:: 旅1248日め : 世界旅204ヶ国め : 和人243ヶ国め : あづさ212ヶ国め ::
■悠久の水上の旅・1
それではメコンデルタ1泊2日ツアーの始まりです! ショートトリップに使わない荷物はお宿のフィーおばさんが預かってくれることになったので、身軽になっておでかけしましょう♪
朝8時ツアーバス出発。途中伝統工芸の作業場を観光し、11時にメイトーMy Thoに着きました。お天気は悪いけれど、雨が降っていないのが幸いです。洪水被害も出ているほど今年は特に雨がひどい東南アジアで、メコンデルタはどうやら水量が多いようにも見えます。
デルタとは? ギリシャ語のデルタは「Δ」の文字で表されますよね。日本語では三角州のこと。遥か遠くから流れてきたメコン川が下流域で分岐をなし、多数の三角州を形成しています。更にそこには長年人々が、水と共に生活をしており、その伝統的な暮らし方を見に行くことを含めて、この「メコンデルタ」はベトナム屈指の観光名所となっています。ツアーバスはほぼ満席で出発しました。
ココナッツアイランドでは、やしの実(ココナッツ)からミルクを絞り、お菓子を作る様子を見ました。試食のココナッツキャンディーが美味しいです。
馬車に乗って村の様子を観光しながら進み、次は伝統的な手漕ぎの小舟に乗って運河を進みます。
すれ違う人々は、まさにここに暮らす人。地上のマイカーのごとく、この運河ではマイボートで買い物に行ったり用事を済ませにおでかけしたりしているのですね。運河では魚を捕獲する仕掛け網もたくさん見かけました。
フェニックスアイランドで昼食をとり、ユニコーンアイランドで蜂蜜農場を見学&試食試飲、果物農家を訪問して試飲&ベトナム歌唱を鑑賞。流石ツアーですから、次から次へと、効率良く観光客向けのアトラクションが用意されていて、まったく時間に無駄がありません♪
雨が降り出したのが主要な観光を済ませた後だったのも本当にラッキーです。いったんメイトーに戻り、日帰り観光組みとお別れし、1泊2日組み(私たちも含む)は別の車に乗ってカントーCan Thoの町へ移動しました。
目も当てられないほどの大洪水で車道も陥落していて、「ちょっとこれはひどすぎる・・・」と、東南アジアの他地域の被害をも心配してしまうほど。それでも、雄大な水と暮らす人々の文化に踏み込んだ、充実した1日を無事に終えることができました。
明日は、1泊2日ツアーの最大の目玉! 朝のみ見られる「水上マーケット」に行ってきまーす!
本日の旅
行動 :メコンデルタツアー1日目
朝食 :banh cuon(バンクー、米の幅広麺野菜ハム揚げパン乗せヌオクマムたれ)/ホーチミンの屋台
昼食 :ごはん、揚げ春巻き、インゲンにんじんソテー、卵焼き、マカロニスープ、ビール/フェニックスアイランドのレストラン
夕食 :Com Phan(コムファン、少しずつおかずを取ってごはんと盛り合わせるという意味、ごはん、野菜きのこ色々ラー油炒め)/カントンの食堂
宿泊 :カサンニャヘンバムモベイKhach san - Nha hang 31B
旅情報
1ドン=0.0046円
*メコンデルタツアー選び
ホーチミン(サイゴン)市内旅行会社は必ずこのツアーを扱っている。一般的には、日帰りツアーはメイトー市へ行き、デルタを船で旅し、ココナッツファームやフルーツファーム、伝統工芸品を作る村などに立ち寄る。1泊2日ツアーは、日帰りツアーにプラスしてカントー市の水上マーケット、その他ファームなどに立ち寄る。つまり、水上マーケット目当ての人にとっては日帰りツアーはメリットがない。ツアー内容を説明してもらって選ぼう。
更に、ツアー代金も旅行会社により違う。私たちが申し込んだ会社はリサーチした中では最も安く、日帰り7US$(昼食込み)、1泊2日18US$(昼食、朝食、宿代込み)。ファングラオPham Ngu Lao地区の「Tuan Travel」で申し込みました。