タンジョールからウーティへの移動
世界遺産登録の寺院があるタンジョールから世界遺産登録の鉄道の終着駅があるウーティへは向かう人が多いと思うが、意外に列車の接続が悪い。
タンジョールからまず目指すのはコインバトール、直行は15時40分発21時20分着の列車と18時25分発0時55分着の2本のみ。前者は全席指定のシャターブディーエクスプレスで、予約はかなり前から埋まっていた。後者もスリーパーなどはずっと先まで埋まっていたが、自由席の2等座席が付いているので、頑張れば乗れる。コインバトールからは朝5時15分発の列車に乗らねばならず、メットゥパーラヤム着が6時15分。ここから世界遺産登録された登山列車で、7時10分発でウーティ12時着となる。
18時から1時を2等で立ち席、そしてそのあと4時間の乗り継ぎ待ちなんてすれば、肝心の登山列車で寝てしまいそうなので、列車で行くのは断念した。
バスなら直通バスがあるが1日1本のみ。23時50分発で所要約11時間。スパーデラックスと銘打ったリクライニングのよく効く座席の広いバスだったが、ぼろぼろでダニがひどくて悲惨だった。他の席の人も体をよく掻いていたのでバス中に発生していたと思われる。チルティラパリで乗り継ぐことにすれば本数も追いし、スパーデラックスではない普通バスが多く、料金も安くなる。
タンジョールからまず目指すのはコインバトール、直行は15時40分発21時20分着の列車と18時25分発0時55分着の2本のみ。前者は全席指定のシャターブディーエクスプレスで、予約はかなり前から埋まっていた。後者もスリーパーなどはずっと先まで埋まっていたが、自由席の2等座席が付いているので、頑張れば乗れる。コインバトールからは朝5時15分発の列車に乗らねばならず、メットゥパーラヤム着が6時15分。ここから世界遺産登録された登山列車で、7時10分発でウーティ12時着となる。
18時から1時を2等で立ち席、そしてそのあと4時間の乗り継ぎ待ちなんてすれば、肝心の登山列車で寝てしまいそうなので、列車で行くのは断念した。
バスなら直通バスがあるが1日1本のみ。23時50分発で所要約11時間。スパーデラックスと銘打ったリクライニングのよく効く座席の広いバスだったが、ぼろぼろでダニがひどくて悲惨だった。他の席の人も体をよく掻いていたのでバス中に発生していたと思われる。チルティラパリで乗り継ぐことにすれば本数も追いし、スパーデラックスではない普通バスが多く、料金も安くなる。
列車の遅れ
インドの列車も最近は遅れることが稀になったなどとガイドブックにあったが、霧が発生しやすいこの時期の北インドでは日常的に列車は遅れているらしい。実際、ゴラクプールからバラナシに乗った時も数時間遅れた。そして、今回・・・。
20時25分発の列車に乗るためにバラナシ駅に着いたのが、18時半頃。ゆっくり夕食をとり、19時半頃遅れを確認しに行ったところ、出発予定時刻が4時間遅れており、ガーン。この日は特に冷え込んでおり、真夜中過ぎまで待つのは苦痛である。外人専用のキップ売り場は暖かで列車街も許されることで有名だが、20時で終了。24時間営業のレストランにこれ以上居座るの難しい雰囲気だったので、一等乗客専用待合室に移動した。外よりはずっとましだが、ここもめちゃくちゃ寒い。寝袋にくるまり、震えながら時が流れるのを待つ。寒くて何もする気にはなれなかった。
23時半を過ぎ、もう一度出発時間を確認に行く。予定時刻は変わっていなかったので、荷物を持って23時50分頃もう一度確認・・・、更に4時間遅れに予定がここで変わってしまった。また待合室に。持っているあらゆる布を身にまとい4時まで凍えていた。
4時過ぎ、予定時間は変わらなかったのでホームに行き、列車を待つがいつまでも来ない。もう一度時間確認に戻ったら、更に1時間遅れと予定が変わっていた。待合室に戻る。
5時半、もう一度ホームへ。また来ない。予定時刻を過ぎてから、新たな時刻が更に1時間半後と変更に。ここで頑張っていた気持ちが途切れ、意識は朦朧。ホームの水溜まりが凍っていたので、気温は氷点下。また待合室に戻る。
7時、すでに夜は明けている。この時点で11時間遅れ。予定時刻の電光表示は6時の時点で故障しており、窓口は殺到した乗客で質問も出来ず。やはり列車は来ず。電光表示のあるホームの待合室に戻っても仕方ないので、乗車予定ホームにあった小さな待合室に入る。
