2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
 旅して » 2人の世界旅 »旅日記 » フィンランド »
 旅して » 旅紀行 »旅日記 » 世界旅» フィンランド »
フィンランド>2007年06月30日(Sat)
★キビキュラ→ラウマ→キビキュラ
:: 旅51日め : 世界旅9ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ31ヶ国め ::

■ラウマへ
石の世界サンマラハデンマキSammallahdenmakiで世界遺産を観光した私たちは、次に、古い木造建築が美しい街ラウマRaumaへ移動し、世界遺産観光をする予定です。朝サンマラハデンマキを出て、4~5km歩いて・・・バス停に到着しましたが、タッチの差でラウマ行きのバスが出てしまいました(;_;)

2時間に1本しかないバス。

どうしようどうしよう。このまま待つか、何かほかのテを考えるかと、とりあえずバス停に座り呆ける私たち。

「バスはあと2時間はこないぞ」と地元おじさんが声をかけてきます。そして立て続けに私たちを助けてくれるかのように止まった車が、ティモおじさんの車でした。

■ティモおじさんファミリー
車には、おじさんと息子が乗っていました。私たちがラウマに行きたいと伝えると、なんと宿泊予定地のキャンプサイトまで連れて行ってくれるそう。本当、ものすごく親切なおじさんでした。ラウマのキャンプサイトで御礼を言ってお別れし、チェックイン後、テントを張って昼食。そろそろシャワーに行こうと準備をしていると、そのおじさんが外から声をかけてきました。あれ?さっきお別れしてから2時間近く経っているのに・・・!?

「もしよかったら、君達を私たちの家庭に招待したい。私たちの子供も是非と言っている。暖かいベッドやサウナもある。どうだろう。」

おじさんは簡単な英語が話せます。会話に対応したのは和人でしたが、2人で相談して、御好意を有難く受け取ることにしました。今日は土曜日、月曜の朝まで泊めてもらえることになりました。

テントをたたんでレセプションで宿泊キャンセルの手続きをし、おじさんの待つ駐車場に行くと、なんと家族全員でお出迎え! ワゴン車に乗ってみんなでスーパーに行き、アイスクリームショップで美味しいアイスをごちそうになり、期待いっぱい、フィンランドの民家に到着です。

あづさは娘のファニーと一緒にダイニングキッチンで過ごし、画用紙にお絵かき。メリヤママの晩ごはん作りをキッチンで見させてもらいながらの時間が楽しかった。和人は息子のキミィ、ティモおじさん、おじさんの従兄のミッコおじさんと一緒に、家の敷地内にある遺跡(昨日見たサンマラハデンマキと同様のもの)を見学に行きます。家族みんなが揃ったあとは、メリヤママの美味しい美味しい晩ごはんをいただきました。フィンランドの愛情いっぱいの味に、本当、感激です。

食後はビールやフルーツカクテルドリンクを色々とごちそうになりながら、外のブランコやトランポリンで遊んだり。極めつけは、家に2つあるサウナ(近代式電熱式サウナ、伝統的薪サウナ)のうち、電熱サウナでの至福のひととき・・・♪ (伝統的サウナは仕度に3時間かかるとのことで、明日のお楽しみです)

メリヤママは5泊のテント生活で汚れている衣類やタオルを全部洗濯してくれました。

こんな幸せなことが、旅の間に出会えるなんて。
2人の世界旅が、本当に幸せなものになっています。

ファニーが描いた似顔絵

(この絵は、小学生の娘ファニーが描いてくれたものです。私たちのPCのキー配列を見て、アルファベットを平仮名にしようとしてくれたところが、すっごく可愛い!!(DとSは直接読み方を聞かれてあづさが教えてあげたものなのでキーボード上の文字と違っちゃいましたが・・・) 最後が、“あづアンドかず”になっているんですよ。ほんと可愛いったら・・・!)

本日の旅
行動 :ラウマへ移動、ティモおじさんちに招待され宿泊、サウナ。
朝食 :ブルーチーズとハムのサンドイッチ、さくらんぼ/テントの中
昼食 :魚の塩漬け、マカロニのバター塩ソテー、スープ、ハム/ラウマのキャンプサイト
夕食 :UUNIKALA(ウーニカラ、大きなサーモン切り身をオーブンで焼き、クリームとチーズをたっぷりかけてオーブンで焼いたもの)、ふかしじゃがいも、トマト、きゅうり、パン数種、ビール、フルーツアルコールドリンク、チーズ、いちご、ライス/ティモおじさんち
宿泊 :ティモおじさんち

関連ページ
行程 行程  お金 お金  写真 写真  お宿 お宿  ご飯 ご飯  ≫2人の世界旅トップ

旅情報
1ユーロ=170円

*ラッピからラウマへ
世界遺産サンマラハデンマキ最寄のラッピからもうひとつの世界遺産ラウマまで直行のバスが出ている。ただし本数は少ない。