モルディブでの両替
ツアーでリゾートにだけ滞在する場合には現地通貨を見ることなく終わるのが普通のよう。リゾートの島から日帰りツアーなどでマレに行く場合にも米ドルを支払えるので現地通貨を見ない人も多いらしい。ちなみに、公式には1米ドル=12.85ルフィアで固定されている。マレに来たツアー客に対しては1米ドル=10ルフィアで計算して請求するところが多いので、ルフィアで値の付くものをドルで払えば3割の損ということになる。
モルディブは実際にはブラックマーケットがあり、本当のルフィアの価値はもっと低い。なので再両替は非常に難しい。旅行者は米ドルの現金からルフィアに両替したレシートがある場合にのみ、米ドルに再両替できる。この場合は公定レートに通常のコミッションが入る程度。他の通貨から両替した場合やATMでキャッシングしたレシートでは米ドルに戻すことが出来ない。ユーロや日本円への再両替は可能だが、この場合にはレートが実勢レートとなる。実勢レートは当然変化するが、我々の出国時のレートから換算するとルフィア価値は公定の7割程度であった。
モルディブは実際にはブラックマーケットがあり、本当のルフィアの価値はもっと低い。なので再両替は非常に難しい。旅行者は米ドルの現金からルフィアに両替したレシートがある場合にのみ、米ドルに再両替できる。この場合は公定レートに通常のコミッションが入る程度。他の通貨から両替した場合やATMでキャッシングしたレシートでは米ドルに戻すことが出来ない。ユーロや日本円への再両替は可能だが、この場合にはレートが実勢レートとなる。実勢レートは当然変化するが、我々の出国時のレートから換算するとルフィア価値は公定の7割程度であった。
ビリンギリ島の変貌
モルディブの主都マレのすぐ近くにある小さな島。昔は無人島で、週末になるとマレから人々が船をチャーターして泳ぎに来る場所だった。当時のモルディブは世界で最も珊瑚の美しい海として知られ、ここのリーフは私の好きな自然景観10選に選んでいたほど見事なものであった。珊瑚は全滅したと、90年代後半の世界中で珊瑚が激減した異常気象の前後にここを訪れた友人から聞いていたので、海に期待をしてはいなかったが、この島の変貌振りはマレ以上!
人口爆発しているマレの過密状態を緩和するために政府は無人島だったこの島に町を作ったのだ。泳いで1周するのでさえ容易なサイズの島なのにビルが林立し、唖然。
船をチャーターせねば足がなかった島には現在24時間体制でフェリーが数分おきに出ている! 一部にはビーチも残されており、泳いだが、うーん。自然10選を修正せねば。
泳ぐならフフマレ島の方が良さそう。ちなみにこのフフマレ島は、ビリンギリ島以上に変貌を遂げた場所。なんせ埋め立てで誕生した完全人工の島なのだ。
人口爆発しているマレの過密状態を緩和するために政府は無人島だったこの島に町を作ったのだ。泳いで1周するのでさえ容易なサイズの島なのにビルが林立し、唖然。
船をチャーターせねば足がなかった島には現在24時間体制でフェリーが数分おきに出ている! 一部にはビーチも残されており、泳いだが、うーん。自然10選を修正せねば。
泳ぐならフフマレ島の方が良さそう。ちなみにこのフフマレ島は、ビリンギリ島以上に変貌を遂げた場所。なんせ埋め立てで誕生した完全人工の島なのだ。
モルディブ、マレの滞在
モルディブといえば1島1リゾートの高級リゾート地として知られている。しかし、そのようなリゾートに滞在してしまうとモルディブの生活は何も見れない。文化を知りたい我々としては、本当ならば本来の生活習慣を残す離島を訪れたいところだが、リゾート以外の離島に滞在するには許可書を取らねばならず、交通も非常に不便で、滞在先もアレンジせねばならず、長旅のついでで行くにはめんどうである。というわけで、許可書要らずで宿もあり、人々の生活も見れる首都マレ滞在することにした。
