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スーダンの両替1

情報|11Mar2011|URL
 アスワンとワディハルファを結ぶ船で販売される品物は、エジプトポンドでもスーダンポンドでも支払える。レートは1SDG=2EGP。アスワンの港付近、船の中、ワディハルファの港付近、ワディハルファの町には両替人が大勢おり、2EGP→1SDGで変えてくれる。アスワンで両替する必要はない。ワディハルファの町で交渉し、2EGP→1.05SDGで両替できた。
 入国時の公定レートは、1USD=2.78SDG程度。闇両替が存在し、言い値は1USD→3SDG。交渉で1USD→3.2SDGにはすぐなる。小額紙幣はレートが下がる。ユーロもレートは悪い。ユーロ小額紙幣は闇両替不可。
 ちなみに2年前は闇両替が有用というほどのものではなかった。ネットで調べる限り、顕著な闇レートが出現してから1年経っていない。
*実はハルツームで闇レートがないことが判明した。スーダンの両替2を参照。入国時が週末で銀行等休み、ネットで分かる公定レートしか把握してなかったので、1USD→3.2SDG+αで換えてしまったが、銀行なら3.3SDGで替えられたはず。

スーダンのレジストレーションと旅行許可書

情報|10Mar2011|URL
 スーダンに3日(2泊3日)以上滞在する時にはレジストレーションが必要となる。ワディハルファやドンゴラ、ハルツーム、カッサラ等大きな街の警察のオフィスでできる。ワディハルファのオフィスは金土が休みで、15時半まで。木曜に着いた我々はすぐに行かなければ厳しい状況だった。うまく行っても30分くらいはかかる。114SDG(約3400円)必要。ビザ代が100USDの上にさらに40USDは許せないと3日で抜ける旅行者もいたが、まあ規則なので仕方ない。3日以内にしなくても15SDG程度余計に料金がかかるだけだそう。このレジストレーションをするとパスポートにシールを張られる。ビザの有効期限にかかわらず、これが30日間の滞在許可となるので通過ビザで入国していても30日間滞在できるらしい(係官には確認したが怪しいので"らしい"としておく)。
 旅行許可書はハルツーム以外に行くには必要らしく、今回は下船前に取らされた。無料、行き先はハルツームとしか書いていないがスーダン内のどこでもOKと係官はいう。最新のガイドブックでは、スーダン北部には不要とある。船で取らされるなんて記述はなく、必要なところにいく場合はワディハルファの事務所で取れとあった。

[追記]上でらしいとした滞在期間だが、やはりレジストレーションした日から30日間の滞在が可能であった。我々は当初ビザの有効期限を越えてから出国したが、レジストレーションの日から30日以内だったので問題なく出国できた。

カイロの安宿

情報|28Feb2011|URL
 カイロの安宿といえばサファリといわれるくらいバックパッカーに有名な日本人宿がサファリホテルである。20年前=湾岸戦争の年に営業を開始した宿だが、のぞいたときは開業以来初ではないかと思われるくらい閑散としていた。宿泊者2名。昔は男女混合のドミドリー宿だったのに、現在は男女別。それでバックパッカーは来るのか? ビルの6階にあり、エレベーターはない。上がるのが大変な分格安だったのに、現在は同じビルにあるスルタンホテルと同一料金の20EGPで、WIFIが+3EGP/day。スルタンはWIFI無料なのでスルタンの方が安いのだ。シャワーとトイレはずっと壊れたままらしく、隣のアパート(昔のタフキーヤホテル、のちのスルタン2)で借りるのだとか。従業員にやる気が感じられず、本当にがっかりした。日本語の書籍充実度は今もピカ1で魅力的だったが・・・。
 同じビルの2階にあるスルタンホテル。大量の南京虫にやられ一晩で逃げ出した。友人がいるのでドミトリーのみでもここに泊まろうと決めて来たが、これでは・・・。
 同じビル5階のベニスホテル。サファリ、スルタンとは違って個室もある少しランクは上の宿だが、この料金を出すなら他にもっと良いところはたくさんある。日本人経営の安心感とサファリやスルタンに遊びに行けるメリットが売りか。

 長く泊まったのはダハブホテル。部屋がむちゃくちゃ狭いことをのぞけば、共有スペースの広さやフリーWIFI、ダブルで45EGPという値段など文句のつけようはない。

 滞在が長くなりそうだったので他にもたくさん見た。しかし、大規模デモで情勢に不安があったので現時点で旅行者のいる宿以外に泊まる気にはなれなかった。

エジプト情勢

情報|20Feb2011|URL
1月25日、反政府デモの開始
1月28日、デモ隊と治安部隊の全面衝突、全土に夜間外出禁止令。カイロ、アレキサンドリアなどは16時から08時が外出禁止。
1月29日、外務省のエジプトに対する危険情報「十分注意してください。」から「渡航の延期をお勧めします。」に引き上げ。一部フライトが欠航し旅行者足留め。
1月30日、カイロ等の外出禁止時間15時から08時に拡大。
1月31日、救援機で大勢の邦人旅行者脱出
2月01日、外務省のエジプトに対する危険情報「事情が許す限り早期の退避を検討してください」が追加
2月07日、カイロ等の外出禁止時間20時から06時に緩和
2月11日、大統領辞任
2月12日、カイロ等の外出禁止時間0時から06時に緩和
2月18日、反政府デモの勝利を祝ったお祭り騒ぎ、一晩中うるさかったので外出禁止は解かれたのかも(未確認)
2月20日現在、街は落ち着いており平静に見える。各所に軍が配備され、検問もあるので、治安は通常時よりも良さそう。ピラミッド等はすでに再開しており、この日からは考古学博物館も再開予定らしい。

