2人の世界旅 日々の記録

■アンタナナリブに戻ります
まったく皮肉なもんですね。昨日バオバブ街道の夢の野宿から帰ってきて、「ああこれでマダガスカルでやりたいことは全部やった！」・・・と余韻に浸っていたら、ぐんぐん体調もよくなってくるのですから。

午前中、特にこれといってやることもなく、部屋でごろーんとしていました。風通しの良い部屋を選んだので、部屋でごろーんが気持ちよいのです。そんな感じで「今日は夜行でゆっくり出ようね」って、和人と話していたはずなのに、マーケットで朝食を食べた直後、「もうすぐ出るよ」なんていうタクシーブルースを見つけてしまいました。

そんなわけで、まったくちぐはぐな動きではあるのですが、私たちは午前中のうちにムルンダバMorondavaを出ることになってしまったのです。あれよあれよといううちに。

写真は朝食や昼食を食べた、路上ごはん屋のおねーさん。卓上には写真のほかにも、揚げ物や焼き物もたくさんあり、これらおかずから好きなものを注文します。１皿６円で食べられます。



さて、今日乗った車ですが、雨漏りのする古いワゴン車でした。でも雨が止んだらそんなことは気にならなくなりました（当たり前だ）。

途中見えるバオバブの姿が、針路を東に進めるほどに見えなくなっていき、本当に、この国の旅の終わりを感じていたほどです。

途中、道端で売られていたマンゴーが、熟れ熟れなのに５個で６円だったときは嬉しかったですね。食事休憩なしで車は走り続けていたので、大喜びで車中で食べていました。

雨漏りがする車ですから、夜になって冷えると、冷気が車の中をめぐります。これがかなり寒かった。

タナ（首都アンタナナリブAntananarivoの略称）に到着するのは明日です。車はどんどんと走り続けます。