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■リベリア国内を北上し
朝早くに、富豪おじさんにお別れを伝え、私たちはレッドライトRed Lightにある乗り合いタクシー乗り場へ行きました。北部国境から隣国コートジボワールへ向けて、移動開始です。
昨夜おじさんが手土産にくれた、ケーキ、コーラ、そしてお腹にたまる圧縮干しエビなど、手荷物には心温まるものがいっぱいです。
まず向かったのはガンタGantaです。本当はより北部にあるサニコレSanniquellieまで行っても良かったのですが、少しずつ北上して少しでも多くの町を見られたらいいなと思い、ガンタに立ち寄ることにしました。首都モンロビアを離れるほど、車窓からの風景は素晴らしい緑の連続。そして時折見える村も、のどかで良い感じです。特に、周辺国では見かけない「ペインティングハウス」が印象的でした。リベリアの伝統的な風習なのでしょう。また、数はそれほど多くないので、ペインティングされた家が目に入る瞬間は、「あ、あった!」と、発見がとっても嬉しいのです。
途中5回ほど検問がありましたが、私たちに賄賂を要求されるような場面は1度もありませんでした。また、途中何度もすれ違う「UN」(国連)の文字が入った車、途中何度も見かける「UN」の文字が入った看板に、今リベリアを復興させているのは、国そのものよりも、国連リベリアミッションなんだなと思うことしばし。
さて途中で車が故障したこともあり、出発から6時間かかりましたが、無事にガンタに到着。やはりモンロビアとは違い、小規模な田舎の地方都市といった感じです。
ガンタでお昼ごはんを食べたあと、まだもう1つ移動できそうだったので、乗り合いタクシーでサニコレへ行きました。夕暮れよりも前に到着したものの、今から宿探しでは大変・・・。近くにいた人に近くの宿を尋ね、連れて行ってもらえたところはあいにくの管理人不在。そしてそこを通りがかったおばさんに、歩いて15分ほども案内してもらい、無事、ゲストハウスに宿泊できることになりました。
明日はリベリアを出て、コートジボワールへ行けそうです。
本日の旅
行動 :モンロビアからサニコレへ移動、ガンタ観光
朝食 :黒糖ケーキ、コーラ、圧縮干しエビ/乗り合いタクシーの中
昼食 :Dry Rice(ドライライス、スープ味の固め炊き込みご飯に素揚げの魚を乗せ、とろとろすりオクラを少々添える。別皿で旨みの出た揚げ油で玉ねぎをソテーしたものを添える)/ガンタのレストラン
夕食 :圧縮干しエビ/部屋
宿泊 :エーアールエスゲストハウスARS Guest House
旅情報
1リベリアドル=2円
1USドル=122円
*モンロビアからガンタへの移動
レッドライト(モンロビアドゥアラ地区からタクシーで45分、40リベリアドル)へ行き、ガンタ・サニコレ方面の乗り場を人に聞いて探す。片道550リベリアドル、所要5時間(私たちは途中1時間車が動かなかったので6時間かかった)。なおレッドライトからサニコレまでは900リベリアドルとのこと。荷物代を請求されるので、頑張って交渉して値切ろう。
*ガンタからサニコレへの移動
ガンタの町の北の端のほうに、小さな乗り合いタクシー乗り場がある。片道200リベリアドル、所要2時間。荷物代を請求されるので、頑張って交渉して値切ろう。
なお、上記より、レッドライトからダイレクトにサニコレへ行くよりも、ガンタで乗り換えたほうが安くなることが分かる。