2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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リベリア>2007年12月30日(Sun)
モンロビア
:: 旅234日め : 世界旅47ヶ国め : 和人214ヶ国め : あづさ68ヶ国め ::

■高熱の次の日
富豪おじさんちでは、本当にぐっすりと眠ることができました。それでも和人が夜通し -30分や1時間に1度- おでこに手をあてて熱をチェックしていてくれたというから、嬉しいな。

その結果、熱は寝ている間に次第に下がってきたとのことで、朝おきたら37℃台にまでなっていました。マラリアは周期的に高熱をきたすタイプのものもあるのですが、ここまで一気に熱が下がったら大丈夫かな。でもあと2、3日は様子をみることにしましょう。

それにしても、1晩で2℃も下がると体は本当に楽です。

気分転換に、外に出ました。簡単に朝ごはんを食べてお部屋に戻ると・・・富豪おじさんがまた私たちの分も食事を用意してくれていたのです。富豪おじさんは、私たちを単なる客ではなく、家のゲストとしてもてなしてくれていることが、伝わりました。本当に有難いことです。有難く、美味しい韓国料理をいただき、私たちはまた部屋に戻りました。

体調の悪いあづさと、昨夜ほとんど寝ていない和人と、今日は2人でお昼寝です。

夜になり、再び夕食のお誘いがかかりました。熱が下がったから今日はあづさも美味しい韓国料理を楽しみました。実は朝食のとき、おじさんが「サシミは好きか?」と聞いてくれ(※サシミは日本語ではなく韓国語として使っています)、私たちが「Yes」と答えたからこそ、用意してくれたものなのです。ロブスターのお刺身なんて、日本にいたって滅多に食べられない大ご馳走!! 白いごはんに韓国焼肉を乗せたものも美味しかったナ(uu*)

韓国料理

あづさが和人に「この家にいるとリベリアって感じはしないけど、でも良いよね」と言うと、和人は「リベリアだから、同じ東洋人として助けてくれるんじゃないか」と言います。そっか、確かにそうだよね。

寝るとき、富豪おじさんの息子が、アスピリン1箱(100錠!)をプレゼントしてくれました。熱があることを知っているとはいえ、なかなかできることではないですよね。

この暖かい家族には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
本日の旅
行動 :モンロビアで静養
朝食 :カッサバリーフ(無理やり現地の言葉で教えてもらったらソクロウォンフォンだったがカッサバリーフのほうが通りが良い。マニオクの葉のどろどろ煮こみで、今回のは鶏肉が入っている)をライス(現地語はコー)にかけたもの/モンロビアの路上ごはん屋、ごはん、もやしのあっさりスープ、キムチ、大根のナムル、焼き魚、スクランブルエッグ/富豪おじさんち
昼食 :なし(富豪おじさんちの朝は遅い)
夕食 :ロブスターと金目鯛の刺身(コチュジャンにつけて食べる)、ごはん、キムチ、殻つきの大きなカニの辛み和え、焼肉、サンチュ、焼き魚、コーヒー/富豪おじさんち
宿泊 :富豪おじさんち

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旅情報
1リベリアドル=2円
1USドル=122円

*リベリアでの現金
両替レートなどは、ユーロよりもUSドルのほうがレートが圧倒的に良い。その他、比較的小さな支払いにもUSドルが使えるなど、かなりのUSドル社会であることを実感した。