし今後ブータンにその形で行きたい人が「じゃあネットでブータン人の友達作って招待してもらおう!」と思ってもそれもダメ。ブータン国民と友達になるだけならFacebookなどを使えば今どき簡単でしょうけれど、ブータン人であっても相当の地位(例えば会社の中なら社長クラス)の者でないと、外国人を自国に招待することはできないそうです。


東南アジアを、妙に忙しいペースで旅をしてきたのも、青田さんが私たちを招待できる期限が今日の12月10日でギリギリセーフ、これより遅れたらアウト、というタイミングだったためです。私たちは、招待者は被招待者(私たちのこと)のブータン国内での行動に際して責任を有するということを忘れずに、しっかりと気持ちを張って行動しなければなりません。でもブータンを楽しんで欲しいという思いで複雑な手続きを経て私たちを招待してくれたことにも応えるよう、ブータンの旅を何よりも楽しみ、めいっぱいブータンを好きになって帰りたいと思っています。更に、ブータンに住みブータンをよく知る人からブータンのことを教えてもらえるだなんて、最高の幸せです。旅をしていてこんなに嬉しいことはありません。感謝の気持ちと、頑張ろう&楽しもうという気持ちと、それらがすべて相まって今日の「わくわくした気分!」につながっているのだと思います。

招待してもらえたことにより、1日200USドルの支払いは免除。国内でかかる費用は、ビザ代、食費、宿代、交通費等の実費です。ブータンには9日間滞在する予定で、すでに青田さんが提出書類に全行程を記入する必要上、素敵な旅プランを作ってくださっています。すごく幸せ、すごく嬉しい!!


パロParoにある国際空港から首都のティンプーThimphuへ。
街を歩く人は多くの人が、丈の短い和服のようにも見える素敵な伝統民族衣装を身につけています。ブータンは長く鎖国をしていたゆえ、独特の文化を高いレベルで保有している・・・まるでここは19世紀の日本? 江戸末期か明治初期の日本の面影が見え隠れするかのような幻影さえ、伝統建築様式の数々と人々の衣装から見えてしまいます。男性の民族衣装は「ゴ」、女性の民族衣装は「キラ」といいます。ブータンの礎がチベットにあるため、国民は皆チベット仏教を信仰しています。

青田さんとは無事に合流でき、ティンプー市内散策へ行きました。初めて見るティンプー、すばらしいブータンの光景の数々。目を引かれるものは、先ほどのゴやキラを着る人々のほか、ブータン独自の美しい建築様式や、家の壁に描かれる独自の絵画。そして屋根の上や軒先で干される、肉や唐辛子などです。

「サブジマーケット」は、サブジ=野菜という意味にもかかわらず、チーズや肉類も売られている総合市場でした。「わー、こんなの見たことなーい!」と、やはりブータン独特の食材 -ブータンの唐辛子、脂身を干したもの、飴玉のように固まったチーズなどなど- は昔何かの映像で見た、果てしない異世界のよう。それが今、現に手にとって自分の旅体験となっているのが、不思議な気さえします。青い澄んだ空と相まって、山の中の小さな街の、見るもの全てが、感動を作ってくれています。

「ブータン料理が食べたい」というあづさ得意のリクエストによって青田さんが連れて行ってくれた、「庶民の食堂」感が満点のお店も最高でした。ブータンの主食である米(今日食べたのは赤米)、ブータン人の主たる食材である唐辛子「エマ」、とチーズ「ダツィ」をあわせたおかず、その名も「エマダツィ」、ブータン料理の主たる薬味となる唐辛子と野菜の和え物「エゼ」、などなどです。「こんな料理、ブータンに来るまで食べたことがない!!」とこれまで各国の食事情/食文化を学び続けてきたあづさにも、初体験の料理ばかりが続きました。ブータンは先述の通り、チベットの文化を継承して建国された国ですが、唐辛子料理もチーズ料理も基本的にはチベット料理ではなく、あくまでブータンが(インドとの陸路交通開通の影響を受けて)育んだ料理と言えます。ブータン料理については今後も鋭意リサーチを続けることにしましょう。

市内を歩き、メモリアルチョルテン(チョルテン=仏塔)を観光して家に戻りました。夜はもう1人の日本人の方をも交えて4人で夕食&焼酎でわいわいと楽しい時間を過ごしました。

初日から幸せいっぱいの国、ブータン。
ティンプーは標高が2500mはあるでしょうか、少し歩くと息が切れてしまいます。そして何より12月のヒマラヤ高地は半端じゃない寒さが襲ってきます。高度順応も寒さへの身体対応もできていない初日では苦しいはずなのに、それを感じないほど、楽しく充実したブータンの旅が始まりました。
本日の旅
行動 :ダッカからティンプーへ移動、バングラデシュ出国、ブータン入国
朝食 :ムルギリバルガ(チキンカツバーガー)、カッチリバルガ(ヤギカツバーガー)/ダッカの空港
昼食 :ト(赤い米を炊いたごはん)、エゼ(唐辛子トマト山椒香菜の油煮)、エマダツィ(青唐辛子のチーズ煮)、サークダツィ(青菜のチーズ煮)、スジャ(バター茶)/ティンプーの食堂
夕食 :きのこ炊き込みご飯、大根きのこジュマ(ブータンソーセージ)ねぎ玉ねぎごった煮、ジュマソテー、大根の皮のきんぴら、いいちこのお湯割り/青田御殿
宿泊 :青田御殿
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旅情報
1バングラデシュタカ=1.23円
1ブータンニュルタム=2円

*ブータン料理は世界一辛い?
独自の体験による結論から言うと、「世界一というほどではない、まだまだ辛さの上手はいる」となるでしょうか。唐辛子を野菜感覚で使うので辛味は確かにありますが、大ぶりの赤い唐辛子(ブータン産唐辛子)は辛味がマイルドですし、ごはんと一緒にぱくぱく食べられ、ヒーヒーという苦しみは大して残らない程度のもの。ただし、近年特に流通するようになった緑色の小ぶり唐辛子(インド産唐辛子)は辛いので注意。特に種やワタなどが除去されていないものは辛味が強い傾向にあるので、特に種に注意して食べてください。

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