モンゴルで大雪
モンゴル入国後、すぐに夜行列車に乗車。途中から寒いなぁと思っていたら、外は吹雪だった。雪は一晩中降り止まず、あたりは一面の雪景色。めちゃくちゃ寒い。ウランバートルに着いた時はもうすぐにでも中国に戻ろうかと思ったほど。セーターもフリースもなく、持っている服を全部着ても日本の秋用程度、ズボンはペラペラの夏用しかないのだ。5月でも雪になることがあるのは知ってはいたが・・・。
この日の最高気温は-2度、最低気温は-5度だったらしい。この気温で観光などする気になれず、先の計画の練り直しを始めたが、週間天気予報を見ると、翌日以降の最高気温が、6,9、15、18、18、18と一気の上昇予測。ほっとした。
この日の最高気温は-2度、最低気温は-5度だったらしい。この気温で観光などする気になれず、先の計画の練り直しを始めたが、週間天気予報を見ると、翌日以降の最高気温が、6,9、15、18、18、18と一気の上昇予測。ほっとした。
中国からモンゴルへの道
航空路は北京・ウランバートルをはじめいくつかある。モンゴル側で唯一ウランバートルではない路線が、ホブド・ウルムチであったが、3月いっぱいでなくなってしまった。使うつもりでいたのに・・・。
長い国境線なのでいくつか国境はあるが、正式にロシア人以外の外国人が通れるのは、二連・ザミンウード国境のみ。モンゴル西部のホブド県からの国境も事前アレンジでツアーを組めば、通れるという話はある。
二連・ザミンウード国境は鉄道と道路の2ヶ所あり、現在のところ列車は週に7本ある。北京発が週に3本(うち1本はモスクワ行き)、フフホト発が週に2本、二連発が週に2本。料金は、二連・ザミンウード間で68元(税込み)。列車だと出入国を全てコンパートメントで済ませられるので非常に楽。ただし、人気があるのでチケットは非常に取りにくい。
道路は、歩ける距離だが、歩くことは禁じられている。バスが毎日数本あり、40元+5元(税)。乗り合いジープもあり、これは50元+5元(税)。バス乗り場とジープ乗り場は約1キロほど離れている。
今回は、済南から二連まで鉄道を乗り継ぎ、国境間はバス、そしてモンゴルに入って国内線の列車でウランバートルに出た。二連までは、北京、大同、集寧、フフホト、パオトウなどからならバスもある。モンゴル国内は列車のみ。
出入国は簡単で特に問題なし。
長い国境線なのでいくつか国境はあるが、正式にロシア人以外の外国人が通れるのは、二連・ザミンウード国境のみ。モンゴル西部のホブド県からの国境も事前アレンジでツアーを組めば、通れるという話はある。
二連・ザミンウード国境は鉄道と道路の2ヶ所あり、現在のところ列車は週に7本ある。北京発が週に3本(うち1本はモスクワ行き)、フフホト発が週に2本、二連発が週に2本。料金は、二連・ザミンウード間で68元(税込み)。列車だと出入国を全てコンパートメントで済ませられるので非常に楽。ただし、人気があるのでチケットは非常に取りにくい。
道路は、歩ける距離だが、歩くことは禁じられている。バスが毎日数本あり、40元+5元(税)。乗り合いジープもあり、これは50元+5元(税)。バス乗り場とジープ乗り場は約1キロほど離れている。
今回は、済南から二連まで鉄道を乗り継ぎ、国境間はバス、そしてモンゴルに入って国内線の列車でウランバートルに出た。二連までは、北京、大同、集寧、フフホト、パオトウなどからならバスもある。モンゴル国内は列車のみ。
出入国は簡単で特に問題なし。
北京からウランバートルに行く一番安い方法
北京・ウランバートル間の直通列車(1321元より)が便利だが、高い上に人気で予約が難しいとあって、北京からウランバートルに行く一番安い方法が、日本語の掲示板でも英語の掲示板でも話題になっていた。いずれも北京から二連行きの夜行バス(220元)を使う方法が結論のようになっていたが、この夜行バスはそう安くない。現実的な方法で一番安いのは、北京から集寧南までを夜行列車の硬座(64元)、集寧南で朝の普通列車(21元)に乗り換えれば、85元と夜行バスの半額で二連に行ける。到着が遅く、二連で1泊となるが、二連の宿は20元くらいからある。二連からは、ザミンウデまでをバス(始発が午後1時半、40元+税5元)、ザミンウデからウランバートルは夜行列車の2等で9600MNT(約50元)となる。交通費だけなら総計で170元(約30US$)。
飛行機で行けば2時間15分で着くのに、3泊4日かかるこの方法をとる人はそう多くないだろうが、夜行バスを使っても2泊3日かかるのだ。しかもその2泊は連続の夜行移動である。列車の乗り継ぎは宿で1泊でき、半日以上国境の町を観光できるので、楽しいし楽。我々は北京よりも遠い、山東省済南より、3本の列車(全て硬座)を乗り継ぎ、二連まで移動しました。