聞いてはいたが、20数年振りのマレは驚くばかりの変貌振り。この間のデーターがないので人口がどれほど増えたのかは分からないが、マレはビルが密集し、大海に浮かぶ人工都市の様相だった。
宿も無数にあるが、人口密度が世界一といわれる島だけあってもともと安くはない。さらに問題なのが、ツーリストは1人1泊100ルフィア=8USDの宿泊税がかかること。2人で16ドルの税・・・これだけでここまでの平均宿代を超えてしまいそう。ただ安宿の場合はこのシステムを知らずに税を加算しないところや知っていても外国人用登録用紙に2人なのに1人だけの記入でごまかすところなど様々。宿の脱税が分かっても、こちらとしては税込みの料金として宿代を聞いて宿を選ぶのみ。宿泊税を除けば、宿のコストパフォーマンスは悪くない。
安飯屋もたくさんあって非常に便利。1食100円くらいから。ツーリスト向けのレストランはインターナショナルな食事ばかりで、モルディブ料理が欲しければ安食堂に行くしかない。
小さな島なので1日で観光は終わるが、意外に滞在費が安く、のんびりできる場所なので、バックパッカーにもお勧め。インドなどと比べれば高いが、雰囲気の似ているガルフ諸国に比べれば本当に安い。
聞いてはいたが、20数年振りのマレは驚くばかりの変貌振り。この間のデーターがないので人口がどれほど増えたのかは分からないが、マレはビルが密集し、大海に浮かぶ人工都市の様相だった。
宿も無数にあるが、人口密度が世界一といわれる島だけあってもともと安くはない。さらに問題なのが、ツーリストは1人1泊100ルフィア=8USDの宿泊税がかかること。2人で16ドルの税・・・これだけでここまでの平均宿代を超えてしまいそう。ただ安宿の場合はこのシステムを知らずに税を加算しないところや知っていても外国人用登録用紙に2人なのに1人だけの記入でごまかすところなど様々。宿の脱税が分かっても、こちらとしては税込みの料金として宿代を聞いて宿を選ぶのみ。宿泊税を除けば、宿のコストパフォーマンスは悪くない。
安飯屋もたくさんあって非常に便利。1食100円くらいから。ツーリスト向けのレストランはインターナショナルな食事ばかりで、モルディブ料理が欲しければ安食堂に行くしかない。
小さな島なので1日で観光は終わるが、意外に滞在費が安く、のんびりできる場所なので、バックパッカーにもお勧め。インドなどと比べれば高いが、雰囲気の似ているガルフ諸国に比べれば本当に安い。
バックウォーターの船旅
南インド・ケララ州の観光の目玉は、バックウォーターの船旅である。
10数年前に来た時は、アレッピーとクイロン間のツーリストボートに乗るか、アレッピーやクイロンで船をチャーターするのが主流だったが、有名になった現在は非常に色々な方法がある。コーチンからの日帰り1日ツアーで550ルピーから800ルピー。半日ツアーも400ルピーである。アレッピーやクイロンからも日帰りツアーや半日ツアーが各種あり、他にハウスボートと呼ばれる高級ホテル並みの寝室とキッチンなどの付いた船で宿泊する高級ツアーもある。昔からあるアレッピーとクイロン間のツーリストボートも健在で、8時間クルーズが300ルピー~400ルピーである。
そして近年人気なのが、アレッピーからコタヤムまで2時間半の乗り合いボート。ロンリープラネッツにこちらの方がおもしろい様に書いてあったので今回はこのボートに乗った。料金はわずか10ルピー。本来地元民用の水上バスのような船なのに、ツーリストが多く、地元民が少なくなった途中からはツーリストボートのような様相となった。ガイドブックで薦められているだけあって、景色が良く、住民の住む村の水路を通るので生活観があふれおもしろかった。前回乗ったアレッピーとクイロン間のツーリストボートよりも時間が短い分飽きが来なく良いかも。この船は毎日5往復あり、アレッピー発なら、7時半、9時半、11時半、14時半、17時15分となっている。アレッピー発のローカル船は他にも色々あるので、違うコースを乗ってみるのも良いだろう。
