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スリナムからガイアナへの道

移動|08Dec2009|URL
 ここも国境間には大きな川がある。フェリーは1日1往復、イミグレーションは両側ともフェリー乗り場にあり、フェリーに合わせた時間しか開かないので、外国人はこれに乗る必要がある。
 地元民は河口に近い街の近くから出る小船でも行き来しているが、外国人がこれを使うと出入国手続きが出来ないので、同じ道を戻る場合にしか使えない。ガイアナ在住で、パラマリボから欧州に行って来たガイアナ人によると、この場合は地元民でも出入国スタンプが必要なのでフェリーに乗るということ。

 首都パラマリボから一日でガイアナに着くには、このフェリーに乗る必要があり、安い公共バスでは間に合わないので、ここでも高いミニバスか乗り合いタクシーを使わざるを得ない。50S$(1700円)。
 前日に予約し、早朝5時前にホテルに来てもらい船着き場に向かう。フェリーにミニバスごと乗るガイアナ直行便もある。
 フェリーはすぐなのに高い! 10US$または28S$。往復割引もあるらしい。
 出入国とも荷物検査がある。入国はかなりの行列で時間がかかるので、多くの人はフェリーからダッシュする。

 一番に外に出るとその先のミニバス代がかなり値切れる。先に人が集まっている車に後続の人が乗るからのよう。首都ジョージタウンまで定価は2500ガイアナドル=12.5US$、10US$までは簡単に下がり、最終的には7.5US$で乗った。ここも指定ホテルまで送ってくれる。港にいた両替人のレートは米ドル、スリナムドルとも市中とさほど変わらない。

スリナムから仏領ギアナへの道

移動|07Dec2009|URL
 首都パラマリボから国境の街アルビナまではパブリックマイクロバスがあり、これは高くないらしいが、日曜はない。日曜に行こうとしたら、ミニバスと乗り合いタクシーしかなく、ミニバスが40S$(1400円)、タクシーが50S$と距離の割りに高い。値切ってミニバス30S$で乗ったが、地元民は皆定価で乗っていた。本来は目的地まで送ってくれるサービスがあるが、値切っているので行きは、地元民用の船着き場で降ろされ、帰りは街中で降ろされた。定価を払っていれば、行きはイミグレーション、帰りは指定のホテルまで送ってくれるはず。
 国境間は川で、1日1~2本のフェリーがある。それ以外の時間帯は、小船に乗って渡る事になるが、普通は両側とも乗り場が街の中心に近く、イミグレーションのある船着き場まで両側とも歩かねばならない。もっともイミグレーションまで客引きに来るのでそこから乗って下車地も交渉しておけばOK。地元民の定価は非常に安いようだが外国人は別扱いで、同じ料金では乗れず、交渉制となる。我々は、行き10S$(340円)、帰り2.2ユーロ(320円)で乗った。言い値はこの倍くらい。

トリニダードトバゴから南米への道

移動|04Dec2009|URL
 定期航路は、週に1便、水曜日朝にベネズエラ行きがある。少しの距離なのに税金を入れると100US$越える。事前予約が必要。
 空路は、ベネズエラ、ガイアナ、スリナム等にあるが、ネット予約できる会社は少ない。
 ベネズエラへは、ベネズエラの飛行機会社が少なくとも2社あるようだが、いずれもネット予約不可。トリニダードのカリビアンエアーがカラカス行きを出しており、これはネット予約可能。安い日でも300US$を越えていた。
 ガイアナへはカリビアンエアーで、ネット予約可能。安い日で130US$台。
 スリナムへもカリビアンエアーがある。ネット予約可能な一番安い運賃が170US$台、でもカウンターに行けばあと30US$安い運賃が、プロモーションであった。ネット上でもこの運賃が適用できるはずが、最後にエラーが出て一段高い運賃になったので、結局カウンターに買いに行った。スリナムエアーも飛んでいるが、これもネットシステムのミスで、この区間のみの予約は出来なかった。

