2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
 旅して » 2人の世界旅 »旅日記 » 香港 »
 旅して » 旅紀行 »旅日記 » 世界旅» 香港 »
香港>2011年04月15日(Fri)
★九龍
:: 旅1436日め : 世界旅222ヶ国め : 和人245ヶ国め : あづさ228ヶ国め ::

■香港美食めぐり
「香港に来たからには本場の飲茶に行きたい!」

そう思う人はきっと多い。「あなた広州でもそこが本場って言ってたじゃない(しかもわずか5日前、≫こちら)」って言われそうですが、もともと香港は広東の地域なんだから、どっちも本場でいいんです! 香港では「飲茶(ヤムチャ)」と呼ばれる、と思っていましたが、ツーリスト向け案内冊子には「飲茶」と記載されていても、実際に飲茶店に行くと、広東省と同じ「早茶」という表記もありました。

今日は広州でいただいたものと似たようなものを注文して値段の違いも気にかけてみましたが、同じ料理同じクオリティーの物に、ざっと、広州の2倍はすると思いました。食事全体の傾向としても、同じ料理同じクオリティーのものに、香港は広州の2倍の値段はすると思います。とはいえ、今日の飲茶は、2人で1000円もかかっていませんから(点心5品+お茶)、これで本場香港飲茶の雰囲気も楽しめるなら、素晴らしいコストパフォーマンスと思います。

さて、昨日の日記にも書きましたが、風邪をこじらせているあづさはお宿で静養。和人はお散歩。観光だけでなく、日本語書籍を扱う本屋さんで本を買ったり、あづさ用の薬を買ってきてくれました。あづさが理解できない妙な中国天然成分薬じゃなくてよかった(^^;; ブロムヘキシン+ノスカピンの合剤でした。わーいありがとう♪

昼間は薬を飲んで静養して、体調改善! そして夜、和人が連れて行ってくれたのは、「これぞ香港」たる名声名高き「ビクトリアハーバーの夜景」でした。超高層ビル群をハーバー越しに見る香港の景観です。


今日で、香港も最後の夜にしましょう。
次に向かう福建省や台湾の移動情報も概ね揃い、旅計画も出来ています。
明日、また、旅を動かせます。

楽しい香港の滞在の締めくくりは、道端に大きなビニールシートで屋根をしつらえた、地元の人でにぎわうざっかけない食堂に行きました。

香港

実は毎晩そういう「人の集まるところ」で食事をとっています。皆がこぞって集まるところには美味しい料理がある。美食で舌を鍛えられている香港人でごった返す店なら、「安くて美味しい」ことには間違いない。そして出てくる料理はやはり美味しいんですね。

今日はいつもよりたくさんのビールと香港料理を注文して、やっと2人きりでの結婚記念日のお祝いをすることにしました。

結婚して4年間の楽しいことや苦労話も、未来の話も、全てが嬉しい会話です。

でもあづさは、和人がこれまでの4年間を思いながら「ありがとう」って笑みを湛えて言ってくれたことが、目がうるむほど嬉しかったのでした。
本日の旅
行動 :香港観光
朝食 :蝦餃(シャーチャオ、えび入り半透明皮蒸し餃子)、花生蒸鳳爪(フォアスンセムファンツァー、ピーナッツと鶏の足の醤油漬け込み蒸し)、蜜汁叉燒包(ミーズーチャーサウパウ、煮豚入り蒸し肉まん)、香煎蘿蔔糕(シャンジャンロープーカオ、大根千切りとハム葱などを蒸して切り餅型にして表面を焼いたもの)、鮮蝦炸雲呑(チェンシャーツァーワンタン、エビ入り揚げワンタン)、香片(ホンピン、ジャスミンティー)/九龍のホテルの飲茶会場
昼食 :白切雞飯(バチカイファン、薄い醤油仕立てのゆで鶏を骨ごとぶつ切りにしてご飯と共にいただく)、牛肚撈麵(アウトウロウミン、牛ハチノスの醤油オイスターソース濃厚煮をゆで麺にかけ、あっさりスープ添え)/九龍の食堂
夕食 :薑蔥生蠔(ガンチョンサンホウ、大ぶり生牡蠣の葱生姜炒め)、白灼韭菜花(バチャガウツァイファ、花つきニラににんにく醤油をかけて皿ごと蒸したもの)、咕嚕雞球(クーローガイカウ、鶏から揚げとピーマン玉ねぎのトマト甘酢あん)、豉汁炒田螺(シーザプウツァウディンロー、タニシ炒めの豆豉醤油汁)、啤酒(ピーチャオ、ビール)/九龍の食堂
宿泊 :ルームフォーレントRoom for Rent
関連ページ
行程 行程  お金 お金  写真 写真  お宿 お宿  ご飯 ご飯  ≫2人の世界旅トップ
旅情報
1ドル=11.3円

*香港で両替
ネーザン通りにある「重慶マンション」には多くの両替所があり、世界各地の通貨が好レートで両替できる。1F(香港では地上階)よりも2F(香港で言う1階)のほうが、よりレートが良い店がある。