2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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ベトナム>2010年10月10日(Sun)
カントー→カントー郊外→カントー→ホーチミン
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■悠久の水上の旅・2
昨日泊まったカントーCan Thoの町は大豪雨で大変でした。夕食を食べに外に出たときなど、ずぶぬれになってしまったほどです。

今日はメコンデルタツアー2日目♪ お待ち兼ねの水上マーケット観光からスタートです! マーケット(市場)は朝早いほうが活気があるもので、今朝は朝7時が集合時間でした。ボートに乗ってメコンデルタを進み、カントー郊外の2ヶ所の水上マーケットを訪れました。

ベトナム

行商に来る人は手漕ぎボート(最近はエンジンつきのものも増えています)に乗って、野菜や日用品を売りに来ます。船と船、船と陸での行商の営みは、このメコンデルタ地域に今も受け継がれているのです。タイのバンコクBangkokなんかには観光客に見せるための水上マーケットもあるけれど、やっぱり、その土地に住まう人々の、より日常の素顔を見られるほうが良いよね! 2つ目のマーケットに着いたときは朝9時をすぎていて、私たちのボートの船頭さんも「ああもう人が少ないなあ」と嘆いていました。

その土地の食収集を続けて200ヶ国超、そんなあづさでも初めて見る光景が、「ライスペーパー作り」です。ベトナム料理の代名詞の1つになっているであろう「生春巻き」の皮は日本でもよく売られていますが、その皮を作る過程を想像したことなど今までなかった。だから、今日ライスペーパー作りを間近で見られることを本当に楽しみにしてきました。

白衣のような頑丈な布を筒にかぶせてピンと張って、筒の下から水蒸気をもくもく起こす。米粉溶液を作って(見た目水溶き片栗粉)、ピンと張られた布の上にクレープを作るように薄く延ばし、しばし竹の帽子をかぶせると、蒸気で蒸されて円形の生麺になります。それを、天日で乾かすんです。

おこぼれを味見させてもらったら、大好きな「白飯の甘み」があって嬉しかった。日本人が最も大事にするであろう白飯の味は、ベトナム人にも大事なものなのだなぁと思えて、嬉しかった。

お昼にカントーの町に戻り、午後はずっとバスの中。無事にホーチミンHo Chi Minhに戻り、楽しく充実したメコンデルタの旅が終わりました。
本日の旅
行動 :メコンデルタツアー2日目
朝食 :Banh Mi Pho Mai(バンミーフォーマイ、バゲットパンのチーズサンドイッチ)、Banh Mi Xuc Xich(バンミースフスク、バゲットパンのホットドッグサンドイッチ)、Ca Phe Den Da(カフェデンダー、ブラックアイスコーヒー)、Ovaltine Nong(オバンティンノン、ホットチョコレート)、バナナ/宿
昼食 :Canh Chua Ca(カンチュアカー、川魚筒切りトマトパイナップルセロリ大根入り酸味スープ)、Com Xao Muc(コムサオムク、イカリング人参白菜その他野菜のヌォックマム炒め)、ごはん、ビール/宿のレストラン
夕食 :Pho Ga(フォーガー、鶏肉乗せ米平めんスープ)/ホーチミンの屋台
宿泊 :キムアンKim Anh
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旅情報
1ドン=0.0046円

*ベトナムで小さな節約
ベトナムでは旅行者はUSドルで料金を支払うことが多い。でも尋ねれば、その店の換算レートでベトナムドン払いの料金も出してくれる。例えば同じ商品が同じUSドル価格設定されていても、1ドル何ドンで計算するかによって料金差が出てくるので、安いほうを選ぶことができる。更に交渉によって、10000ドン以下の料金を切り捨ててくれるケースもある。是非ベトナムでは積極的にUSドル→ベトナムドン換算→安いほうを選ぶ→更に切り捨て交渉と、頑張ってみよう。