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ピトケアン島の様子

情報|04Apr2010|URL
 ピトケアン島は、英領ピトケアン諸島唯一の有人島。しかし、その人口はもはや人口50人を割っている。現在高齢化が非常に進んでおり、行く末は危ぶまれている。子供の数は7人。学校に通っている子供が6人に、赤ちゃんが1人である。
 空路はなく、行くなら船しかない絶海の孤島だ。
 1999年に発覚した少女性的暴行事件のおかげで、宗主国である英国が、インフラ整備を推し進めたため、現在は学校はもちろん、各家庭にインターネットや衛星テレビが導入されている。無線放送が各家庭に配備され、各個人の行動が島中に知れ渡る・・・。船とイミグレ官のやり取りも全住民が聞けるのだ。
 島にある商店は、1日1時間で週に3日しか営業していない。近年まで自給自足が原則だった島なので、これで充分かもしれないが、3日の滞在期間で一度も開かなかったのはちと寂しかった。誰かが漁に出ると島中の人が無線でそれを聞き、魚の欲しい人は戻る頃に港に買いに行く。果物の木は島中に色々生えている。畑も各家庭で少しは作っているようだった。
 島の乗り物は基本的に4輪バギー。悪路が多く適していると思われる。

Now in アダムスタウン・ピトケアン

現在地|03Apr2010|URL
 人口50人以下、世界最小の(非独立)国ピトケアン諸島にやってきました。(世界最小の(非独立)国といっても基準は色々あり、本国派遣の研究者、管理者のみが住む場所も含めれば数人しかいないサウスジョージアのような場所もある。)
 ここまでの船旅はきつかったー。船でしか行けない場所なので仕方ないが、船がボロ過ぎる。我々の寝床はソファーを無理矢理2人分に改造したものだが、扇風機は壊れ、まるでサウナ。しかもディーゼルがこぼれ臭い・・・。しかし、ここしか横になれる場所はなく、揺れがきついので横にならざるを得ず・・・苦しかった。
 船酔いがきつかったので初日は身体が辛かったが、滞在は2泊3日しかなく観光も頑張った。しかもなんとインターネットが全戸に普及しており、こんな辺鄙な場所で更新する機会はそうそうないと急遽サイト更新をすることに決め、夜中は更新準備。忙しいー。

ピトケアン諸島の入国要件

ビザ|02Apr2010|URL
 ビザは不要だが、
1.上陸&パスポート料金として30USDが必要。外洋船は接岸できないので、船からの乗り降りに島の船を使うが、この船の料金はここに含まれる。
2.緊急時の搬送費用をカバーした保険
3.往復の予約
が必要となる。

ピトケアンへの道

移動|01Apr2010|URL
 世界で一番訪問し辛い国が、ここ英領ピトケアンではなかろうか。なんせ、絶海孤島で、空路なし、定期航路なしなのだ。
 訪問方法は、
1.私有のヨット・・・おそらくこの方法で訪れる人が一番多いのではないだろうか。
2.豪華客船によるクルーズ・・・毎年数便のクルーズ船がここを寄港地の一つとしている。ただし、上陸できるかどうかは天候次第で、数年前(新しいのは見つからなかった)の上陸率は3割くらいだった。またクルーズ船で上陸した人のブログや日記を数言語で丹念に検索したが見つからず。
3.ヨットツアー・・・これに参加した。Pacific Expeditionsが年に数回のヨットクルーズを出している。はっきり言って船はボロボロ、改造して客を詰め込んでいる。どうしても行きたい人にしかお勧めできない。ただし、これなら確実に上陸できる。と思っていたら、ツアーキャンセルをしても返金にすら応じないなど、滅茶苦茶評判が悪い。一日当たりの料金は豪華クルーズよりもずっと高いw 仏領ポリネシアのマンガレバから片道44時間の往復で1900US$!
4.貨物船・・・Pitcairn Islands.... Visit Pitcairnに寄れば、今年からほぼ定期で運行することになったよう。定期運行開始のアナウンスは昨年から出ており、期待していたが、仏領ポリネシアのマンガレバから約500キロの距離を往復するのになんと4000US$! 何を考えているのやら。この値段の発表と共に我々は3を予約してしまった。こちらは3よりもスピードが早く、32時間らしい。苦行の様なヨットツアーに参加したくなければ、この値段でもOK? 島民料金は片道1500US$とか。島民は評判の悪い3をまず使わないらしい。

