★プチベルジー→リビエールドゥランパール→フラック→ベルエール→トゥエスロック→フラック→リビエールドゥランパール→グランベ→ペリベル→プドラドール→グッドランズ→プチベルジー
:: 旅525日め : 世界旅80ヶ国め : 和人215ヶ国め : あづさ101ヶ国め ::
■モーリシャスの東部観光
ホームステイ先のトニーのおかげで、モーリシャス観光が思いっ切り充実したものになっています。私たち2人だったらここまで充実した観光はできていないでしょう。
一昨日が西部と南部、昨日が北西部の観光だったので、今日は東や北へ行ってみる予定です。
まずはトニーの出勤する車に乗って、トニーが勤める学校まで行きました。学校は、リビエールドゥランパールRiviere du Rempartというところにあります。私たちはトニーと別れたあとフラックFlacqの町まで出ました。今日はシュノーケルセットも持ってきています。実質モーリシャス最終日なので、セイシェルの日焼けがいまだに痛くても、今日こそはモーリシャスの美しい海を堪能する気合が入っています。
でも昼にはトニーのところに戻らなければならないので、今からは泳ぎに行くのは時間的に無理そうです。それで思いついたのが、イローセルフIle aux Cerfsというモーリシャスナンバーワンの美しい海で有名なところへ行き、有名なトゥエスロックホテルでお茶でもしよう! という優雅な案でした。
ヒッチハイクも活用して、短時間でトゥエスロックホテルに到着~♪
広ーい敷地内には、大きなウミガメもいました。そしてお目当てどおり、コーヒーやハーブティーをいただきながら、ちょっとゆっくりさせてもらい、その後プライベートビーチへを散策。たまには高級ホテル内で過ごすのも良いものです。
さて、ヒッチハイクでもう一度フラックの町に戻り、すぐにトニーの待つ学校へ。トニーは車を出してくれ、モーリシャス北端のペリベルPereybereのビーチへ連れていってくれました。美しい海がパブリックビーチ(公共ビーチ)として開放されているところです。
白い砂続きの浜にエメラルド色の海。とてもきれいでした。サンゴはないので魚は少ないけれど、その代わりに見たものはスイスイ泳ぐウミガメ!!
そうそう、今日は、トニーのお兄さん家族が私たちを招待してくれ、夕食にビリヤニを作ってくれることになっているのですって。訪問する時間までの間は、トニーが連れていってくれたプドラドールPoudra d'Orという漁村で、のんびり海を見ながら缶ビールを飲んでいました。
グッドランズGoodlandsに住むトニーのお兄さんの家へ。お兄さんの家は2階にあるのですが、1階に住むトニーのお父さんも家族も、私たちの訪問を喜んでくれ、私たちに美味しいロティをふるまってくれました。
(ロティ:甘くないクレープのような生地でカレーや煮込み料理、ココチャツネなどを巻いて食べるインド料理)
2階では、トニーのお兄さんが一生懸命にビリヤニを作っています。あづさはキッチンの椅子に座らせてもらって、この料理の作り方を見、メモをとりました。
ビリヤニ(Biryani)とは、インドの炊き込みごはんの一種で、インドでは来賓のおもてなし料理として作られるご馳走です。ただの炊き込みごはんではなく、予め2つの料理を作る必要があります。つまり、クローブやカルダモンで香り良く炊いたごはんと、揚げ玉ねぎとヨーグルトで作るチキンカレーです。そして、大きな大きな鍋に、スパイスごはんとヨーグルトカレーを混ぜ、サフランで色付けをして最後に10分蒸らします。
ビニヤニは客人のおもてなし料理。つまり、トニーのお兄さんがこれを作ってくれたということは、トニー自身が私たちとの交流を喜んでいるということですよね。
さっきのロティで消えてしまった空腹感はどこへやら。その、ハートフルなビリヤニはもちろん美味しくて、おかわりも勧められるままに、美味しく美味しくいただきました。
本日の旅
行動 :モーリシャス東部北部観光
朝食 :ココナツパン、ミルクティー/学校の職員室
昼食 :Dholl Puri(ダールプリー、ダールという黄色い穀物の薄焼きクレープ2、3枚に白豆カレー、ルガイ、チリ、ココナツチャツネなどを乗せて巻いて食べる)/フラックの屋台
夕食 :ロティ(薄焼き層状パン1枚に白豆カレーやココナツチャツネ、チリを乗せて巻いて食べるもので、今回はカボチャ煮や大根風野菜カレーも入った)/トニー兄さんのお父さんの家、Briani(ビリヤニ、スパイスマリネチキンを炊き込んだインドのごはん)/トニー兄さんの兄の家
宿泊 :トニー兄さんち
旅情報
1ルピー=3.5円
*イローセルフとトゥエスロックホテル
モーリシャスで最も美しい海が広がるといわれるイローセルフ(Ile aux Cerfs)へは、近くの高級ホテルからボート等でアクセスすることになる。トゥエスロックホテルはその最も良い1つであり、宿泊客なら無料でイローセルフへ送迎してくれる。その他公共のボートも出ているが、その港へのトランスポートはなく、ツアーカーを利用するしかないとのこと。