結局、13時間以上出発は遅れ、午前9時40分頃列車は出発した。
車中爆睡。凍えながらの一夜で風邪になり、熱が出て喉も痛い。目的地のプーリーまでは21時間のスケジュールだが、翌朝になっても到着する気配なし。暖かになってきたのだけが救いだった。昼になってもプーリーはまだまだ先。結局日は落ち、予定よりも25時間以上の遅れ、33時間かかってプーリーに到着したのだった。恐るべしインドの列車。
20時25分発の列車に乗るためにバラナシ駅に着いたのが、18時半頃。ゆっくり夕食をとり、19時半頃遅れを確認しに行ったところ、出発予定時刻が4時間遅れており、ガーン。この日は特に冷え込んでおり、真夜中過ぎまで待つのは苦痛である。外人専用のキップ売り場は暖かで列車街も許されることで有名だが、20時で終了。24時間営業のレストランにこれ以上居座るの難しい雰囲気だったので、一等乗客専用待合室に移動した。外よりはずっとましだが、ここもめちゃくちゃ寒い。寝袋にくるまり、震えながら時が流れるのを待つ。寒くて何もする気にはなれなかった。
23時半を過ぎ、もう一度出発時間を確認に行く。予定時刻は変わっていなかったので、荷物を持って23時50分頃もう一度確認・・・、更に4時間遅れに予定がここで変わってしまった。また待合室に。持っているあらゆる布を身にまとい4時まで凍えていた。
4時過ぎ、予定時間は変わらなかったのでホームに行き、列車を待つがいつまでも来ない。もう一度時間確認に戻ったら、更に1時間遅れと予定が変わっていた。待合室に戻る。
5時半、もう一度ホームへ。また来ない。予定時刻を過ぎてから、新たな時刻が更に1時間半後と変更に。ここで頑張っていた気持ちが途切れ、意識は朦朧。ホームの水溜まりが凍っていたので、気温は氷点下。また待合室に戻る。
7時、すでに夜は明けている。この時点で11時間遅れ。予定時刻の電光表示は6時の時点で故障しており、窓口は殺到した乗客で質問も出来ず。やはり列車は来ず。電光表示のあるホームの待合室に戻っても仕方ないので、乗車予定ホームにあった小さな待合室に入る。
結局、13時間以上出発は遅れ、午前9時40分頃列車は出発した。
車中爆睡。凍えながらの一夜で風邪になり、熱が出て喉も痛い。目的地のプーリーまでは21時間のスケジュールだが、翌朝になっても到着する気配なし。暖かになってきたのだけが救いだった。昼になってもプーリーはまだまだ先。結局日は落ち、予定よりも25時間以上の遅れ、33時間かかってプーリーに到着したのだった。恐るべしインドの列車。
ネパールからインドへの道
長い国境線を有する両国だが、外国人に開放されている国境は全部で5ヶ所のみ。
今回通過したのはその中でも一番利用するツーリストが多いと思われるスナウリ国境。カトマンズ・デリー間の国際バスなどがここを通る。ツーリストが多いだけにツーリスト狙いの犯罪も多く、偽チケット詐欺やツーリストバスと偽ってローカルバスのチケットを高く売りつける行為などが蔓延しているらしい。実際に怪しい客引きが多すぎて、少し辟易する国境付近であった。
我々が使ったのは、国際バスなどではなく、ローカルバスの乗り継ぎ。バイワラ・スナウリ間は乗り合いジープ。10ルピーだが、荷物代を取られ、2人で30ルピー支払う羽目に。ターミナルからイミグレーションは歩いてすぐ。
ネパール側イミグレーションはまだ良いが、インド側の処理の遅さはさすがというところ。ツーリストバスで大勢の外国人が同時に着くとかなり待たされそうな感じだった。ローカルの人々はイミグレーションでの手続きがないので普段はほとんど並ばない。
イミグレーションを出ると怪しい客引きがいっぱいだが、無視して歩いていくと右側に小さなターミナルがあり、ゴラクプール行きのローカルバス(71RP)にここから乗れる。ローカルバスは車内で支払うのでそのまま乗り込んでOK。チケット制でぼられる心配もない。
逆方向でバラナシから来るなら、事前に列車でゴラクプールまで来て乗り換えると安くて快適だが、ネパール側からだと列車が満席の可能性が高いので、スナウリから直行バスに乗った方が便利。