ガンビエ諸島、マンガレバ島

情報|29Mar2010|URL
 広大な地域に点在する仏領ポリネシアの島々で、主島のタヒチより最も遠いのがこのガンビエ諸島。あの核実験で名を馳せたムルロア環礁もこのガンビエ諸島に属する。その主島がここマンガレバ島となる。
 タヒチから2000キロ近く離れている。ここが英領ポリネシアに一番近い人の住む島。ということでこの僻地に立ち寄りました。なにもないけど、のんびりして良い所でした。宿もあるが、警察に頼んで警察の敷地でキャンプ。レストランも1軒だけだがあるし、ベーカリーもあります。
 しかし、ここに来るまでの運賃が高い。タヒチから往復で約8万、さすがにこれでは普通の人にお勧めできません。

パシフィックフラン

情報|28Mar2010|URL
 仏領ポリネシアの通貨は、ニューカレドニア、ウォーリスアンドフツーナと共通で、パシフィックフランだが、このサイズがでかい! 札はどうやっても財布に入らないので、常に二つ折で入れている。レバノンの旧札もでかかったが、現行紙幣ではこれが世界最大サイズではないか。
 札だけなら折れば良いが、コインもでかい。ということは当然重い。財布がすぐに膨らんでどうしようもないw

Now in タヒチ、仏領ポリネシア

現在地|27Mar2010|URL
 南米の旅を終え、南太平洋のタヒチにやってきました。チリの地震のおかげで予定が遅れ、この3週間は本当に忙しかった。やっとここで元の計画に追いつき、一安心。
 南太平洋であくせくしても始まらない。物価が非常に高いのにのんびりするのもなんだけど、やはりここは一息ついて、休みたいところ。色々と整理をし、サイト更新もしたい。気分を早く太平洋にするためには、南米の更新はとっとと終えて、ガイドブックや資料も手放さないと。
 まだ海に出ていないので良いけれど、着いてから毎日雨が降っている。雨期は3月で終わるらしいが、各地で異常気象に当たっているので少し心配。やはり、タヒチでは青い海が見たい!

イースター島の回り方

情報|26Mar2010|URL
 島にある集落はハンガロアだけ。宿泊施設はすべてハンガロアに集まっており、当然ここが観光の基点となる。村はずれにはモアイや博物館があるので、そこだけでのんびりするのも良いだろうが、島中に点在するモアイを見ないとやはりここまで来た甲斐がないだろう。
 今のところ公共のバスはないので、島を巡るのは、ツアー、レンタカー、レンタサイクル、馬、徒歩ということになる。
 前回は8泊し、馬、レンタカー、徒歩で一周した。その経験と今回周るに当たり集めた情報を元に書いておきます。
1.ツアーは参加していないので分からないが、見つけにくいモアイなどにも行きたいのなら一番良いと思われる。車だけでなく、トレッキングツアーや馬で回るツアーも用意されている。
2.レンタカーが、個人で島を訪れた人には一番手軽。運転できない人でも、シェアする人を探している旅行者は多いので探せばなんとかなるはず。昔は舗装道路などなく、レンタカーはすべてスズキのサムライ=ジムニーの海外名だったが、今は主な道は舗装されており、普通にコンパクトな乗用車が多い。
3.レンタサイクルは慣れていない人が一周するのは少ししんどいと思うが、可能な距離。
4.馬がお勧めだが、水場が少ないので乾期は要注意。
5.そして、徒歩。レンタサイクルでしんどい距離なので、1日で一回りは無理。途中ヒッチは簡単だが、あまり甘く考えない方が良い。ただし、アナケナビーチから西に進むコースは徒歩か馬しか行けないので、ここに行きたければがんばるべし。このコースは非常におもしろいです。水場はないので大量に持って行くように! 徒歩で主な見所をすべて巡るには4日必要。野宿しながらだと水が足りなくなるので、ヒッチハイクで一々ハンガロアに戻るほうが良い。歩いて行くと思わぬ場所に倒れたモアイがあったり、レリーフがあったりで、楽しいです。

 できれば日数を割いて、じっくりモアイを眺めてください。それぞれ表情が違っていて味があります。倒れているモアイも以外におもしろい。