10数年前に来た時は、アレッピーとクイロン間のツーリストボートに乗るか、アレッピーやクイロンで船をチャーターするのが主流だったが、有名になった現在は非常に色々な方法がある。コーチンからの日帰り1日ツアーで550ルピーから800ルピー。半日ツアーも400ルピーである。アレッピーやクイロンからも日帰りツアーや半日ツアーが各種あり、他にハウスボートと呼ばれる高級ホテル並みの寝室とキッチンなどの付いた船で宿泊する高級ツアーもある。昔からあるアレッピーとクイロン間のツーリストボートも健在で、8時間クルーズが300ルピー~400ルピーである。
そして近年人気なのが、アレッピーからコタヤムまで2時間半の乗り合いボート。ロンリープラネッツにこちらの方がおもしろい様に書いてあったので今回はこのボートに乗った。料金はわずか10ルピー。本来地元民用の水上バスのような船なのに、ツーリストが多く、地元民が少なくなった途中からはツーリストボートのような様相となった。ガイドブックで薦められているだけあって、景色が良く、住民の住む村の水路を通るので生活観があふれおもしろかった。前回乗ったアレッピーとクイロン間のツーリストボートよりも時間が短い分飽きが来なく良いかも。この船は毎日5往復あり、アレッピー発なら、7時半、9時半、11時半、14時半、17時15分となっている。アレッピー発のローカル船は他にも色々あるので、違うコースを乗ってみるのも良いだろう。
チェックアウト24時間制
南インドの宿は、チェックアウト24時間制のところが多い。チェックアウト24時間制とは、チェックインした時間と同一時刻がチェックアウト時間となる制度。夜に着いて出発も夜行なんていう場合には非常に便利だが、朝早くに着いた場合などは逆に使い難い。朝早くに部屋に入ってしまうとその時間に出なくてはいけないのだから。24時間制のため、いつもなら町に着いたらまず宿探しのところを、出発時のことを考えて、先に食事をしたり、観光をしたりなんていうことも出てくる。まあ個人的には24時間制の方が公平感があって好きかな。
インドケララ州コーチンの宿
ここコーチンでは、外国人を泊めるのに特別ライセンスが必要なのだそうで、安宿には泊まれない。駅近くの宿、バスターミナル近くの宿は、かなりきれいなところでも全てダメだと断られた。
やっと見つけた400ルピーで値段なりに良いと見えた宿もトイレが壊れていたり、排水が悪かったりで、泊まれず。最終的には、ポーター常駐、24時間ルームサービスあり、もちろんお湯シャワー24時間という通常なら避けているクラスの宿にチェックインせざるを得なかった。800ルピーという値段なら十分に割安に見えた設備の宿で、こうなったらホテルライフを楽しもうと思ったのに、なんとベッドに大量の南京虫がおり、眠れない。がっくり、コーチンで観光する意欲も失せた。
これがケララ州全体のルールとなっていなければ良いのだが・・・。
[追記]
気を取り直し、改めて宿探し。今度は外国人の多い宿を選んだ。清潔そうだったが、やはりダニと南京虫の巣窟・・・。
やっと見つけた400ルピーで値段なりに良いと見えた宿もトイレが壊れていたり、排水が悪かったりで、泊まれず。最終的には、ポーター常駐、24時間ルームサービスあり、もちろんお湯シャワー24時間という通常なら避けているクラスの宿にチェックインせざるを得なかった。800ルピーという値段なら十分に割安に見えた設備の宿で、こうなったらホテルライフを楽しもうと思ったのに、なんとベッドに大量の南京虫がおり、眠れない。がっくり、コーチンで観光する意欲も失せた。
