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■中国へ向けて
現在、中国とモンゴルの間で外国人が通れる国境は1つしかありません。つまり、中国から来た私たちが中国へ行くためには、来た道と同じ道を帰らなければならないのです。
宿のおばさんは、快くレイトチェックアウトさせてくれ、私たちは最後の雑用をこなすことができました。また中国に入ります。次は15日間でカザフスタンに抜けなければならない、時間の制約がきっかりしている国では、旅が忙しくなってしまいます。
そうして夕方にチェックアウトをし、ウランバートルUlaanbaatar駅から列車に乗りました。
来たときと同じ線路を走る列車に乗っていても、吹雪と青空ではまるきり見える景色が違って、嬉しい。
いよいよ本格的に夏を迎えるモンゴルの草原が、本当に美しく目に飛び込んできました。「今度来るときがあれば、レンタカーで自由気ままにモンゴルの草原を走り抜けたいね」って、和人とも楽しい会話が出てくるほどです(注:できません)。
でもモンゴルは当分先でいい。今は、いよいよ旅の最終ステージとなる、残った国々 -中央アジアや西アジア- への渡航が楽しみで仕方ないのですから!
本日の旅
行動 :旅準備、旅計画
朝食 :ミルクティー/宿
昼食 :キムチバター焼きうどん/宿
夕食 :ソーセージ、パン、きゅうり、トマト、ゆで卵、スポーツドリンク/列車内
宿泊 :ザミンウードゥ行き夜行列車
旅情報
1トゥグルグ=0.066円
*モンゴルでレンタカー
モンゴルでの単独レンタカーは禁止されています。車を借りるときはドライバーつきでないといけない規則になっているので、人件費がかかる分相当にお金がかかり、また、自由気ままな旅(気に入った風景のところで自炊してテントを張って寝るなど)は難しくなります。