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チリから仏領ポリネシアへの道

移動|24Mar2010|URL
 船はなく、飛行機で行くしかない。LAN航空の独占路線なので、高い! 片道で1100US$以上する。イースター島にストップオーバーしても値段は同じ。格安券でサンチアゴからロサンジェルスに飛び、そこから格安券で飛んでもほぼ同じ値段で行ける。しかし、サービスが良いのには驚いた。LAN航空でフォークランドに飛んだ時は国際線なのに一切サービスなし。この路線は、国内線部分のサンチアゴ-イースターでさえ2度も食事が出て、お酒も飲み放題だった。映画も数十本の中から好きなのを選んで見放題!ゲームやり放題!
 出国手続きはイースターでするので、サンチアゴから乗った人もイースターでいったん飛行機から降り、イミグレーションに並ぶ。入国は簡単だったが、非常に時間がかかった。
 サンチアゴとタヒチの時差は7時間!、イースター島とタヒチでも5時間の時差がある。地球の裏側に居たはずが、一気に日本に近づいた感がある。

146ラパ・ヌイ国立公園(イースター島)

世界遺産|23Mar2010|URL
 チリ領であるポリネシアンの島。南米大陸から3700キロ離れた絶海の孤島。もっとも近い有人の島ピトケアンまでも2000キロある。
 定期船はなく、空路のみ。
 ここがLAN航空の独占ドル箱路線で、この線のおかげでLANチリ航空は南米で唯一拡大を続けたナショナルフラッグでありえたと思われる。現在はサンチアゴから週に9便、タヒチから週に2便飛ばしている。
 3月1日から入場料を10US$から60US$に値上げすると発表されていたが、3月下旬の時点ではまだ値上げされていない。地震の影響なのか、大幅な値上げに批判が出たためなのかは不明。

145バルパライーソの海港都市の歴史的街並み

世界遺産|22Mar2010|URL
 チリ最大の港湾都市バルパライソの中心部にあたる。
 サンチアゴからバスで約2時間。
 地震の3週間後の訪問、街の機能はほぼ正常に戻っているが、建物や道路への被害がまだ街のあちこちに残っていた。

144チロエの教会群

世界遺産|17Mar2010|URL
 チリ南部チロエ島にある木造建築の教会群。指定の教会は14ヶ所あるが、すべてチロエの中心地カストロから日帰りで訪問できる場所にある。
 カストロへは、チリ南部の中心都市プエルトモンからバスで約4時間。サンチアゴからの直行バスもあり、約16時間。ただし、今回はハイウェイに地震の影響が残るため、順調に走ったにもかかわらず18時間かかった。

チリ・パタゴニアからの北上

移動|15Mar2010|URL
 チリ側には道路が繋がっていないので、バスで北上するならアルゼンチン経由となる。
 プエルトナタレス→プンタレーナス→アルゼンチン→オソルノ→プエルトモン→カストロのバスが週に数便走っている。このバスはアルゼンチン領内では乗り降りできない。またトランクに預けた荷物は封印するので、アルゼンチン内では取り出せないが、その分チリ再入国時にわずらわしい荷物検査がないので、入国手続きが早い。セミカマタイプのバスで35000ペソ、約70US$。全線乗れば約40時間。どこで乗り降りしても値段は同じ。アルゼンチン側を北上するバスより安いので、ウシュアイアからなら乗り継ぎチケットでチリ領に入ったところでこのバスに乗り継げば、比較的安く北上できる。
 サンチアゴ方面へはオソルノで乗り換える。プンタレーナスを朝出て、オソルノは翌日昼ころ。朝便には間に合わないので夜まで待って夜行に乗り、朝サンチアゴ着。一気に行っても2泊3日の長旅となる。

 飛行機は定価は高いものの、安いチケットは約100US$くらいからプンタレーナス-サンチアゴを飛べるので、バスとほぼ同じ値段ということになる。LAN航空は安チケットが少なく、Skyairlineの方が安い席が多い。

 プエルトナタレスからプエルトモンへのもあるがこれは400US$よりと高い。2泊3日フィヨルドの海をぬって走るので人気は高く、夏の間は早くから予約しないと乗れない。