これがケララ州全体のルールとなっていなければ良いのだが・・・。
[追記]
気を取り直し、改めて宿探し。今度は外国人の多い宿を選んだ。清潔そうだったが、やはりダニと南京虫の巣窟・・・。
食べ放題ではなくなったターリー、ミールス
インドのターリー(南インドではミールス)といえば、ごはんに数種類のおかずの付いた定食で、食べ放題のものを指していた。どこで食べてももう食べられないというほど次々追加を盛りに来てくれるサービスが本当に嬉しかったものだ。
10数年ぶりにインドを訪れて寂しかったのが、このお替りし放題のサービスがほとんどなくなっていたこと。南インドのミールスならという期待も空しく、ここでもごはんは盛り切り、カレーの汁はお替りしだったが、ごはんが盛り切りで、しゃぶしゃぶの汁だけをそうそうお替りできない。物価が上がったからという話を聞いたが、やはり寂しさは拭えない。
[追記]
ケララ州に入ってからは食べ放題のミールスが続いており、うれしい。
10数年ぶりにインドを訪れて寂しかったのが、このお替りし放題のサービスがほとんどなくなっていたこと。南インドのミールスならという期待も空しく、ここでもごはんは盛り切り、カレーの汁はお替りしだったが、ごはんが盛り切りで、しゃぶしゃぶの汁だけをそうそうお替りできない。物価が上がったからという話を聞いたが、やはり寂しさは拭えない。
[追記]
ケララ州に入ってからは食べ放題のミールスが続いており、うれしい。
インドで小包を送る
溜まった資料などを定期的に日本へ送っているが、アジアに入ってからは忙しすぎてかなり荷物が溜まっていた。幸いインドは重さ当たりの送料の増え方が他国よりも少ないので、一度にまとめて送るには良い場所、ついでなので普段買わない土産も買って入れることに。
しかし、インドは荷物を送るにはかなり面倒で難しい国。以前やって2度とするものかと思ったほど・・・。なんせこの国の小包は白い無地の布で覆って、すべて縫わねばならないのだ。幸い、送ろうとしたプリーの郵便局は先に中身を見せる必要がないと聞いたので、宿でダンボールをシーツでくるみ縫い閉じて持って行くことができた。しかし、それだけではダメだった。以前はやる必要がなかったのに、縫い目を郵便用樹脂で封印せねばならないというのだ。規則ではあると聞いていたが、他の街では有名無実、縫うだけで良かったのに。結局、専門業者のところに持って行って封印してもらわねばならなかった。
小包はコンピューター登録されて行方が追えるようになっているのだが、船便の料金がコンピューターに入っておらず、あるはずの船便が使えずSALを使う羽目になってしまった。それでも他国よりは安く、11.2kgで1905RP、約4000円だった。あとは無事に着くことを祈るのみ。しかし、期待ほど荷物が軽くなっていないのはどうして?
しかし、インドは荷物を送るにはかなり面倒で難しい国。以前やって2度とするものかと思ったほど・・・。なんせこの国の小包は白い無地の布で覆って、すべて縫わねばならないのだ。幸い、送ろうとしたプリーの郵便局は先に中身を見せる必要がないと聞いたので、宿でダンボールをシーツでくるみ縫い閉じて持って行くことができた。しかし、それだけではダメだった。以前はやる必要がなかったのに、縫い目を郵便用樹脂で封印せねばならないというのだ。規則ではあると聞いていたが、他の街では有名無実、縫うだけで良かったのに。結局、専門業者のところに持って行って封印してもらわねばならなかった。
小包はコンピューター登録されて行方が追えるようになっているのだが、船便の料金がコンピューターに入っておらず、あるはずの船便が使えずSALを使う羽目になってしまった。それでも他国よりは安く、11.2kgで1905RP、約4000円だった。あとは無事に着くことを祈るのみ。しかし、期待ほど荷物が軽くなっていないのはどうして?