2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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香港>2011年04月14日(Thu)
前日タイパ→九龍
翌日★九龍
九龍→香港島→九龍
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■スターフェリーで観光へ
良いお天気で嬉しいな。今日は香港観光日ですから!

「香港の観光」の筆頭を連綿と受け継いできたのが、名物「スターフェリー」ではないでしょうか。九龍地区と香港島を結ぶ、片道10分足らずのローカルフェリーです。今は海峡の地下にメトロも走るようになり、通勤通学の足としてのスターフェリーの意義は低くなっているようですが、それでも、香港の摩天楼のビルディング群を一望できる景観は、ツーリストには依然人気が高いのではないかと思います。

香港

フェリーから見る香港の景色、気持ち良い!


下船したところは、日本で例えるならば銀座のようなところでした。一流ブランドショップがひしめき、ビルディングがひしめき、ビジネスマンも買い物客も往来し、「完全に都会」としか言い様のないところ。皆が忙しく動く、現代人の場。

香港島は丘のふもとがこのように栄えていますが、都会っぷりは丘の斜面にも広がっています。ありがたいことに、屋外であるにもかかわらず、丘の斜面には無料のエスカレーターが延々とつながっていて、丘の上に移動するにも疲れなくて済みます。ソーホー地区は駐在外国人も多く食事に来る地域のようで、見かけるレストランは、ステーキハウスだったりオイスターバーだったり、タイ料理、インド料理、日本料理、イタリアン・・・と、てんでお目当ての「香港料理」の店を見つけることができません。やっと1軒、学生食堂のようなところを見つけて、安くて美味しい「その土地の食」を楽しむことができました。やっぱり、香港に来たなら、香港料理、食べたいよね。

ちなみに香港は住民の98%が中国人です。もともと中国大陸で、中国だった。イギリスの租借地になって、1997年に返還された。簡単に言えばそんなところ。住民の98%が中国人、隣接するのは広東省。そんな背景ですから、香港料理は中国料理と基盤が同じです。でも使っている文字が違う。日本文字の「麺(めん)」は中国普通語では「面(ミエン)」であり、香港では「麵(ミン)」になる。日本文字の「鶏(とり)」は中国普通語では「鸡(チー)」であり、香港では「雞(カイ)」になる。

  面白ーい(*^.^*)

大好きな世界の料理のことなので、言語1つ取っても、その相同や差異がどこまでも面白い!
そんな探求も、「食の旅を楽しみたい」欲求にぴったりマッチしています。
特に雞(カイ)の言葉は、中国普通語の鸡(チー)ではなく明らかに広東語の要素。それがベトナム語のガーやタイ語のカイ(どちらも鶏肉を指す)と近くて、面白いなと思いました。中国南部がベトナムやラオスと接し、東南アジア文化に多大な影響を及ぼしたであろうことを、感じさせてくれますね。


さて、食後はもう少し香港島の丘を歩きましょう。歩いていて到達したところは、きれいに整備された動植物園でした。びっくり! マダガスカルまで遠路遥々会いに行った「ワオキツネザル」(≫こちら)もいる~!! わーいワオちゃん可愛い~(^▽^)

気持ちよい散策を終え、再びスターフェリーに乗って、宿のある九龍地区へと戻りました。

実はあづさは、広州あたりから喉の具合が悪くて、夜になると気道分泌が亢進してひどく咳こんでしまっています。広州とマカオでは友人宅に泊まっていたので無理もしてしまいましたが、今香港で2人きりで過ごせますから、明日はゆっくり体を休められそうです。
本日の旅
行動 :香港観光
朝食 :カルカデ(スーダンのハイビスカスの茶)/宿
昼食 :蘿蔔牛腩飯(ローパアウランファン、牛肉柔らか煮と大根の炊き合わせをあんかけご飯にしたもの)、黑椒雞扒飯(ハクチュウカイパーファン、黒胡椒の利いた黑椒ソースの鶏照り焼き丼)、羅宋湯(ローソーホン、刻み野菜入りトマトスープ)、粟米湯(ソクマイトン、薄いミルクコーンスープ)、咖啡(カーフェー、砂糖なしカフェオレ)/香港島の食堂
夕食 :魚香茄子(ユーシャーケイチー、魚風味ひき肉となすの炒めあん)、豉椒炒田雞(シーチェンチャオディンチー、かえるぶつ切りにんにく生姜ねぎピーマン炒め)、啤酒(ピーチャオ、ビール)、叉燒麵(チャーシウミン、焼き豚乗せラーメン)、豉油皇煎腸粉(シーヤオウォチンチャオフン、米粉溶液を蒸して巻いたものをもやしニラと鉄板焼きにしたもの)/九龍の食堂
宿泊 :ルームフォーレントRoom for Rent
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旅情報
1ドル=11.3円

*日本語仕様のPCで繁体字を入力する
まだあまり「コレ」という方法に出会っていないのですが、「グーグル香港」は繁体字探索の手段の1つ。
http://www.google.com.hk/
のトップページで文字を「繁体字」に設定してから検索窓に日本文字で漢字入力をします。「双」と入れれば検索結果には香港文字である「雙」を使った検索結果が出てきます。

ただし、日本文字を使ったウェブサイトが検索結果に並んでしまうこともありますので、面倒でなければいったん「百度」に日本文字を打ち込んで確実に中国の文字(簡体字)にしてから、それを上記に入れると確実度がぐっと高くなります。
http://www.baidu.com/
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