2人の世界旅 日々の記録

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ブルガリア>2009年05月08日(Fri)
クリバパランカ→ギュウェシェボ国境→キュステンディル→ドゥプニッツァ→リラの僧院→ドゥプニッツァ→ソフィア
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■リラの僧院
今日は、マケドニア北東部の田舎町からブルガリアへと移動します。

ブルガリアで楽しみにしているのは、世界遺産リラの僧院への訪問です。リラの僧院へは、ブルガリアの首都ソフィアSofiaから日帰り観光するのが最も多いケースなのですが、マケドニアから行く場合、ソフィアよりもリラのほうが近いので、「マケドニア→ソフィア→リラ→ソフィア」よりも、「マケドニア→リラ→ソフィア」と動いた方が効率が良さそうです。

国境まではバスなどなく、めずらしくタクシーで国境へ。ヒッチハイクがなかなか上手くいかなくてしばらく歩いたのち、やっとヒッチハイク成功。そしてキュステンディルKyustendilの町では巡回ポリスがバスターミナルまで送ってくれ、ドゥプニツァDupunicaへ移動しました。そこからは、リラ村行きバス→僧院行きバスと乗り継ぐとばっかり思っていたのに、幸い僧院行きの直行バスがあったのです。嬉しかったなあ。

ともあれそうやって刻んで刻んで移動を続け、リラの僧院には午後3時を過ぎた頃に到着しました。

リラの僧院

あづさは、すっかり「世界遺産リラの僧院に泊まる」というつもりでいました。かつて尼さんたちの住まいだったところが、有料で旅行者にも開放されているのです。でもその宿泊の受付となる部屋は、あいにく私たちが観光中ずーっと無人だったんです。

流石は世界中から観光客を誘致する世界遺産だけあり、リラの僧院は、回廊の壁画、内部のフレスコ画、多数の絵画の多さに圧倒されます。昨日マケドニアで見た、悪魔チックな絵も多くあり、見ていて本当に面白いですね。感動はといえば、昨日の壁画のすごさが先に来てしまい、リラの僧院には行ってみたいと思っていたものの、期待していたほどの感動が得られなかったというのが、率直な印象です。

さて、宿泊受付もしてもらえないようだし、思ったよりも遅い時間に帰りのバスがあったし、首都ソフィアへ十分行けそうだし、ソフィアで美味しいブルガリア料理を食べたいというあづさの希望もあることだし、今からソフィアへ戻りましょうか!

ソフィアでは、どうせ1泊しかしない宿探しに時間をかけるのはもったいないから、市内で一番安そうなホステルにテキトーに宿を決めて、早速美味しいブルガリア料理レストラン(ちと高級)へ繰り出したのでした。
本日の旅
行動 :クリバパランカからソフィアへ移動、リラの僧院観光
朝食 :シリアル、オレンジ、コーヒー/ダンとジリアンの家
昼食 :パン、アヒルのレバーペースト/ドゥプニッツァのバスターミナル
夕食 :ポルジニキョフテタ(牛肉に玉ねぎパセリ塩を混ぜて大きな団子にして揚げたもの)、ポステルバ(マスのフライ)、Kiopoolu(キョプロ、なす焼きパプリカにんにくキャラウェイ入りオイル多め冷製)、花豆茶豆ゆで、赤ピーマンと玉ねぎのピューレ、キャベツとにんじんのコールスロー、レタス/ソフィアのレストラン
宿泊 :レッドスターホステルRed Star Hostel

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旅情報
1マケドニアディナール=2.2円
1ブルガリアレバ=70.3円

*マケドニアからリラの僧院へ
たとえばマケドニアの首都スコピエからブルガリアの首都ソフィアへ行くのは簡単。ダイレクトバスが走っている。でもリラの僧院はマケドニア国境に近いところにあるため、いったんソフィアまで北上して再びリラまで南下するのは移動距離としても無駄があるような気がした。
スコピエ--クリバパランカ--国境--キュステンディル--ソフィア、と続く道を、キュステンディルまで行けばドゥプニツァ→リラと乗り継いでいける。