我々は仏陀入滅の地クシナガルに行きたかったのでゴラクプールに立ち寄った。
今回通過したのはその中でも一番利用するツーリストが多いと思われるスナウリ国境。カトマンズ・デリー間の国際バスなどがここを通る。ツーリストが多いだけにツーリスト狙いの犯罪も多く、偽チケット詐欺やツーリストバスと偽ってローカルバスのチケットを高く売りつける行為などが蔓延しているらしい。実際に怪しい客引きが多すぎて、少し辟易する国境付近であった。
我々が使ったのは、国際バスなどではなく、ローカルバスの乗り継ぎ。バイワラ・スナウリ間は乗り合いジープ。10ルピーだが、荷物代を取られ、2人で30ルピー支払う羽目に。ターミナルからイミグレーションは歩いてすぐ。
ネパール側イミグレーションはまだ良いが、インド側の処理の遅さはさすがというところ。ツーリストバスで大勢の外国人が同時に着くとかなり待たされそうな感じだった。ローカルの人々はイミグレーションでの手続きがないので普段はほとんど並ばない。
イミグレーションを出ると怪しい客引きがいっぱいだが、無視して歩いていくと右側に小さなターミナルがあり、ゴラクプール行きのローカルバス(71RP)にここから乗れる。ローカルバスは車内で支払うのでそのまま乗り込んでOK。チケット制でぼられる心配もない。
逆方向でバラナシから来るなら、事前に列車でゴラクプールまで来て乗り換えると安くて快適だが、ネパール側からだと列車が満席の可能性が高いので、スナウリから直行バスに乗った方が便利。
我々は仏陀入滅の地クシナガルに行きたかったのでゴラクプールに立ち寄った。
ポカラからインド国境へのバス
ここもツーリストバスとローカルバスがあり、カトマンズ・ポカラ間同様乗り場とシステムが違う。カトマンズからのツーリストバスで懲りたので、今度はローカルバスを利用した。
ポカラからインド国境方面へのローカルバスは、バイワラ行き、ビールガンジ行き、ネパールガンジ行きがある。一番近い国境であるスナウリはバイワラ行きで最後の3キロをリキシャかバスで行くことになる。バイワラ行きには川沿いに下るが大回りのムグリン経由(385RP)と山越えのタンセン経由(325RP)があり、それぞれ午前中は早朝より30分に1本のペースで出発していく。ムグリン経由には夜行バスもある。所要時間はムグリン経由の方が若干早いらしい。
実際に使ったのはタンセン経由。バスターミナルまで行かずに宿近くの路上でバスを拾った。始発のターミナルまで行かなくてもバスは空いており、座席の確保は問題なかった。料金は交渉で定価より安く315RP(約400円)となったが、やはりここでもぼってきた。ターミナルの切符売り場でなら定価で普通に買えるはず。最初から最後まで乗っていたのは我々以外には一人だけ。事前にターミナルで定価を聞いていないと価格交渉は難しいかも。
ローカルバスは客の乗り降りが激しく、どこでも停車するが、バスタイプはツーリストバスと同じでスピードは遅くなかった。
バイワラのバスターミナル手前約1キロの場所が、ルンビニ行きバスターミナルで、我々はそこで下車し、ルンビニに向かった。
ポカラからインド国境方面へのローカルバスは、バイワラ行き、ビールガンジ行き、ネパールガンジ行きがある。一番近い国境であるスナウリはバイワラ行きで最後の3キロをリキシャかバスで行くことになる。バイワラ行きには川沿いに下るが大回りのムグリン経由(385RP)と山越えのタンセン経由(325RP)があり、それぞれ午前中は早朝より30分に1本のペースで出発していく。ムグリン経由には夜行バスもある。所要時間はムグリン経由の方が若干早いらしい。
実際に使ったのはタンセン経由。バスターミナルまで行かずに宿近くの路上でバスを拾った。始発のターミナルまで行かなくてもバスは空いており、座席の確保は問題なかった。料金は交渉で定価より安く315RP(約400円)となったが、やはりここでもぼってきた。ターミナルの切符売り場でなら定価で普通に買えるはず。最初から最後まで乗っていたのは我々以外には一人だけ。事前にターミナルで定価を聞いていないと価格交渉は難しいかも。
ローカルバスは客の乗り降りが激しく、どこでも停車するが、バスタイプはツーリストバスと同じでスピードは遅くなかった。
