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ハイチ情勢

情報|10Oct2009|URL
 ハイチは凶悪犯罪が多く、外務省の渡航情報は、都市部が「渡航の延期をお勧めします。」、それ以外は「渡航の是非を検討してください」となっている。数十年来治安の悪さは指摘されており、さらには独立以降の約200年間一度も安定を見ない危険な国とまで言われている。個人旅行の記録を見るとガイドを雇わないと危険であるかのように書いてあるものが多く、入国前は少々気が重かった。
 入国してみると2004年から活動を続けている「国際連合ハイチ安定化ミッション」の姿がやたら多く、治安の悪さを感じることは全くなかった。5泊2都市という短い旅ではあったが、普通の注意を払っていれば大丈夫ではないかという気にはなる。UN関係の車はやたらと見たが、外国人で街を歩いている姿を見たのは武装した兵士のみ。もちろん旅行者の姿は全く見ていない。でもぶらぶら歩くのはなんら問題ないと思う。
 ただハイチ人はかなり特殊な気質、強いて印象の近い民族を挙げればコンゴのリンガラを話す人々、旅をするのはしんどいところだ。20年前よりはかなりましになり、首都の中心部で用便をする女性は見なかったが、どこもかしこもゴミだらけ。バス移動時のトイレ休憩では女性も男性の目の前で放尿するのが平気な様子だったし、田舎では道路の真ん中に人糞があった。

ハイチの通貨

情報|09Oct2009|URL
 仏語でグールド、クレオールでグード、コードはHTGというのが、公式通貨。しかし人々は料金をドルでいう。これは1USD=5HTGで固定されていた時からの習慣で、1ドル=5HTGとしで物の値段をドルでいうのだ。彼らのいうドルは米ドルを意味するのではなく、5グールドを意味しているので間違えないよう。訪問時のレートは1USD=41HTGくらいなので、5ドルといわれ5米ドルを支払うと大損。(実は20年前に来た時は知らずに最初の宿代をこれで損している。当時は公定が1ドル=5HTG、闇で1ドル=8HTGくらいだった。)
 ちなみに高級ホテルや航空券は米ドル払いが基本である。

ボネールの見所

情報|01Oct2009|URL
 ボネールはリゾート開発の進んだアルバやキュラソーと違い観光客が少ない。来ている大半はダイバーである。カリブ海でもダイビングポイントが素晴らしいと有名な島である。
 他にも美しい自然や塩の山、奴隷キャンプ跡など見所は多い。観光開発が何故遅れているのか不思議なくらい魅力ある島だ。

オランダ領アンティルの通貨

情報|30Sep2009|URL
 アンティルギルダーで、アルバフローリンと同じで1USD=1.77ANGにほぼ固定されている。米ドルの支払いも可能だが基本的に1USD=1.75ANGの計算。カード払いも1.75計算した金額をドルで引かれるので少し損。
 ATMはギルダーでもドルでも引き落とせるものばかりだった。

 ちなみにオランダ領アンティル分裂後は、ボネールは米ドルを使用することが決まっているらしいが、他の島は未定らしい。

オランダ領アンティルの分離2

情報|27Sep2009|URL
 色々な人に貴意いた結果、来年1月分離は既に間に合わず、10月になるだろうとの事。
 キュラソーは完全独立ではなく、現在のアルバと同じく、オランダ王国の中の1国となるよう。シント・マールテンも同じ。残りの3島はオランダ王国内のオランダ(いわゆるオランダ本国)の一部に組み込まれるとか。つまり、少なくとも2つの非独立国が誕生。残りの3島は、フランスでいう海外県みたいなものになるのだろうから、考え方によっては非独立国ではないが、まあ普通に考えればそれぞれが非独立国といえる。この3つも政府を持っており、出入国管理を既に独自でやっている。とりあえず、ボネールは通貨もユーロでなく、米ドル採用が決まったらしい。それでオランダの一部に取り込まれたいって、どういうこと?
 せっかく行くので、サイト内では分離に先立って別国扱いにしようと気持ちは傾いてきたが、さて来年10月にどうなっていることやら。

オランダ領アンティルの分離

情報|25Sep2009|URL
 現在オランダ領アンティル諸島には、キュラソー島、ボネール島、シント・マールテン島の南半分、シント・ユースタティウス島、サバ島が含まれている。このオランダ領アンティル諸島は2008年12月15日解体が一旦決まっていたが、期日になっても方法がまとまらず2010年1月解体へと延期になっている。その期日まであと3ヶ月。どうなることやら。
 在キュラソーのオランダ人によるとキュラソーは2010年中の完全独立を目指しているらしい。ということは結局まだ何も決まっていないのか・・・。
 しかし、解体は確実なよう。ということは今回のチャンスに全部行っておかねば、来年に未訪問国が増える・・・。
 というわけで、今回この5島全部行こうと狙うことにした。しかし、不便な小島が多く、これは大変。また、全部行くとしても、サイト内で各島を国扱いするかどうか、これも難しいところだ。

 オランダ領アンティル諸島には前科がある。以前住民投票でアルバだけが独立を選択、1986年にアルバが独立準備のためにオランダ領アンティル諸島から分離した。1996年の独立が決まり、着々と独立準備を進めていたのに、結局アルバは独立を中止し、今もオランダ領となっているのだ。

アルバの通貨

情報|22Sep2009|URL
 アルバフロリンが公式通貨で、1USD=1.77AWGにほぼ固定されている。(1USD→1.75AWG, 1.79AWG→1USD)
 観光の島で、客の大半が米国人ということもあり、USDはどこでも使える。最初からUSDの店も多い。ATMも両通貨が降ろせる。
 ガイドブックに寄れば、1USD=1.8AWGで計算してくれるということだったが、実際には1.75AWG計算の場所ばかりだった。

チチカステナンゴ以北の村の市の日

情報|03Sep2009|URL
 ケツァルテナンゴ周辺の市の曜日は「地球の歩き方」にも書いているが、こちらはなかったのでメモ。
チチカステナンゴ 木*、日*
ホイアバ(ホヤバフ) 日*
サカプラス 木*、日
コツァル 水*、土
チャフル 火、金
*は実際に行ってあった曜日。無印は伝聞なので違っているかも。