2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
 旅して » 2人の世界旅 »旅日記 » マダガスカル »
 旅して » 旅紀行 »旅日記 » 世界旅» マダガスカル »
マダガスカル>2008年10月24日(Fri)
フィアナランツォ→イフシ→ベトロカ→ベラケータ→アンボシャリ行きカミオンバス
:: 旅533日め : 世界旅82ヶ国め : 和人216ヶ国め : あづさ103ヶ国め ::

■厳しい移動日
昨夜は、バスオフィスでの騒動で、ゴザの上で2時間に満たない仮眠を取っただけですから、極度の寝不足といっていいでしょう。そのまま私たちは朝5時に南部フォールドーファンFort Dauphin行きのカミオン(トラック)に乗りました。

こんなフィアナランツォFianarantsoaで無用に滞在することはできません。
私たちは、27日に、原猿の宝庫ベレンティーロッジの宿泊予約を入れているのです。

昨夜深夜から、急激に発熱したあづさは、今も40℃の熱。何よりも頭痛が激しくて、キツいです。

マラリアかどうかは分からないけれど、その可能性は高いと思います。
マラリアは、服用が1日遅れると致命的転帰を迎える恐い疾患です。
だから、朝10時、手持ちの抗マラリア薬、1回目服用。

イフシIhosyの町をすぎると、道はとにかくぼっこぼこぼこぼこぼこ・・・。
小さなぼこぼこでなく、大きな、大地がうねるようなぼこぼこなため、トラックは右に急傾斜し、左に急傾斜し、前にも後ろにも傾き、上下のジャンピングも激しく繰り返します。

・・・頭痛の身に、こんなマグニチュード6の地震を連想するような激しい揺れは、地獄の苦しみです。

高熱で体を起こしていられない苦しみから、ずっと和人にもたれかかるだけ。申し訳ないと思いつつ、そうするしかできない状態です。

フォールドーファンへの道

写真はフォールドーファンへ向かう南部の道。荒野。
夜がふけても、カミオンは止まりません。強烈な地震のような運転を続けます。

乗客は全員それに耐えています。
それが、マダガスカルの移動なのです。
本日の旅
行動 :フィアナランツォからアンボシャリ方面へ向けて移動
朝食 :Akoho sauce(アクーソス、鶏のトマト煮込み)、Omby(オンビ、牛肉のトマト煮込み)、Vary(ファーリ、ごはん)、Rano vola(ラヌフラ、おこげ茶)/イフシの食堂
昼食 :パン、Carrote(キャロット、千切りにんじんのビネガーサラダ)、ショコラパン、コーヒー、Rano vola(ラヌフラ、おこげ茶)/ベトロカの食堂
夕食 :Akoho sauce(アクーソス、鶏のトマト煮込み)、Vary(ファーリ、ごはん)/ベラケータの食堂
宿泊 :カミオンバス

関連ページ
行程 行程  お金 お金  写真 写真  お宿 お宿  ご飯 ご飯  ≫2人の世界旅トップ

旅情報
1アリアリ=0.056円

*フィアナランツォからアンボシャリへの移動
バスターミナル内オフィスでフォールドーファン行きバスを確認すると、週3便しかないが、実際は毎日ターミナル前の幹線道路をフォールドーファン行きカミオン(トラック)などが通過している。ターミナル客引きなどを利用してそれらをピックアップすれば、待ち時間のロスなくフォールドーファン方面へ移動できる。料金はフィアナランツォからアンボシャリまで1人50000アリアリが定価。交渉で安く乗れると思う。アンボシャリまでは2日(32時間)かかった。