バイワラのバスターミナル手前約1キロの場所が、ルンビニ行きバスターミナルで、我々はそこで下車し、ルンビニに向かった。
カトマンズ-ポカラのツーリストバス
カトマンズからポカラへのバスは、ツーリストバスと呼ばれる直行のバスと途中の乗り降りが多いローカルバスがある。
安宿街に泊まる旅行者なら、ポカラもカトマンズもツーリストバス乗り場へなら歩いて行ける距離なので普通はツーリストバスを使う。ローカルバスはターミナル窓口で切符を買えるが、ツーリストバスは旅行代理店やホテルで切符を買うことになり、これが曲者。旅行代理店やホテルは少しでも高く売りつけようとするのでまずはボッタクリの値段を言ってくる。何軒か聞いてみたが、どこも最終的には400ルピー(約500円)に落ち着くが、言い値は700~450と様々。めんどくさいシステムである。で、最終的に400で買ったのだが、実は定価は300だった。地元民は事前に切符を買わず、当日乗り場に来る。乗り場には数十台のポカラ行き(およびチトワン行き)が並んでおり、客引きをしている。値段は300で均一・・・、ツーリストは皆ぼられまくり。ただし、誰もしていなかったのでツーリストが当日交渉なしに300で乗れるかどうかは不明。300だと座席数しか乗せないツーリストバスと屋根まで人を乗せるローカルバスの運賃が大して変わらないことになり、ツーリストバスは格安ということになる。
安宿街に泊まる旅行者なら、ポカラもカトマンズもツーリストバス乗り場へなら歩いて行ける距離なので普通はツーリストバスを使う。ローカルバスはターミナル窓口で切符を買えるが、ツーリストバスは旅行代理店やホテルで切符を買うことになり、これが曲者。旅行代理店やホテルは少しでも高く売りつけようとするのでまずはボッタクリの値段を言ってくる。何軒か聞いてみたが、どこも最終的には400ルピー(約500円)に落ち着くが、言い値は700~450と様々。めんどくさいシステムである。で、最終的に400で買ったのだが、実は定価は300だった。地元民は事前に切符を買わず、当日乗り場に来る。乗り場には数十台のポカラ行き(およびチトワン行き)が並んでおり、客引きをしている。値段は300で均一・・・、ツーリストは皆ぼられまくり。ただし、誰もしていなかったのでツーリストが当日交渉なしに300で乗れるかどうかは不明。300だと座席数しか乗せないツーリストバスと屋根まで人を乗せるローカルバスの運賃が大して変わらないことになり、ツーリストバスは格安ということになる。
ブータンからネパールへの道
陸路はインド経由となるので、直接行く方法は空路のみ。ブータンの空を永らく独占していたドルックエアーに加え、最近ネパールのブッダエアーがパロ・カトマンズ間を飛び始めた。現在のところ両者同一運賃であるが、そのうち価格競争が始まるのかもしれない。
マレーシアからバングラデシュへの道
定期航路はなく、考えられるのは首都間を結ぶ空路のみ。エアーアジアとマレーシア航空、ビーマンが飛んでいる。
今回利用したのはエアーアジア。チェックイン時にビザの確認があり、ビザなしでは乗せられないとの事だった。最近制度が変わったそう。
空港で食事をして出発したが、4時間のフライトで何も食べないと腹がすいた。機内食は有料とはいっても空港の食事より安いくらいなので食べれば良かった。といっても食事は出発して割とすぐのみ、その時は空腹ではなく、後から腹がすいても・・・。
入国審査時にコンピューターダウン、すごく待たされた。ちなみに再起動画面からWindows XPを使っていることが判明。入国審査のすぐ後の場所とカスタムを抜けた外の両方にATMや両替所あり。
今回利用したのはエアーアジア。チェックイン時にビザの確認があり、ビザなしでは乗せられないとの事だった。最近制度が変わったそう。
空港で食事をして出発したが、4時間のフライトで何も食べないと腹がすいた。機内食は有料とはいっても空港の食事より安いくらいなので食べれば良かった。といっても食事は出発して割とすぐのみ、その時は空腹ではなく、後から腹がすいても・・・。
入国審査時にコンピューターダウン、すごく待たされた。ちなみに再起動画面からWindows XPを使っていることが判明。入国審査のすぐ後の場所とカスタムを抜けた外の両方にATMや両替所あり。