飛行機で行けば2時間15分で着くのに、3泊4日かかるこの方法をとる人はそう多くないだろうが、夜行バスを使っても2泊3日かかるのだ。しかもその2泊は連続の夜行移動である。列車の乗り継ぎは宿で1泊でき、半日以上国境の町を観光できるので、楽しいし楽。我々は北京よりも遠い、山東省済南より、3本の列車(全て硬座)を乗り継ぎ、二連まで移動しました。
中国でのインターネット
今回はここまで10軒の宿に泊まったが、インターネットが出来なかったのは福建の土楼で泊まったときのみ。比較的贅沢な宿を選んではいたが、2軒泊まった旅社クラスの安宿でも部屋でネットができたのには驚いた。ただし、政府の制限で閲覧できないサイトが非常に多い。日本の主なレンタルブログはほぼ全滅で、フェイスブック等も使えない。
宿でネットができるのでネットカフェに入ったのは夜行列車を待つ時間潰しに入った1軒のみ。入った店では身分証明書が必要で、パスポートではオンライン登録できず、貸し渋られた。店員が自分が借りたことにしてくれたが、どうも使用情報は公安に直結しているよう。何とか借りたネットだったが、日本語表示できないし、遅くてまいった。1軒しか見ていないのでなんともいえないが、パソコンなしでネットカフェに頼る旅は以前よりも面倒かも。
宿でネットができるのでネットカフェに入ったのは夜行列車を待つ時間潰しに入った1軒のみ。入った店では身分証明書が必要で、パスポートではオンライン登録できず、貸し渋られた。店員が自分が借りたことにしてくれたが、どうも使用情報は公安に直結しているよう。何とか借りたネットだったが、日本語表示できないし、遅くてまいった。1軒しか見ていないのでなんともいえないが、パソコンなしでネットカフェに頼る旅は以前よりも面倒かも。
IE6からIE8へ
ずっとメインマシンだったレッツノートY5は、故障した後も捨てずに運んでいる。湖州の宿にパソコンがあったので、モニターをつなぎ変えて久しぶりに起動した。そのあとWindows Live SkyDriveへ、パソコン2台体制で写真をアップしていたのだが、レッツノートからのスピードが異様に遅い。検索してみると、どうもレッツノートで使っているIE6が原因のよう。SkyDriveの仕様が変わってしまったようなので、IE6を使う限り、この状況は改善されそうにない。IE6のバグで書いたような理由でIE6で粘っていたのだが、基本的に使えないPCとなった今は、サイトの表示確認をしているわけでもなく、IE8にしない理由はなくなった。という訳で、次回いつ使えるのかも分からないパソコンではあるが、IE6をIE8にバージョンアップした。
鑑真の故郷
8世紀、日本における律宗の開祖であり、授戒の制度を日本に根付かせたのが鑑真和上。鑑真は中国楊州生まれの帰化人である。鑑真が日本に来る前に住職をしていた寺が、大明寺といって今も楊州にある。鑑真像や鑑真についての詳しい展示などがあり、一見の価値あり。中国人も中にある鑑真館を次々に訪れています。詳しいことは中国揚州大明寺・日本語版公式サイト参照。
中国四大庭園
楊州の个園入口に、中国四大名園の1つであるとの碑があり、他の3つはどこかと検索したら、ウィキペディアを始め、多くのサイトでの四大名園は、北京の頤和園、承徳の避暑山荘、蘇州の拙政園、蘇州の留園で、个園は入っていない。
ちなみに、个園が入っているサイトで抜けているのは、留園である。日本語のサイトでは詳しく分からないので、中国語のサイトも見たところ、こちらでも留園が優勢だが、个園が入っているものもあり、掲示板で議論になっていたりもする。个園は公式サイトのタイトルが中国四大名園之一个園とここでも四大名園であることを強調していたりもする。まあ、入場料が高いと感じ、また既に閉園間近の時間だったこともあって、个園に入ることを止めた私にはどっちでも良いことですが、さすがは中国といったところかな。
ちなみに、个園が入っているサイトで抜けているのは、留園である。日本語のサイトでは詳しく分からないので、中国語のサイトも見たところ、こちらでも留園が優勢だが、个園が入っているものもあり、掲示板で議論になっていたりもする。个園は公式サイトのタイトルが中国四大名園之一个園とここでも四大名園であることを強調していたりもする。まあ、入場料が高いと感じ、また既に閉園間近の時間だったこともあって、个園に入ることを止めた私にはどっちでも良いことですが、さすがは中国といったところかな。