悪天で足留め

移動|14Mar2010|URL
 余震の影響はなく、無事にチリに戻れるかと思いきや、チリからの飛行機が強風のため着陸を中止、上空を旋回した後、チリに戻ってしまった。結局、フォークランドでも足留めされることに・・・。
 LAN航空は何の補償もしてくれず、それどころか代替の飛行機が明日出るのかさえ分からないという。出国した後だったのに、軍事用空港ゆえ、空港に留まることさえ許されず、自費で街まで帰らねばならないという最悪の事態。ここがだめなら空港から離れて野宿をと主張したが、それもダメ。軍相手ではどうにもならないが、空港には銀行もATMもない。街までの交通費は15ポンド、2人で30ポンド要るのに、手持ちは10ポンド。ドル払いなら受け付けるが、1人30ドル。2人の往復で120U$も出費が増えるのだ。くそー。昔なら粘れば飛行機会社が何とかしてくれたが、経営状態の悪い最近はどう交渉してもダメ。まったく納得の行かない出費であった。
 この日は夕方になっても明日出るかどうか分からずじまい。宿のおばさんによれば、前回はアルゼンチンが上空飛行の許可を出さず、次の便=翌週となったそう。もしそんなことになれば、もう計画はグダグダ。この先には約100万円分もの飛行機や船の予約あり、半分以上がパーとなるのだ(;;)
 翌日10時前にLAN航空から連絡があり、本日飛ぶから11時チェックインとのこと。空港まで車で1時間近くかかるのに急に言われて間に合うわけがない・・・。旅行者にとって唯一の足は乗り合いのトランスファーである。当然LAN航空の決定後、すぐに乗客のピックアップを始めたようだが、我々の宿に来たのが11時前だった。空港には12時前に着き、チェックイン。そしてまた搭乗ゲート前で長く待たされた。この日の天候もあまりよくなく、待っていても落ち着かない。そすして、ついに飛行機の音・・・、ところがまた旋回を始め、え、え、えーーーー。
 着陸してきた時には安堵のあまり、涙が出た。

Now in フォークランド諸島

現在地|12Mar2010|URL
 チリで1週間足留めはされましたが、なんとかここフォークランドに来れました。チリのニュースも入らなくなり、ペンギンワールドを楽しんでいました。
 しかし、先ほどチリで大きな余震があったとのこと。戻れるか? 戻れたところで、先の行程はどうなる? 困ったなぁ・・・。

ペンギンを見る

情報|11Mar2010|URL
 フォークランドといえばペンギン、ペンギンが目的で訪れる人が多いでしょう。ここでは様々な場所で色々な種類のペンギンを見ることができる。

 中でも有名なのは、ボランティアポイント。ここはキングペンギンのコロニーがフォークランドで一番大きく、世界で最も近くで見られる場所として知られている。他に、たくさんのジェンツーペンギンとマジェランペンギンがいる。アザラシも時に見られるらしい。
 ここは、私有の保護区となっており、ツアーで訪れることになる。道無き野を1時間半ほど走るので、自力で行くことは不可能。首都スタンリーからは車で約2時間半。往復5時間+現地4時間の9時間ツアーで、75UK£でした。ミニマム3人、定員4人のランクルツアー。1人や2人では最低である3人分の料金を支払う必要がある。これには一人15£の入場料込み。高いが、値段相応以上のツアーです。ここではキャンプもできる。一人10£。ただし、交通費が行きと帰りで倍かかる。

 宿のおばさんの一押しはサウンダース島。ここなら、ボランティアポイントで見られる3種のペンギン+ロックホッパーペンギン、アホウドリ、アザラシなどが確実に見られる。予算と時間さえ許せば、この島がベストらしい。
 すべての見所を見るのに2泊必要、かつ、悪天時に飛行機が欠航する可能性が高いので、帰国予定日よりも2日以上前にスタンリーに戻る予定を立てねばならない。つまり、1週間の予定でフォークランドに訪れ、最初のうちに迷っていると我々のように行けなくなる。もともと人気が高い場所なので普通は事前に予約をせねばならないらしい。
 飛行機が片道75£x2、宿がキャンプ10£x2(ちゃんとした宿もあるが、値段は聞いていない)、島での空港からの交通費25£x2、さらにスタンリーでの空港までの行き帰りなどと考えると、かなりお金はかかる。
 ここに行けば最低でも現地2泊、宿の収入が減るのに勧めてくれるとは、宿のおばさん、人が良すぎ。

 一番気軽に行けるペンギンポイントは、ジプシーコウブ。スタンリーからゆっくり歩いて片道2時間。車道もあるので、タクシーで行けるし、クルーズ船が着いている日にはツアーバスも頻発する。ここにいるペンギンはマジェランペンギンのみ。しかも上記2ヶ所と違って柵の越しにしか見られない。でもたくさんいる。
 他にも色々な鳥がおり、バードウォッチングには良いところ。イルカも泳いでいる。

他にもツアーで行くペンギンコロニーはたくさんある。キドニー島やブーゲンビル岬など日帰りで行ける場所もまだまだ多い。