 最終的に使ったのはカリビアンエアーでスリナム行き。カウンターでの購入は並んだがスムーズ。ただし、本来は出国チケットがないと入国できない規則なのでカウンターで買うことを当てにするのは危険。この飛行機はパラマリボ着が午前0時台なので、あまりお勧めは出来ないが、スリナムエアーも同時間帯に着くので、スリナムに直行するには仕方ない。
 出入国ともスムーズ、リターンチケットも不要だった。パラマリボの空港は、出発ターミナルに行けば寝れる。銀行はカスタムよりも手前にある。外に出ればVISAの使えるATMがあるだろうとカスタムを越えたが、外にはマスターカード用のATMしかなく、両替には困った。カスタムの前の銀行で街までの交通費分は最低でもするべき。トリニダードドルも両替可能で、トリニダードの空港よりもレートが良かった。でも強いのは米ドル。

トバゴからトリニダードへの道

移動|03Dec2009|URL
 空路はカリビアンエアーが頻発させており、非常に安く(約30US$)、予約なしでも乗れる。
 海路は高速船が2社、普通船が1社あり、毎日数本出ている。高速船は込むので予約した方が良い。オフシーズンだが、1社が運休中だったこともあり、我々は2日前に買おうとしたにもかかわらず、希望の日は満席だった。料金50TT$(約8US$)。

グレナダからトリニダードトバゴへの道

移動|01Dec2009|URL
 セントビンセントでアンケートをとっていた会社によるとこの区間にフェリーを就航させる計画もあるようだが、今は定期航路なし。空路は、トリニダード行きとトバゴ行きの両方がある。
 トバゴに行くことにしたのでトリニダード行きは調べていないが、トバゴ行きになんとヴァージンアトランティックが飛んでいた。ロンドンからの大きな飛行機。でも使ったのはLIAT。遅れた上に、結構となり、バルバドスに飛ばされ、別便でバルバドスからトバゴに飛ばされた。まったくひどい飛行機会社・・・。

セントビンセントからグレナダへの道

移動|30Nov2009|URL
 セントビンセントに就航する定期航空便はLIATのみなので今回も使ったのはLIAT。そして、今回も遅れた。
 空港待合室で、フェリーがあれば使うかというアンケートが調査会社によってなされており、近隣諸国へのフェリー就航の計画はあるよう。現在も離島間をつなぐ定期船はあるので、海路行くことは可能。
 狭い待合室だが、フリーWIFIあり。
 新空港建設の計画もあり、完成すれば滑走路が大きくなり他社便就航との話もある。

 グレナダで入国拒否を食らった。ここもトランジット客は入国させない方針とか。LIATの職員がイミグレに並んでいた我々を探しに来た。同じ飛行機の客数人、前後数時間他の飛行機なしなので、バレバレ。ここでは実際にトランジット入国は難しいかも。
 グレナダのトランジットルームにもフリーWIFIあり。でもレストランはしょぼい。

セントビンセントのバス

移動|29Nov2009|URL
 ミニバスが早朝から夜遅くまで走っており、非常に便利。首都キングスタウンから空港まで1EC$(約35円)と安いし、頻度も多い。ただし、時間帯によってはめちゃくちゃ混むので、荷物があったり、途中乗車は難しい時もある。公定の料金表が車内にあるときもあるが、どうも地元民の認識する値段はそれより少し安いよう。キングスタウン-ビラ間は料金表では1.25だったが、皆1しか払っておらず、我々も1でよかった。遠くに行くミニバスは最終が早いこともあるので要注意。

バルバドスからセントビンセントへの道

移動|28Nov2009|URL
 現在は定期航路はなく、ここもLIATで飛んだが、今回も遅れた。まったくよく遅れる航空会社である。在住者にもえらく評判が悪かった。でもセントビンセントに飛んでいる定期航空会社はLIATのみで、どこかに行きたくば使わざるを得ないらしい・・・。
 昔、入国拒否を食らいかけ、別室でイミグレ係官に殴られた国。2度とこんなところには来たくなかった。昔と建物が同じで、見た瞬間に嫌なことを思い出し、入国時は本当に気分が悪かったが、今回の入国はあっさり終了。