2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
 旅して » 2人の世界旅 »旅日記 » マダガスカル »
 旅して » 旅紀行 »旅日記 » 世界旅» マダガスカル »
マダガスカル>2008年11月10日(Mon)
アンバトベ→アンブヒマンガ→アンバトベ
:: 旅550日め : 世界旅82ヶ国め : 和人216ヶ国め : あづさ103ヶ国め ::

■世界遺産の王宮へ
豪邸で起床するのって、素敵♪ ・・・なぁんて言いたくなるほど、今までの辛い移動の連続からみると、グウェナウェルおばさんちでの暮らしは別世界! 使用人も何人もいて、洗濯機に衣類を放り込んだら数時間後にはすべてにアイロンがかかっているなんて、バックパッカーにはありえない幸せと言えるでしょう。

この家には3泊させてもらい、その後私たちはマイヨットへ飛ぶことになっています。今日は、ミニバスを乗り継いで、世界遺産アンブヒマンガAnbohimangaへ観光に行くことにしました。

アンブヒマンガに着いたら雨。しかも寒い。しばらく、バスを降りたところの目の前にある食堂で、スープシノワーズ(かんすいなしの白メンに具を乗せてあり注文後にアツアツの中華スープを注ぎ醤油を加えて食べる)を食べて暖をとりました。

小雨になってきたかな? と思えるようになったら、意を決して王宮(ルバRova)へ歩くことにしました。ここはマダガスカルを初めて全土統一した王の宮殿が残っています。宮殿といっても小さな一間だけの木造りの家。周囲には、その後政治を司った女王の別荘や歴代王の墓が建てられています。王宮内部のみ、写真撮影禁止となっています。

写真は、王宮外観です。

王宮

しっかし、びっくりしましたね、入場料は1人7000アリアリ、日本円で数百円なのですが、地元民は200アリアリなんですって。35倍の開きはちょっと大きすぎるんじゃない?(^^ゞ

ルバの観光が終わったら、空も晴れていました。いけにえの血を今も見ることのできる岩の上に立ち、2人で広い平原を見渡す時間が、好きでした。

ミニバスを乗り継いで再びアンバトベの家へ。家に着くなり大きな轟音、雷と、それに続く大雨です。

豪邸暮らしなので、家の中はそれでも快適です。でもここは流石マダガスカル、大雨や雷で、よく停電します。そんなときおじさんおばさんは「Welcome to Madagasda--r!」(マダガスカルへようこそーー!)なんて、明るいジョークをかけてくれたりもします(笑)

今日の夜は、ローレンおじさんと3人でハリウッド映画のDVD鑑賞を楽しみました。音声がフランス語で字幕が英語ですから、脳のトレーニングに最適?(苦笑)
本日の旅
行動 :アンバトベからアンブヒマンガ日帰り観光
朝食 :Compose(コンポーゼ、そのときあるサラダ系惣菜の盛り合わせ、今回はマカロニサラダ、千切り野菜サラダ、スパゲティサラダ、ポテトサラダ)、カフェ(濃くて甘いコーヒー)/アンバトベの食堂
昼食 :Kisoa sy anama(キスーシアナマ、豚肉の芋の葉絡め)、Vary(ファーリ、ごはん)、ルマサーバ(野菜が少しだけ入った苦茶のような汁だったりゆで汁だったり。ごはんをゆるめるためのもの)/アンバトベ近郊の食堂
夕食 :ビーフハンバーグ、マカロニ、ツナサラダ(ツナにんじんキャベツきゅうりコーントマトゆで卵)、バゲット、パイナップル、赤マンゴー/グウェナウェルおばさんち
宿泊 :グウェナウェルおばさんち

関連ページ
行程 行程  お金 お金  写真 写真  お宿 お宿  ご飯 ご飯  ≫2人の世界旅トップ

旅情報
1アリアリ=0.056円

*アンブヒマンガへの行き方
アンタナナリブから約20km離れたアンブヒマンガへは、タナ市内のアンブディフナにあるタクシーブルースステーションより路線Hのバスに乗る。1人700アリアリ、所要1時間。