*とりあえず大丈夫そうだが、一旦収まったチュニジアでデモが再開されたそう。どのような政府になるのかも分からず、先行きは不透明。
 外務省の危険情報も最高である「退避勧告」一歩手前のままで引き下げられておらず、旅行者の姿もほとんど見ない。

[25日追記]
*23日にピラミッドへ。ちらほら白人観光客が居たのは分かるが、白人で満員のツアーバスが1台来たのには驚いた。
*24日には宿に何人ものツーリストが来たし、街でもツーリストをちらほら見かけるようになった。
*日本大使館に寄れば、夜間外出禁止令は解かれていないそう。
*本日またタハリールで大規模デモやるらしいが、朝8時の現在はタハリールは静か。

ドバイの宿2

情報|17Feb2011|URL
 2年前に予想した通り、古い宿は更に少なくなっている。2年前に泊まった宿ももうない。それでも最安値は前回とほぼ同じでダブル180Dh、200Dhなら幾つか残っている。世界的に安宿の値段が非常に上がっているので、同じような値段でも前回よりはマシに思え、街の中心で便利な場所(周辺部は新しい開発なので安い宿はない)、エアコン、ホットシャワー付きの部屋が基本となることを考えれば、リーズナブルな価格とまで感じてしまった。

ドバイの交通網に新システム導入

情報|15Feb2011|URL
 9年前も2年前も、ドバイの市バスは非常に便利で、しかも安かった。空港から街も市バスで1本。時刻表をオフィスでもらい、色々な場所に足を延ばしたものだった。
 しかし・・・、現在は新システムの導入でメチャメチャ不便になっている。プリペイドカード制の導入と共に、現金でバスに乗れなくしたのである。そして、到着したドバイ空港ターミナル2にはこのカードを購入する場所がなく、運転手も融通を効かせてくれないのでバスに乗れない!
 我々の場合、何人もに聞いてやっと1キロほど離れたオフィスにたどり着いたが、オフィスでは4種あるカードのうち1種しか扱っておらず、それは居住者用のもので20ディルハムから(カード代6+運賃分14)。このカードは5年間有効で何度でも運賃のリチャージは可能。カード返却に伴うカード代払い戻しはない。たった2.5ディルハムの運賃で行ける街に出るためにこんなの買うならタクシーの方が安い。何度か乗れば14ディルハムくらいは使うかと思ったが、その近くのバス停に自動発券機がありシングルチケットが買えるといわれ、バス停に移動した。が、マシンは壊れていてシングルティケット買えず・・・。さらに1キロ先のオフィスなら売っているといわれ、さらに1キロ歩く。オフィスはあったが、そこのマシンも壊れていて発券できない・・・。どうやってバスに乗れというのだ・・・、あまりの事に切れてしまい文句をいうとオフィスのえらいさんが自家用車でチケットを買えるところまで連れて行ってくれることになった。しかし・・・、どこに行ってもマシンは壊れており、シングルチケットは買えない。結局、20ディルハムのカードを買ってしまった。ここまでなんと2時間、さっさとあきらめて歩いていたら街に着いていたはず・・・。
 実は、新システムを自慢しているパンフレットではターミナル2にオフィスがあって切符が買えることになっている。今年10月開通予定のメトロのグリーンラインがあたかも存在しているかのような書き方のパンフレットなので、設置予定はあるのでしょう。ちなみに、マシンのある場所ではマシン故障でリチャージできず困っている人々を大勢見た。ただでさえマシン設置場所が少ないのに・・・。システム導入直後とはいえ杜撰すぎ。
 メトロ開通で、バス路線の色々変更をしているのだが、それに伴う新たな時刻表も路線図もまだ発行していない。旅行者には色々使い辛くなってしまって非常に残念なドバイのバス&メトロ。

スリランカの両替

情報|13Feb2011|URL
 空港の両替レートは悪くなかった。ATMもある。出国時の再両替も問題なく可能。最初に間違えてルピーをおろしすぎたので、本来ドル払いの遺跡入場料をルピー払いでしたが、その時の換算レートよりも空港での再両替レートの方が良かった。ドルへの再両替には1.5%のコミッションが必要で、ミニマムは200ルピー。UAEのディナールへも両替可能だったが、ミニマムのコミッションが高かった。

スリランカの天気

情報|12Feb2011|URL
 スリランカは現在東部と北部が雨期で、今年は東部の雨がひどく、酷い水害が発生しており、東部に行くのは無理というのが、2月初旬に聞いた入国前の情報。6日の入国の時点で空港のツーリストインフォメーションで聞いた話では、東部と北部は道路が寸断されており、中北部の遺跡の中で問題ないのはシギリア辺りまで、アヌラダプーラやポロンナルワは難しいが3-4日すれば復旧するだろうということだった。高原地帯のバドゥーラに行く列車もストップしたとか。
 とりあえずシギリアの基地となるダンブッラへ移動。宿の人の話ではこの2週間毎日雨とのことで、滞在していた3日間も雨ばかり。はっきりいって嫌になった。
 でもアヌラダプーラやポロンナルワ、東部のトリンコマーレへのバスは何度も見かけた。実際、この時期にアヌラダプーラに行った人の話では、冠水している場所が多いが、観光は可能。観光客は皆無で、チケットも売っていなかったのでタダで遺跡には入れたとか。
 キャンディに移動、スリランカに来て初めての青空がうれしかった。バドゥーラに行く列車も復活していた。以降、曇りがちだったが、最後まで雨は降らず。